「離乳食を食べてくれる日もあれば、食べない日もあるので心配。」
「月例による離乳食の適正量を食べてくれない。」
「子供の食欲に合わせて離乳食をたくさん食べさせてもいいのか?」
こんな悩みはありませんか?
離乳食をあまり食べてくれないと栄養面など心配になり、ついもっと食べさせたくなりますよね。
しかし、心配だからと言って離乳食をたくさん食べさせようとすると、
「赤ちゃんのお腹の調子が悪くなり、下痢をしてしまう。」
「食べること自体が嫌いになる。」
「離乳食の時間になる度、自分の気持ちが落ち込んでしまう…。」
など、子供のことを思ってしたことが逆効果になることがあります。
今回は、11ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べる量が毎日違うときに見直したい6つのことについてまとめてみました。
5日や1週間などの期間ごとの食べる量で考える
大人の私たちもその日の体調や気分でたくさん食べる日もあれば、あまり食べる気がしない日もありますよね。
子供も同じように、離乳食を食べたい日もあれば食べたくない日もあります。
また、離乳食は食べることに慣れていく時期なので、はじめての食材や味付け、硬さなど好みににより食べないこともあります。少しずつ体重が増えていて元気であれば、毎日食べる量が違ってもあまり気にしすぎることはありません。
1日の単位で、離乳食を食べた食べないことで、気にするのではなくて、もっと長いスパンで考えてみましょう(^^)
5日や1週間単位で食べた量を観察し、あまりに少なすぎなければ大丈夫ですよ。
離乳食の内容を見直してみる
やわらかすぎるもの、飲み込みやすいものばかりでは、かむ必要がないのであまりお腹いっぱいにならず、どんどん食べてしまうことがあります。
また、苦手な食材だったり、硬すぎたりすると食べてくれません。
本などを参考にし、月齢にあった食材の硬さや大きさの調理を心掛けてください。
食材の切り方を変えてみたり、味付けを変えてみたり、工夫してみましょう。
月齢に合った調理をすると、かむ練習にもなり、だんだんゆっくり食べてくれるようになりますよ。
また、たくさんもぐもぐしようね、などと少しずつ声かけをしてあげるのも効果的です。
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手づかみ食べをさせてみる
汚されるのが嫌だからと言って、ママがスプーンで食べさせてばかりいたり、食器やスプーンを子供の手の届かないところにしか置かないようにしていると、子供の食事に対する意欲を損なってしまうことがあります。
今は食べることに慣れる時期ですので、手づかみ食べを思う存分にさせてあげ、子供の食べる意欲を伸ばしてあげてください。
スプーンに興味を持っているようであれば、スプーンにも挑戦させてあげましょう。
もちろん上手に食べられたらたくさん褒めてあげてください。
褒められると嬉しくて、もっと食べてみようという気持ちになります。
テーブルや床が汚れるのが嫌なら、汚れてもいいエプロンなどを着させ、床にはシートを敷くなど工夫しましょう。
母乳やミルクのタイミングを見直す
母乳やミルクの授乳のタイミングはいつも決まっているでしょうか?
もしかすると、食事の前の授乳によりお腹がすいていないので食べないのかもしれません。
食事の時間を考えながら、授乳のタイミングを変えてみましょう。
食事の時間は、毎日大体同じ時間になるようにし、そこから逆算して授乳の時間を考えるといいかもしれません。
食事の直前に与えるのではなく、授乳から数時間後に食事の時間になるように調整し、食事が終わって、母乳やミルクもほしがるようでしたら、授乳しましょう。
食事の雰囲気を楽しいものに
食べないからといって無理に食べさせようとしたり、何で食べないのかと思い悩み、表情の暗いママより、笑顔で食事をしているママのほうが子供にとってもうれしいですよね。
食事は楽しく食べるものなんだということを教えてあげられるよう、ママは笑顔で楽しく離乳食を食べさせてあげてください。
そうすると、食べることに興味を持ち、規則正しい食事習慣も身につくと思います。
また、たまにはレジャーシートを広げて、ピクニック気分で食事をしてみるなど工夫すると楽しい雰囲気で食事することができますよ。
体を動かす遊びを取り入れてみる
大人でもたくさん体を動かした日はお腹がすくように、子供にも体を動かす遊びを促してみるとお腹がすき、たくさん食べてくれることもあります。
家の中でも布団やクッションを利用して段差を作り、そこを乗り越えさせてみたり、音楽をかけて一緒に体を動かしてみたりしてみてください。
家の中が狭くてあまり体を動かせない場合は、近くの児童館に行ってみたり、公園でレジャーシートをひろげていつもと違う状況でハイハイや歩かせてみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供の食べムラは決してわるいことではありません。
離乳食の時期は、食べることに興味を持たせ様々な食材に慣れてもらう時期でもあります。
まずは、月齢に合わせた食事を用意し、その時の子供の様子をしっかり観察しましょう。
食べた、食べないに一喜一憂することよりも、楽しい雰囲気でママも一緒に食事を楽しんでみてくださいね。
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