いつもぎゃーぎゃー!困った7歳と5歳の兄弟喧嘩への対処法3つ

兄弟げんかの対処法 5歳児以降

『やんちゃ過ぎて、兄弟が顔を合わせればすぐに喧嘩に発展してしまう』

『仲良く遊んでいても、些細な事で気が付くとバトル開始。』

『男の子で力も強くなってきたので、仲裁するのが大変』

 

こんな悩みありませんか?
兄弟・姉妹で、全く喧嘩をしないというのは、ごくまれな事で、大なり小なり喧嘩をする事は日常ですよね。
しかし、これが毎日続き、どんどんエスカレートしてしまうと…。

 

『家の外でも喧嘩をするようになり、ご近所に迷惑をかけてしまう』

『喧嘩を止めようとしたお友達に怪我をさせてしまった』

『口で言っても聞かないので、ついつい手を上げるようになってしまった』

 

そんな事に発展してしまうかもしれませんよね。
とは言え、ギャーギャーと毎日騒がれるとママもイライラしてしまいます。

そこで今回は、上手な兄弟喧嘩の対処法をいくつか紹介していきたいと思います。

 

スポンサーリンク

『喧嘩するほど仲が良いという精神で』

確かに、毎日のようにギャーギャー騒いで喧嘩され、挙句にどちらかが泣いてしまい、しばらくの間泣きっぱなし…なんて状態は、はっきり言って参ってしまいますよね。

 

しかし、喧嘩するほど仲が良いと言われるように、実は兄弟喧嘩は子供にとって学びの場でもあるんです。

 

例えば、「おもちゃを横取りされた=嫌な気持ち・悲しい」、「力いっぱい叩かれた=痛い」などという事を、喧嘩をする中で学んでいきます。
これを繰り返していくうちに、自分がやられて嫌な事は、他の人にはやらないという事が身に付いていきます。

 

初めのうちは、やられたらやり返す事の方が多いかもしれませんが、喧嘩の回数を重ねるうちに、やり返すよりも最初からやらない方が良い事を理解していきます。
それによって、自然と喧嘩の回数も減り、相手を思いやることが出来るようになり、兄弟の仲も仲良くなっていく事が多くなりますよ。

 

また、兄弟以外にも、親や友達にも思いやりの気持ちを持つ事が大切だという学びにもなりますからね。
「喧嘩=すぐに仲裁」ではなく、喧嘩も学び、多少は見守ってあげる気持ちを持ちましょうね。

 

『否定しないで同調しましょう』

「お兄ちゃんなんだから」「○○はまだ小さいから出来ないの」「お兄ちゃんの邪魔しないの」など、ついどちらかを否定するような言葉を掛けてしまいがちですが、否定された方は、ママは自分の味方ではいてくれないという印象を受けてしまいます。

 

仲裁に入る時は、否定するのではなく、子供の気持ちに寄り添って同調してあげましょうね。「叩かれていたかったね」「喧嘩しちゃって悲しいね」など、ママが分かってくれていると伝われば、子供の気持ちも落ち着いていきます。

 

その上で、何で喧嘩になってしまったのかを聞いてあげて下さい。
子供の喧嘩は些細な事が原因になる事が多く、親からしたらそんな事でと思ってしまいますが、子供の言い分もしっかり聞いて、どうしたら喧嘩にならないのかを教えてあげましょうね。

 

ポイントは、「兄は弟の良き見本になり守る事・弟は兄を尊敬し、学ぶ事」を言い聞かせてあげる事。
そして、お兄ちゃんには「いつも○○と遊んでくれてありがとう」。
弟には「お兄ちゃんは○○の事が大好きだから、一緒にいて楽しいよね」など、お互いにプラスになるように褒めてみましょう。

 

これが理解できるようになってくると、些細な事での喧嘩や言い争いは少なくなり、お兄ちゃんは弟の手本になるように行動し、そのお兄ちゃんを見て、弟は学び・尊敬するようになるので、一緒にくっついていても、仲良く過ごす時間が増えていきますよ。

 

『仲裁に入るのは最終手段』

騒がれるのもうるさいし、泣かれたらもっと面倒だからと、喧嘩が始まったらすぐに止めに入ってしまいがちですが、これを繰り返してしまうと、喧嘩をしてもママが解決してくれると思わせてしまいます。

 

喧嘩をしても自分達で仲直り、非を認めてごめんなさい。どうしたら喧嘩しないで仲良く遊べるようになるのか、などを子供達に学ばせるためにも、ママの仲裁は最終手段で取っておきましょう。

 

仲裁の目安は、あまりにも激しくて、大怪我をしそうな時や、出先で周りに迷惑をかけてしまいそうな時、「死ね・殺す」など、誹謗中傷の言葉を言った時には、ママが仲裁に入り、しっかりといけない事だという事を説明し、叱りましょう。
これが癖になり、お友達などにも同じような行動を取ったら大変ですからね。

 

それでも聞かずに喧嘩を止めない場合は、親の権力を使い(笑)、おやつやご飯を抜きにしたりと、少し厳しい罰を与えてみたりすると効果的ですよ。

 

まとめ

毎日のように勃発する兄弟喧嘩は、つい声を荒げて、頭ごなしに叱って止めてしまいがちですが、その喧嘩に至るまでの理由が必ずあります。
その原因をしっかりと突き止めてあげないと、いつまでも同じ理由で喧嘩は続きますからね。仲裁するなら丁寧に、子供の話を聞いてあげましょう。

 

また、喧嘩をする事もお互いが自分の意見を主張できるようになったという成長の証になります。
喧嘩を通して、さらに上の思いやりを持つという事が出来るように、周りの大人が上手に手助けしてあげましょうね。

 

大きくなるにつれ、兄弟喧嘩は徐々に減っていきます。
小さい今のうちだけの光景だと思えば、ママのイライラも少しは軽減しますし、微笑ましい光景だとも思えるようになりますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました