子供のテレビ依存・及ぼす悪影響とすぐできる改善策4つ

子供のテレビ依存 0歳児

『幼児番組を見ている間は大人しいからと見せていたら、なかなかテレビから離れなくなってしまった』

『アニメが大好きで、それを見せないといつまでもぐずってしまう』

『テレビを見るのが習慣になってしまい、いつまでもだらだらと見てしまう』

こんな悩みありませんか?

「○○ロス」なんて言葉が流行るくらい、家事に育児に忙しいママさんには、テレビの時間は有り難い時間ではありますよね。

しかし、だからと言ってテレビの時間が長くなってしまうと…

 

『テレビへの執着が強くなり、何をするにもテレビを優先するようになってしまった』

『テレビの見すぎで視力が低下し、早いうちから眼鏡を掛けなければならなくなってしまった』

『テレビの時間が長く、友達との時間が極端に短くなってしまっている』

なんて事になってしまうかもしれませんよね。

もちろん我が家もテレビにはかなり助けられてきましたが、そればかりに頼ってしまうのも考え物ですよね。では、どうすればいいのか…。

 

今回は、子供のテレビ依存による悪影響と、それの改善策を紹介したいと思います。

 

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テレビ依存による悪影響とは?

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視力が低下する

一番最初に心配になるのは、視力の低下ですよね。

視力の低下は、もちろん遺伝的な要素もありますが、テレビを長時間見続ける生活を続けると、眼精疲労を引き起こしてしまい、視力低下の原因になってしまう事もあります。

 

特に子供は、テレビを熱心に見たいという気持ちから、テレビに近づいて見てしまう傾向にあります。あまりに近い距離で画面を注視しているときは、一言「もうちょっと離れて見てね。」と声がけをしたいですね。

 

 

言葉の発達の遅れ

文字を覚えるのは、絵本や知育玩具でも可能ですが、やはり一番は生の言葉を耳で聞いて口に出す事です。もちろん、テレビからも言葉を覚える事はあるかもしれませんが、耳で聞くだけで「会話」をするのは難しいですよね。

 

一方的にテレビの言葉を聞くだけでは、自分で発音する機会も減ってしまう為、言葉の発達が遅くなってしまう事があります。

 

 

体力が低下する

テレビを見ている時間が長いという事は、外や支援センターなどで遊ぶ時間が短いという事になってしまいます。

 

家の中で多少は走り回っても、公園などで思いっきり身体を動かすのとは使う体力も違いますよね。テレビばかり見て、身体を動かす時間が短くなると、すぐに疲れやすくなってしまったり、風邪を引きやすくなってしまったりと、体力の低下の要因になってしまう事があります。

 

 

コミュニケーション能力の低下

対テレビの時間は、画面を見つめているだけの時間が長いですよね。その間は、人との関わりはもちろん、会話の時間も少なくなってしまう為、コミュニケーション不足が心配されます。

 

またそれに伴い、人見知りが長引いてしまったり、お友達とのコミュニケーションの取り方が上手く出来なかったりという事にも繋がる恐れがあります。

 

 

表情が少なくなる

面白いテレビを見ながら笑う事はあっても、ずっと画面を見つめている時の表情はほぼ真顔ですよね。その時間が長ければ長いほど、表情を顔に表す事が少なくなっていくと言われています。

 

また、急に怒ったり、泣き出したり、感情のコントロールが上手く出来なくなる要因につながる恐れもあります。

 

 

テレビ依存の改善方法は?

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では、上手なテレビ離れの方法はどんなものがあるのでしょうか?

お互いストレスにならないような方法をいくつか紹介しますね。

 

時間を決める

キッチンタイマーなどを使い、テレビを見る時間を決めましょう。

最初から見せないというのは、お子さんにとってストレスになり、さらに状況を悪化させることになります。

 

まずは、テレビを見る時間を短くすることから始めましょう。

ダラダラといつまでも見せてしまうのが一番いけないので、

「これが鳴ったらおしまいね」

「鳴ったらママと一緒に遊ぼうね」

などと説明してあげて下さい。

その間にママの料理や家事を終わらせるようにすれば、お子さんとの時間も作れますよ。

 

 

テレビのオフタイマーの活用

テレビの機能としてついている「オフタイマー」を使ってみるのも一つの手です。

時間になれば自動的に電源が切れるので、「テレビも休憩の時間だから、一緒に休憩しようか」などと声を掛けてあげましょう。

その間に夕ご飯などを済ませるようにすると、ご飯の時間はテレビを見ない習慣も身についていきますよ。

 

絵本や図鑑、ぬりえなどに置き換えてみる

テレビを見る時間を他の遊びに置き換えてみるのも効果的です。

好きなキャラクターの絵本や図鑑、ぬりえなども時間を忘れて集中してくれるので効果的ですよ。

上手に出来たら褒めてあげると、喜んでどんどん一人でやるようになりますし、勉強になる絵本もありますので、知識も増えて一石二鳥です。

 

約束事を決める

ある程度理解できるような年頃でしたら、テレビの見すぎで起こる悪い事を説明してあげましょう。

「見すぎると目が見えなくなって、大好きなテレビも見れなくなっちゃうよ」などと説明し、テレビの時間の約束事を決めましょう。

 

しっかり守る事が出来たらシールなどを貼ってあげて、それがいっぱいになったら好きなアニメを見せてあげるようにすると、特別感も出て、毎日長時間は見なくなりますよ。

 

まとめ

テレビの時間は大人しいし、家事も捗るからとついつい頼りがちになってしまいますよね。

実は我が家もそうでした(笑)

 

しかし、テレビに執着しすぎるのも視力の低下やコミュニケーション能力の低下などの心配もあるので、メリハリをつけてあげる事が大切です。

 

ママも思い切って家事の手を抜いて、お子様との時間を作ってあげる事も依存させない有効な方法です。

 

…とはいえ、幼児番組などで歌や踊りを覚えたり、動物の名前を覚えたりと、テレビも悪い事ばかりではないのは事実です。

 

重要なのはダラダラと見せない、点けっぱなしにしないという事です。

テレビも上手に活用して、お子様の引き出しを増やしてあげましょうね。

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