『毎日毎日、対子供の時間ばかりで疲れている』
『旦那に頼ろうにも、仕事優先で、なかなか家族との時間を作ってくれない』
『いけないとは分かっていても、感情が爆発して子供につらく当たってしまう』
こんな悩みありませんか?
いくら愛する我が子だとはいえ、毎日の育児に追われ、何でもかんでも子供が中心の生活は、誰でも息が詰まってしまうものです。
この気持ちは、誰もが通る道だからと、我慢ばかりを続けてしまうと…。
『子供に毎日罵声を浴びせるようになってしまった』
『育児が全く楽しめず、子供と関わるのが嫌になってしまった』
『近所から虐待しているのではないかと疑われてしまった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、育児の孤独感から解放される方法には、どのようなものがあるのでしょうか?いくつか紹介しますね。
孤独感を感じているのは自分だけではありません
まず第一に、育児は思い通りにいかない事の連続です。
自分が考えている筋書き通りに、子供が成長する事は無いと思って下さい。
そして、上手くいかない育児に悩んでいるのは、自分だけでは無いという事も知って下さい。
子供が小さいうちは、家事一つ、買い物一つするのも一苦労で、「どうしてこんなに苦労しなければならないのだろう」「自分を犠牲にして、我慢の連続…、こんな生活がいつまで続くんだろう…」などと思ってしまうものです。
念願の子宝に恵まれた人も、思いがけず授かった人も、子供がいる生活の人は、大なり小なり悩みを抱えているのです。
でも、それでいいのです。悩み・苦しみ・楽しみ・喜び、様々な感情を体験できる育児は、母親になったから、いや母親にしてもらったからこその特権なのですから。
正確には、今も現在進行形で、悩み、壁にぶつかり、もがき、そして子供の成長を見て喜びを感じる。この繰り返しです。激しい夜泣きに、こっちが泣きたくなる事もありました。
毎日寝不足で、体のだるさと格闘していた時期もありました。
人見知りや食の細さ、先の見えない育児にくじけそうにもなりました。そして、今もオムツ外しや娘のこだわりの強い性格にてんやわんやの毎日です(笑)正直、私は100点満点中50点にも満たない母親だと思います。
それでも何とかかんとか子育てをし、娘も成長しています。ありがたい事です。もうすぐ母親4年目のひよっこですが、子供と一緒に成長して、100点満点を目指していけたら良いと思っています。
ですので、あまり完璧を求めずに、上手くいかない子育ても受け入れてあげて下さい。
始めから100点の母親なんていませんからね。
孤独を感じているのは、あなただけではありません。
子育てをしている母親みんなが、あなたの同志です。
気持ちは溜め込まずに話したり、書き出してみる
育児に行き詰った時、苦しくなった時は、誰でも良いですから、気持ちを吐き出してください。
自分の母親でも良いですし、友達、ママ友、市町村の子育て支援窓口、保健師さんでも良いです。
とにかく、負の感情を溜め込んでしまうと、思考もどんどん下降していって、ネガティブな考え方になってしまいます。
また、気持ちが落ち込んでいる時は、負の気の流れから、自分でも思いがけない行動に出てしまいがちです。
話す事で他の人とのコミュニケーションになりますし、気分転換にもなり、気持ちも落ち着いていきます。
もしも、引っ越しなどで近くに頼れる人や仲が良い人、相談できる人がいない場合は、チラシの裏側でも何でもいいので、紙に今の気持ちを書き出してみましょう。
殴り書きでも、愚痴でも何でも良いです。
これは育児に限らず、何か悩みや壁にぶつかった時に、私自身がよくやる方法なのですが、気持ちを書き出す事によって、自分自身を客観的に見る事ができるのです。
そして、自分の気持ちと向き合うことで、今一番自分が悩んでいる事は何なのか?何がしたいのか?目指す部分はどこなのか?などが分かってくるのです。
孤独を感じ、鬱々イライラしている時は、感情のコントロールができずに、何に対してもイライラしたりしてしまいがちです。
書き出す事で、どの感情が一番占めているのか分かりますし、それを解消する為にはどうしたらよいのかも見えてくるのです。
また、書き出しているうちに、気持ちも不思議と落ち着いてくるんです。
もしも他の人に見られたくない時は、不要の紙に書いて破棄してしまえばよいですしね。試してみる価値はありますよ。
家に籠らずに出掛けましょう
子供を連れての外出は大変だからと、つい家に籠りがちになってしまいますが、鬱々としている時こそ、外に出て気分転換しましょう。
近くに公園などがあればそこでも良いですし、地域の子育て支援センターなどがあれば訪れてみましょう。
同じくらいの子を持つママさんがたくさんいますし、子供同士、ママ同士の交流のきっかけにもなります。
そして、色んな子育ての仕方も見えてきます。
良い部分は取り入れ、反面教師にする部分は戒めにもなります。
この時に、他の子と我が子を比べるのは無意味で無駄な行為ですからやめましょう。
100人いれば100通りの子育てがあって当然ですし、100通りのペースがあって当然です。
ママも自分以外の子育てを見る機会としても、子供が社会性を身につけるきっかけとしても、外に出るのは重要な意味を持ちます。
なるべく積極的に出掛けるようにしましょうね。
まとめ
孤独を感じない子育てはありません。
多かれ少なかれ、ママは悩み、もがきながら子育てをしています。
自分だけがツライ・苦しいとは決して思わないで下さい。
また、子育てのペースは人それぞれですから、他人と比べるのもやめましょう。
今は3年保育が主流になっていている時代です。
3歳になれば、嫌でも幼稚園に通い、親と離れる時間ができていきます。
そう考えると、家庭保育の時間はたったの3年なんです。
ずっと子供といられる時間が貴重だとも思えてきますよね。
子供が手を離れていくのは、気が付くとあっという間です。
全てがかけがえのない時間ですので、大切にしていきましょうね。
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