『子供の事は可愛いと言いながらも、育児に関しては全くと言っていいほど手伝ってはくれない』
『甘やかすばかりで、しつけに関しては無関心』
『イヤイヤ期で手を焼いていても、我関せずで頼りにならない』
こんな悩みありませんか?
イクメンとまではいかなくても、パパにも育児に参加してもらいたいと思うママさんも多いのではないでしょうか。
何もかもママが一人で頑張ってしまうと…
『人見知りは落ち着いたのに、パパ見知りはずっと長引いてしまうかもしれない』
『パパが甘やかすので、子供はママはいつも怒ってばかりと思ってしまうかもしれない』
『自分ばかりがイライラして、育児が楽しく感じられなくなってしまうかもしれない』
など、悩みや心配事は増えていく一方ですよね。
せっかく授かった我が子ですから、二人で協力して育児をしていきたいものです。が、現実はそう簡単にはいきません。
今回は、なぜ、子育て手伝わない夫になってしまうのか、パパも一緒に育児に参加させるにはどうすれば良いのか。強制するのではなく、パパも育児が楽しくなるような方法をいくつか紹介していきたいと思います。
パパが育児に消極的になってしまう原因
実はこの悩み、我が家もかなりドンピシャでした。
役職柄、仕事の勤務時間が長く、帰宅時間も21時を過ぎるのは当たり前でしたので、娘と接する時間はとても短かったです。
もちろん娘の事は可愛がっていましたが、家を空ける時間が長かった事もあり、人見知りと同時にパパ見知りが始まってしまいました。
元々そこまで育児に積極的だったわけではないのですが(笑)パパ見知りがひどくなるにつれ、さらに育児には協力的ではなくなってしまいました…。
私の経験も踏まえてですが、パパが育児に非協力的になってしまうのにはいくつか理由が挙げられます。
子供との接し方が分からない
初めての育児は誰でも戸惑ってしまうものです。
それに加えて姪っ子や甥っ子、友人の子供などとも接する機会が少ないと、子供とどのように接して良いかが分からず、自信も持てなくなります。
その為、子供と距離を取ってしまう事が多くなり、育児からも距離を取ってしまう事につながる事があります。
パパ見知りをきっかけに距離を置いてしまう
一度子供に激しく泣かれてしまうと、次もまた泣かれてしまうのではないかと不安になってしまい、どうせ泣かれるくらいならと、徐々に子供との距離を遠ざけてしまいがちですよね。
子供との距離が遠ざかると、もちろん育児からも遠ざかってしまいます。その積み重ねが、育児に対して非協力的になってしまう原因になってしまいます。
上手く出来ない事からの諦め
上手にオムツが替えられない
お風呂に入れると泣いてばかり
抱っこしてもあやしても泣き止んでくれない
など、自分が思っている通りに育児ができないケースです。
ママの方が上手にこなしているのを見て、さらに自信を無くしてしまい、どうせ上手く出来ないからと諦めてしまうパターンですね。
我が家はこれがばっちり当てはまります(笑)
手伝い方が分からない
ママが家事や育児に忙しくしているのは見ていて分かってはいるけれど、いざ手伝おうにも何をどうしていいか分からないというパパさんは意外と多くいます。
手伝っても余計にやる事を増やしてしまっては元も子もありませんからね。(笑)
上手にパパを育児に参加させる方法
何もしてくれないし、パパにはもう期待しないと思ってはいても、何もしない姿を見てイライラしてしまうのは時間も労力ももったいないですよね。
では、パパを少しでもイクメンに変身させるにはどんな方法があるのでしょうか?
いくつか紹介したいと思います。
簡単な育児からお願いしてみる
お風呂やオムツ替えで挫折してしまったパパさんなどには、もっと簡単な育児から参加してもらいましょう。
ガーゼで顔を拭く事や、着せる所までやった服のボタンを留めてもらうなど、あまり失敗しないような事から始めるんです。
ほんの少しの時間かもしれませんが、これも立派なお子さんとのコミュニケーションの時間です。
なれてきたら少しずつやってもらう事を増やしていきましょう。
やんわりとお願いする
何もしないパパを見てイライラしてしまい、そのままの感情でお願いしてもパパの重い腰はなかなか上がりません。
「○○してもらうと助かるなぁ~」
「○○だけお願いしても良い?」
など、やんわりとお願いするようにしてみましょう。怒りの感情には怒りしか返って来ませんからね。
同じ意味の言葉でも、頼むときのやり方が違うと、違った結果が出るのは子供と接するときと同じですよね。
ママが少し手抜きしてみる
どうせやってくれないからと、何でもかんでもママがこなしてしまうのは、パパの育児への参加をさらに遠ざけてしまう事になっている場合があります。
何でも完璧にしたい気持ちをぐっとこらえて、あえて少し手抜きをしてみましょう。
ママがやらなければ自分がやらなければいけないと分かれば、パパも自然と育児に参加できるようになります。
小さな積み重ねが気付けば二人での育児になっている日も、そう遠くは無いはずですよ。
パパと二人の時間を作ってみる
思い切ってお子さんと二人きりにしてみましょう。
…とは言え、初めから何時間もはパパもお子様もストレスになってしまいますので、15分くらいから始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。
パパとのコミュニケーションの時間が増えれば、不安な気持ちも軽減していくはずです。
オムツ替えなども実践をこなしていけば慣れていくものですからね。諦めずに根気強くやっていきましょう。
感謝の言葉を忘れずに
「褒めて伸ばす!!」ではないですが…(笑)
お願いした事をこなしてくれたり、頼みを聞いてくれた時には、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょうね。
お礼を言われて、悪い気がする人はいませんから。繰り返し感謝の言葉をかけることによって、言われた方も、自分が役に立ってるんだな、少しは助けになれたんだと安心します。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は魔法の言葉ですよ。
まとめ
ママとパパ、子供と接する時間が長いのは圧倒的にママだという家庭が多いかもしれませんが、だからこそ、パパも育児に参加して子供との時間を共有してもらいたいものですよね。
子供の成長はあっという間ですから、その一瞬一瞬を二人で一緒に分かち合う為にも、根気強くパパも子供と一緒に成長していきましょう。
出来ないからと諦めるのは簡単です。
出来る事から少しずつ育児に参加してもらっているうちに、いつの間にかイクメンになっていたなんて事になりますよ。
我が家もイクメンとまではいきませんが、娘が「パパ、パパ」と寄ってくるのは嬉しいらしく、休みの日は一日中遊び相手になるくらいまでは成長しました(笑)
パパの育児参加は、ママのゆとりにも繋がります。
育児の楽しいも大変も、夫婦で一緒に感じながら子育てしていきましょうね。
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