11ヶ月 卵アレルギーでも大変じゃない!離乳食メニュー13選

卵を使わない離乳食メニュー 11ヶ月

「卵アレルギーでも食べられる離乳食メニューって、どうしたらいいの?…」

「毎回毎回、赤ちゃんの食事をちゃんと作ってあげなくちゃ…」

「この離乳食を作ってあげたいけど、卵使用しているしダメかぁ…」

 

卵アレルギーのお子さんをお持ちのお母さん、こんな悩みありませんか?

卵は様々な栄養がバランス良く含まれていると言われていて、「鶏卵」が含まれる加工食品はかなり多いです。

しかし、卵アレルギーのお子さんをお持ちのお母さんにとっては、「こんなものにも入っている…」と愕然とすることもあるでしょう。

 

「これもこれも…卵が入っていてレトルトさえ使えない。」

「卵以外できちんと栄養を補うには、どうしたらいい?…」

「あれもだめ、これもだめ…で、食べさせるものがなくて、疲れてきちゃった…」

 

今回は、そんな卵アレルギーをおもちのお子様でも安心して食べられる“「卵」を使わずに作れる「離乳食」メニュー13選”をご紹介いたします。

 

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卵不使用の手づかみメニュー5選

この月齢は、「自分で!自分で!」と自分の手を使って食べたがる頃です。

「手づかみ食べ」は、スプーンやフォークを上手く使えるようになれる練習段階になりますので、思う存分させてあげてください。

ここでは、「卵不使用の手づかみメニュー」をご紹介します。

また、歯も生えてきて「かみかみ」が少しずつ出来るようになってくる頃でもありますが、食材の柔らかさは、「歯茎ですりつぶせる程度」としましょう。

 

◎いももち

材料
  • じゃがいも〔さつまいも・かぼちゃでも可〕
  • 片栗粉

 

  1. 茹でた(レンジでも可)じゃがいもをフォーク等で細かく潰し、片栗粉と混ぜ合わせて捏ねます。
  2. じゃがいもと片栗粉がよく混ざったら、手で平たい丸に成形します。(平たくするのは火が通りやすいため)
  3. 薄くサラダ油をひいたフライパンで、両面が少しキツネ色になるまで焼くと完成です。

 

◎鶏団子

材料
  • 鶏ひき肉
  • 玉ねぎ
  • 片栗粉
  • 塩胡椒少々

 

  1. 玉ねぎは、みじん切りにした後レンジで火を通します。
  2. 粗熱が取れた後、鶏ひき肉・塩胡椒と混ぜ合わせ、片栗粉を加え粘り気が出るまで捏ねます。
  3. 沸騰したお湯で十分に火が通るまで煮ます。

片栗粉をつなぎとして使っている分、しっとりとした鶏団子が出来ます。

野菜スープ・お鍋・うどんに入れたり、トマトソースで味付けしたり…と料理メニューが広がります。

 

◎蒸しパン

材料
  • ホットケーキミックス
  • 牛乳
  • 野菜〔人参・ほうれん草・かぼちゃ・さつまいも等〕

 

  1. 一度火を通し細かくした野菜とホットケーキミックス・牛乳を混ぜ合わせる。
  2. ケース(シリコンでもアルミでも)に入れ、蒸す(またはレンジで1分前後加熱)。

野菜の組み合わせにより、チーズをプラスしても美味しいですよ。

 

◎おにぎり

もちろん個人差はありますが、軟飯をもう嫌がらずに食べられる場合は、軽く握り、細かく切った海苔をちらすと食べやすいです。

ご飯には、鰹節やチーズ、しらす干しを混ぜ込んでも美味しいです。

また、海苔を細かく切るのは、海苔で包んでしまうと噛み切れず食べにくいからです。

 

◎竜田揚げ風

材料
  • 魚〔タラ・鮭・マグロなど〕または、ささ身
  • めんつゆ
  • 片栗粉

 

  1. 魚を使う場合は、骨・皮を取ります。
  2. 子どもが持ちやすい大きさに切ります。
  3. 水で薄めためんつゆにつけ、冷蔵庫で1時間ほど味をしみこませます。(めんつゆには、みりんや酒も入っているので、臭み等も消してくれます)
  4. めんつゆから出し、片栗粉をまんべんなくまぶし、少量の油で揚げ焼きします。

 

卵を使う料理の【卵不使用のメニュー3選】

次に、卵を使う料理を“卵不使用”で作る方法です。

◎ハンバーグ

参考意見
  • ひき肉〔鶏肉・豚肉どちらでも〕
  • 玉ねぎ
  • パン粉
  • 絹ごし豆腐
  • 塩胡椒少々

 

  1. 玉ねぎは、みじん切りにした後レンジで火を通します。(油で炒めても良いのですが、極力油使用を減らすため)
  2. ひき肉・絹ごし豆腐・塩胡椒少々を捏ね、粗熱を取った玉ねぎを加え、さらに捏ねます。
  3. 次にパン粉を少しずつ加え、まとまりやすくなったら成形し、薄くサラダ油をひいたフライパンで良く焼きます。

※我が家では、その他に〔ひじき・人参・ピーマン・かぼちゃ・キャベツ・ほうれん草〕など、複数選んで「野菜たっぷりハンバーグ」にしていました。

※上記の方法で作ったタネをキャベツに巻いてロールキャベツも作れます。

 

