言葉をあまり話さない2歳児をペラペラ喋るようにする3つのステップ

言葉をあまり話さない2歳児 2歳児

「同じ月齢の他の子とくらべて、うちの子は言葉が少ない気がする」

「検診では問題ないと言われたけれど、やっぱり心配」

「子供に話しかけても反応が薄いし、これって意味ある?」

 

1~2歳の子供の発達に個人差が大きい時期というのは、ついつい他の子と比べて一喜一憂してしまうものです。なかでも歩行のタイミングや言葉の発達は、目に見えて差がわかりやすいため悩むママやパパも多いですよね。

極端に語彙が少ないと、

 

「どうやって子供に言葉を覚えさせれば良いのかわからない」

「言葉が少ないまま、子供が入園を迎えてしまったらどうしよう」

「2歳を過ぎてこんなに言葉が少ないと、発達に関する病気が心配」

 

というように悩んでしまうママも居るかもしれません。

検診などで異常がないと言われても、子供の言葉の発達のために、何かできることがあるならやっておきたいですよね。

では、二歳児の子供があまり言葉が出ていないなと感じた時、子供に言葉を促す良い方法はあるのでしょうか。いくつかご紹介しますね。

 

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たくさん話しかける

お子さんの言葉の発達で悩んでいるママにとって、「たくさん話しかけてあげてね」という言葉は、もはや耳だこになってしまっているかもしれません。

それだけ、言葉の発達にはママやパパからの話しかけが大切だと考えられているからなんです。

 

ママにとっては、十分話しかけていると思うこともあるかもしれません。

しかし、どうしてもママと子供の1対1で1日のほとんどを過ごす場合、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒に暮らしている場合や、保育園などの集団生活に身を置いている場合と比べると、言葉のシャワーの量が大きく異なることも現実なのです。

 

ですので、ママが意識して色々なことを声に出して子供に聞かせるということが非常に重要になってきます。

 

例えば、

お外を歩いていて

「お天気が良いね、暖かいね。」

「お花が咲いているね。ピンク色で可愛いね。」

ご飯を食べながら

「これはほうれん草だよ、美味しいね。」

といった感じで、普段は思っていても敢えて口に出さないことを、どんどん言葉にして子供に聞かせます。

これを意識してすることで、子供が耳から得る言葉の量がグンと増えます。

 

我が家では、夜寝る前にベッドの中で、子供に創作のおとぎ話を話してあげていました。

娘が主人公のお姫様の物語です。その日にしたことを織り交ぜながら、時々メルヘンにお話を作ります。

ちょうど二歳くらいからこの習慣が始まったのですが、始めは聞くばかりだった娘が、少しずつ私の言葉を繰り返すようになりました。

次第に「今日は何色のドレスを着たのかな?」と聞くと「赤!」など簡単に答えてくれるようになり、4歳の今ではお話作りに大いに参加してくれています。

 

子供の大好きな分野で興味を引きつつ、お布団の中という集中しやすい環境で聞かせたのが良かったのかなと思います。

 

歌をたくさん歌って聞かせる

歌を歌って聞かせることも、話しかけと同じく効果的です。

メロディーに乗った歌は耳に残りやすく、覚えやすいんですよね。

TVやCDなどで聞かせるよりもママの肉声が良いのだとか。

同じTVをみせるにしても、ママと一緒に観て一緒に歌ったり手遊びを交えながら観ると良いですね。

 

特に童謡では、体の部位や動作の名称を覚えられる歌が多いです。

ここが頭、ここが手といったことって案外日常生活では覚えにくかったりするんですが、歌だと頭に触れたり手を叩いたりと動作を付けて覚えていくので、より身につきやすいのかもしれませんね。

 

支援センターなどで刺激を受ける

たくさん子供がいる場所に出かけて、他の子供と触れ合ったり、他の子供の話してるのを聞くということで脳が刺激され、活性化されます。

 

言葉の発達に限らず、なかなか歩かないなと思っていた子を支援センターに連れて行ったら、帰ってきた途端歩こうとした、なんて話もよく聞きます。

 

子供はやっぱり自分と同じ年頃の子供をよく見ていて、触発される部分があるのかもしれませんね。

 

TVって駄目?

小児科の待合室などではよく、子供にスマホやTVなどのメディアを見せすぎてはいけないと書かれたポスターが貼ってあったりします。

そういったものからは語彙が増えないとか、脳の発達にはよくないとか書いてありますよね。

家事が忙しい夕方なんかにはTVに頼ってしまう身としては、なかなかに肩身の狭い思いをしつつ眺めていたのですが、

では本当にTVって言葉の発達には無関係なんでしょうか。

 

実は我が家では通信制の幼児教育を受講しているのですが、その教材の中にはDVDも入っています。

子供が好きで、せがまれては「普通のテレビ番組をみせるよりは良いだろう」と思って見せることが多くありました。

すると、知らず知らずのうちに娘はDVDに出てくる挨拶や歌などを言えるようになっていて驚いたものです。

 

もちろん見せ過ぎや、そればかりで言葉の発達を促そうとするのはよくありません。

しかし、全く役に立たないかというとそうでも無いようです。

 

まとめ:あまり気にしすぎないで

前述しましたが、1歳~2歳の頃というのはものすごく発達に個人差がある時期なんです。

1歳になる前に歩く子もいれば、1歳半間近で歩くようになる子もいるように、言葉の発達もそれぞれ違います。

大人でも人それぞれに得意分野が違うので、子供にもそういうことがあるのかもしれませんね。

 

言葉が出ないなと親が心配している時期には、子供は一生懸命言葉を貯めているのだそうですよ。

全く話さなかった子が2歳半や3歳になって急に、爆発したように話し始めるということも多々あります。

 

可愛い我が子のことですから、親としては心配でやきもきしてしまいますよね。

ですが、今はできることをしつつ焦らずに見守るほかありません。

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