「ボタン留めが、上手にできなくて癇癪を起こす。」
「ボタン留めのやり方はわかってるんだけど、なかなかできない。」
「朝の忙しい時間に子供が自分で、ボタン留めををしてくれたらいいのになぁ…」
3歳にもなると「自分で!」といってボタン留めをやろうとするけど、できなくて癇癪。
その癇癪でママもイライラ・・・。
そのままにしておくと、
「保育園で他のお友達はみんなできているのに、ウチの子だけできないのではと不安になる。」
「どうやってボタン止めの練習すれば良いのか、わからないままになってしまう。」
「もしかして手先が不器用で、この先色々苦労するかもと不安になる。」
こんな風に思うこともあるかもしれませんね。
ボタン留めって大人は手元を見なくてもササッとできちゃいますが、はじめての子供には大変な大仕事。
今回は、3歳児のボタン留めをがメキメキ上達する3つの方法をご紹介しますね。
まずは、お人形の服のボタン留めから
3歳というとお世話遊びがブームになってくる年頃ですよね。
お人形の服を脱がせたり着せたり。
その延長線上で、お人形さんの服のボタンを留めてみましょう。
難しいとママに丸投げしちゃうという子も居るかもしれませんね。
なので、なるべくシンプルで、大きなボタンがひとつだけついているようなお洋服をママが作ってあげてもいいですね。自分でしてあげられる!というのは子供の自信にも繋がりますし、遊びにも集中できて楽しさも増すはず。
実は、我が家もボタンの練習はお人形の洋服からスタートしました。
直径2cmくらいの大きなボタンがひとつついただけのものでしたが、それが楽しいらしく何度も留めていました。それに慣れると今度は一回り小さなボタンが2つついた洋服で練習。
始めは苦戦していましたが、徐々にできるようになっていったものです。
また、お人形の洋服でなくても例えばフェルトなどでボタンを留めるおもちゃを自作されても良いかもしれません。その時には車だったりお料理だったりキャラクターだったり、子供の好きなものの要素を盛り込んであげると良いですね。
車や電車の端っこをボタンでつなげてどんどん連結していったりするおもちゃは、我が家でも重宝しましたよ。
遊びにつなげると子供も上達が早いですね。
なお手作りが大変な方は、市販されているものもあるみたいですよ。
→Amazonで、『ボタン おもちゃ 練習』を検索してみる。
ボタンを半分通した状態からスタート
まず、ボタンの仕組みを理解しないことにはボタン留めは難しいです。
一番初めは、子供はどうしてボタンが止まるのか理解できないですもんね。
なので、はじめにママがボタンホールにボタンを半分引っ掛けた状態で子供にバトンタッチ。
そこから引っ張ればボタンが通るということを学べます。
これを繰り返すことで、ボタンがどうやって止まるかということを理解することができますよ。
慣れてきたら、大きなボタンから練習開始!
ある程度お人形のボタンを通せるようになったら、いよいよ自分の着ている服のボタンに挑戦です。これは、お人形のボタンを留めるよりも遥かに難しい作業です。
初めからシャツについているような小さなボタンでは、まず留めることができません。そういうものは、大体ボタンホールも小さく、ボタンが通すのに力が必要だったりしますので、慣れていない子供には難しいんですよね。
急にこんなにレベルアップしてしまうと、子供も挫折してしまいます。
まずは、大きめでボタンホールも大きいものから練習をスタートすると良いですね。
うちの娘は、よくパパのお膝に座ってパパが着ているカーディガンのボタンを留めたり外したりして練習していました。
自分の服よりも人の服でするほうが簡単で、パパともコミュニケーションできて楽しかったようです。
また、練習しやすいように大きめのボタンで、ボタンホールの色と留めるボタンの色がおなじになっているようなパジャマなんかも販売されています。
子供のお気に入りのキャラクターのパジャマだとやる気も倍増ですから、試しに一着用意してもいいかもしれません。
→Amazonで、『ボタン 練習 パジャマ』を検索してみる。
また、自分の服のボタンとなると今までと向きや見え方も違ってきますので、始めは少し混乱してしまう場合もあります。そんな時には子供の後ろからママが手を添えてあげてちょっと誘導してあげると良いですね。
最初は全部のボタンを出来ずとも、一番やりやすいところだけ任せるところから徐々に数を増やしていくと、苦手意識を持たずに進められます。
大切なのは大変だとう気持ちではなく、「出来た!」という気持ちをもたせることです。
まとめ
自分でボタン留めをしたいって言うからさせてみたけど、案の定ボタンが上手にできなくてキー!っと癇癪。
わりとよくあることなのかもしれませんが、それが毎回だとママはちょっと疲れちゃいますよね(^_^;)
早く上手にできるようにならないかしら…なんて思うけれど、勝手にできるようにはなかなかならないもの。楽しみながら少しずつレベルアップしていければ良いですね。
ボタン留めの練習において大切なのは、じっくりと時間を掛けてやらせてあげることです。
そのためには忙しい朝、自分の服で練習させてはママもやきもきしますし、子供も焦って上手にできません。なるべくは時間のある夜などにゆったりとした気持ちで見守りつつ取り組ませてあげましょう。
そして、上手に出来たらたくさん褒めてあげて下さい。
褒められると達成感が倍増し、嬉しい・楽しいという気持ちから上達も早くなります。
そのうち、かつては「出来ない~~~!」と泣いていた子が幼稚園の制服の、そこそこ小さいボタンを自分でヒョイヒョイ留める日が来ますよ。
ちょっとさみしいような、嬉しいような気持ちになるんですよね。
親子で遊びを交えつつ楽しみながら練習してくださいね。
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