◎ホットケーキ

材料
  • ホットケーキミックス(卵不使用)
  • 牛乳
  • 好きな野菜

 

ホットケーキは、卵を使用しなくても美味しく出来上がります。

生地がお玉からぽってり…と落ちるくらい、水分を少なめに作ると、ふんわりとしたホットケーキになります。

生地に混ぜ込む野菜は、一度レンジ等で火を通してから細かくすると良いでしょう。

 

◎お好み焼き

材料
  • 小麦粉
  • キャベツ
  • 冷たい水
  • 鰹節
  • ひき肉
  • 粉チーズ…など、お好きな材料

 

ポイントは、小麦粉を冷たい水でダマにならないように混ぜてから、他の食材を加え、さっと混ぜることです。

また、入れる野菜を細かく切ることで、すぐに混ざりやすくなります。

その他に〔人参・ほうれん草・しらす干し・かぼちゃ・ひじき〕などを加えても美味しいです。

 

※もう少し月齢が進むと、トンカツ・チキンカツ・天ぷら・コロッケ…など卵をつなぎに使う料理を〔プレーンヨーグルトや牛乳や炭酸水〕を使って「卵不使用」で作ることも出来ます。
ここでは、油を多めに使う料理なので紹介はいたしません。

 

大人の料理を作る途中で取り分けられるメニュー5選

我が家は、子どもの卵アレルギーが判明してから、大人のご飯メニューもほぼ卵抜きで作っていました。

その為、料理途中で子どもの分だけ取り分けし、その後大人用の味付けにして一緒に食べていました。

まだ子どもには味付けがなくても良い時期なので、結構楽でしたよ。

そのメニューを簡単に紹介します。

 

◎煮込みうどん

お好きな野菜を切り、薄い出汁で煮ます。

野菜が柔らかくなったら、子ども分のうどんを煮て、うどんが柔らかくなった後に、子ども用を取り分け、野菜・うどんの麺を細かく切ってあげましょう。

子ども分を取り分けた後、大人用に味付けをします。

 

◎ミートソース

材料
  • トマト(トマトホール缶でも可)
  • ひき肉
  • 玉ねぎ
  • 人参
  • コンソメ
  • 〔その他お好きな野菜を入れても可〕

 

上記材料は子ども用ですので、大人用に味付けする際には、ご自分の好みに合わせ調味料を加えてください。

パスタを茹でる際に、子ども用は先に小さく折ってから茹でると、後で短く切る手間が省けます。
また、マカロニも食べやすいですよ。

 

◎味噌汁

我が家では具たくさん味噌汁を作っていました。

具材は、〔豆腐・わかめ・キャベツ・人参・玉ねぎ・じゃかいも・ほうれん草・大根・麩・なす・さつまいも〕などの中から5品は必ず入っていました。

味噌で味付けする前の出汁で煮たものを取り分け、野菜本来の味を味わえるようにしていました。

 

◎マーボー豆腐

絹ごし豆腐・なす(皮を剥いた部分)・ひき肉で炒め、コンソメで薄く味付けをし、片栗粉でとろみをつけていました。

なす・絹ごし豆腐・片栗粉のとろっとした感じが食べやすいようですし、作るのも簡単です。

 

◎餃子

市販で売っている餃子の皮には卵不使用が多いです。

具材は、キャベツ・ひき肉(鶏肉だとあっさりします)・玉ねぎの組み合わせだと、野菜の甘みを感じられます。

材料を全て混ぜ、皮に包んだ後、茹でるとさっぱりつるりと食べられます。

ただ、大人には物足りないような味なので、子ども分を作った後、調味料やニラをプラスすると良いでしょう。

 

また、上記の他に煮物・お鍋(味付けするのならば、寄せ鍋のような出汁中心のもの)も取り分け可能な料理です。

 

まとめ

「アレルギー持ちの子は大変」とよく言われますが、私の場合は逆に料理の知識が増えました。

わが子は10ヶ月前に「卵アレルギー」だと判明し、アレルギーのクラスも高かった為、そこからしばらくは完全除去でした。

その為、「卵で取れない栄養を他のもので補ってあげなくちゃ」と、色々な食材の栄養素を調べました。

野菜はもちろん、魚・肉も工夫をしながら作ってきた甲斐あってか、現在子どもに好き嫌いはありません。

卵を食べると、お腹が痛くなる、吐いてしまう、蕁麻疹が出てしまう…という症状が出ていた子ですが、病院にて行う「経口負荷試験」から3年経った現在、ゆで卵黄は1個、卵白なら「30.0g」食べられるようになり(初めは0.5でもアレルギー症状が出ていました)、アレルギークラスも下がりはじめました。

つい最近生まれて初めての「ケーキ」を食べられるまでになりました。

これには私自身も感動で、オムライスを食べられる日も来るのかもしれない…という希望も出来ました。

 

アレルギー持ちの子は確かに大変かもしれません。

お母さん(お父さん)もかなり気を遣って疲れてしまう時もあるでしょう。

でも、完全になくなることはなくても、「アレルギーが軽くなる」ことがほとんどだそうです。

 

今回は、同じアレルギーで悩んでいるお母さん(お父さん)の悩みに少しでも応えられれば…と思い執筆しました。

一緒にがんばっていきたいですね!

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