『出掛けたがるけれど、外出先でのわがままが酷くて困る』
『どこに行っても自分の思い通りにいかないとすぐにごねてしまう』
『わがままが酷いので、出掛けるのが億劫になっている』
こんな悩みありませんか?
子供にはイヤイヤ期があり、どうしてもわがままになってしまう時期がやって来ます。
とは言え、出掛ける度にイヤイヤされてはママも困ってしまいますよね。
時期が過ぎれば落ち着くだろうと思ってはいても…。
『毎回のわがままに味を占めたのか、ごねれば何でも思い通りになると思ってしまうようになった』
『お店でもお構いなしに騒ぐので、恥ずかしくて出不精になってしまった』
『いう事を聞かないので、外でもつい声を荒げてしまうようになった』
こんな事になってしまうかもしれませんよね。
今回は、外出時でわがままが酷い3歳児に適切な対応4つについて、紹介したいと思います。
『まずは、しっかりとお約束をさせる』
3歳ならば周りの言っている事が理解できてくる年頃です。
まずは、出かける前にしっかりと目を見て、これから出かける場所についてお話してあげましょう。
どんな目的で行くのか、どことどこに行くのかなど、事前に教えてあげるのです。
これから行く場所について分かっていれば、着いてから思っていた場所と違うという理由でのわがままは少なくなります。
また、騒いでいい場所ではないなら、大人しくお利口さんにするように約束させましょう。
出先で声を荒げたりしたくないのであれば尚更です。
この約束をしっかりと守る事が出来たら褒めてあげ、出来なかったらペナルティを与えるのも効果的ですよ。
おやつを無しにしたり、お気に入りのおもちゃやテレビを禁止にしたり。
少し可哀そうと思うかもしれませんが、「わがままを言う=自分にとって嫌な事」という事が分かれば、むやみやたらに駄々をこねる事も無くなりますよ。
『おやつなどに頼らないようにする』
出先で、人前で、過剰なまでのわがままを言われ、手を付けられない状態になると、ついついおやつやご褒美に頼ってしまいがちになりますよね。
正直、我が家もこの手をよく使っていました(笑)
しかし、これをダラダラと続けてしまうと、「わがまま=おやつが貰える」という間違った認識が生まれ、おやつやご褒美をもらいたいが為に、わざと駄々をこねる原因にもなってしまいます。
よって、なるべくおやつには頼らないようにし、どうしてもだめな時の最終手段としておやつは取っておくようにしましょうね。
『凛とした態度を崩さない』
わがままを言い始め、手が付けられなくなると、周りにも迷惑が掛かるからと、お店から退散したり、甘い態度を見せてしまうものですが、ここで根負けしてしまうと子供の思う壺になります(笑)
いう事を聞かないからこそ、ママは凛とした態度を崩さないようにしましょう。
目的の場所に行きたがり、そこから動かないようなら、思い切って置いていくそぶりを見せ、泣くなら泣かせ続けましょう。
どんなにわがままを言っても、必ずしも自分の思い通りにはならないという事を学ばせるのです。
ずっと泣き叫べば周りの注目も浴びます。
同じくらいのお友達も不思議そうな顔で見てきます。
この状況が恥ずかしい事だという事を身をもって理解させるのです。
そして、ある程度時間が経過したら、しっかりと言い聞かせてあげましょう。
一度では難しいかもしれませんが、何度か繰り返していくうちに、自然とわがままも落ち着いてくることも多いですよ。
『時間制にして子供の好きな場所に連れていく』
とは言え、毎回大人時間に付き合わせるのも子供にとってはストレスになります。
たまには子供が行きたがる場所にも立ち寄ってあげましょう。
「give-and-take」の精神ですね(笑)
しかし、ここでポイントとなるのは、ダラダラと好きな場所に行かせない事。
子供は楽しい・嬉しい場所にはいつまでも居たがりますし、これを無理矢理連れていこうとすると、ここでもわがままを言うようになります。
そんな時は、時間を決めて行かせるようにしましょう。
スマホに入っている目覚ましや、ストップウォッチでも構いません。
「これが鳴るまでね」「時計の針がここに来るまでね。」などと約束させましょうね。
時間を守るという事にも繋がりますし、たとえ短い時間でも、まったく遊べないよりは子供のストレスも少なくなりますからね。
【まとめ】
子供のイヤイヤ期によるわがままは、多くのママさんが通る手を焼く厄介な時期ですよね。
しかし、言う事を聞かないからと、頭ごなしに怒ったり、辞めさせる事は逆効果になってしまう事が多くあります。
まずは、なぜわがままを言ってはいけないのかという事をしっかりと理解させる事が大切です。
また、なるべく甘やかさないように、根負けしないようにしましょう。
子供に主導権を握らせてしまうと、わがままがエスカレートするだけですからね。
子供に合った方法を見付け、ママも子供もストレスが少ないようにしていきましょうね。
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