『歩き始めてから、大人しくカートに乗ってくれなくなってしまった』
『カートに乗ってもすぐに下りたがってしまうので、ゆっくり買い物が出来ない』
『乗らないからと歩かせても、すぐに目の届かない場所に行ってしまうので気が気じゃない』
こんな悩みありませんか?
歩き始めた子供は、自分の足でどこまでも行けるのが楽しく、以前は大人しく乗っていたカートにもなかなか乗ってくれなくなりますよね。
我が子の成長を嬉しく思う反面…
『どこまでも行ってしまうので、探し回るのに時間を要してしまう』
『無理やりカートに乗せようとすると、泣き叫んで周りに迷惑をかけてしまう』
『物騒な世の中、少し目を離した隙に居なくなってしまうかもしれない』
など、親の心配は尽きませんよね。
ずっと抱っこしているのも疲れるし、買い物に出るのも億劫になってしまいますが、パパやばぁばに毎回付き合ってもらうのにも限界がありますよね。かと言って、買い物しないわけにもいかないし…。
今回は、スーパーのカートに子供が乗りたがらない…をさっと解決する6つの知恵を紹介しますね。
なぜ子供は買い物中に、大人しくしてくれないのか
子供がどこまでも歩き回ってしまうのにはいくつか理由があります。
まずは、自分の足で歩けるのが嬉しい事。
今まではカートに乘ったり、抱っこ紐で抱っこしたりでしたからね。目線も高い位置にあったので、自分の目線で見て回れるのが嬉しくて仕方がないのです。
次は、好奇心旺盛になって来た事。
ハイハイの頃もそうですが、今まで見た事のない物や、お菓子やおもちゃなど、自分の好きな物が分かって来たので、その場所に目がけて行ってしまうんですね。
どこまでも行く度にうるさく言っても逆効果になる事も多いものです。もちろん、商品を壊したり、棚をぐちゃぐちゃにした時はしっかりと叱らなければいけませんよ。
我が家も今まさにカートに乗らない時期…。長い時間じっと乗っていてくれないんですよね。
脱走もですが、ぐずってずっと抱っこなんて事もしばしば…。
では、子供と一緒の買い物コツはどのようなものがあるのでしょうか?
キャラクターカートに変えてみる
同じカートでも、ママと向き合って乗るショッピングカートや、ベビーカーのようなタイプの物だとすぐに飽きてしまいぐずってしまう場合には、子供の好きなキャラクターがあしらわれているキャラカートに乗せてみましょう。
ハンドルがついていたり、絵がくるくる回る場所や音が鳴ったりと、子供が楽しむ仕掛けがたくさん付いています。普通のカートよりも周囲には気を配って押さなければなりませんが、どこまでも追いかけていくよりははるかに楽ですよね。
お気に入りのキャラクターの物を気に入れば、「○○に乗って一緒に買い物しようね」などと声を掛けてあげると、次からは進んで乗りたがるようにもなりますよ。
一緒にカートを押してもらう
歩きたくて仕方がないのであれば、一緒にカートを押してもらってはいかがでしょうか?
ショッピングカートの仕様も色々あります。
少し小さめのカートなら下の方を持ってもらい、ママが上の方を持ち、一緒に押して買い物してみましょう。もちろん、怪我をしないように気を付けないといけないですが、子供が側にいる点では安心できますよね。
遊び感覚で買い物をさせてみる
見るもの全てに興味を持ち、何でもかんでも触りたがる時は、あえて買い物のお手伝いをさせてみましょう。
何でも真似したい年頃なのであればなおさらです。壊れやすいものや割れ物などは危険ですが、もやしやキノコ、納豆などの軽めで下に陳列してあるものは子供でも取りやすいですよね。
物の名前を覚える事にも繋がりますし、ママと一緒に買い物している事が楽しいので、大人しく側について歩いてくれますよ。
買い物の前にお約束する
買い物の度におやつを与えるのも一つの方法ですが、虫歯の心配もありますし、あまり常習はしたくないのが本音だというママさんも多いのではないでしょうか。
その場合は、買い物の前にお子さんとお約束をしましょう。
- これから買い物に行く事。
- お利口さんにカートに乗る事。
- いたずらしない事。
- 勝手に居なくならない事。
など、しっかりお話してから出掛けましょう。
そして、しっかり出来たらご褒美として好きなおやつを一つ買ったり、お菓子を一つあげたりしてみましょう。
もちろん、褒めてあげるのは大前提ですよ。そうする事で、初めはご褒美目当てかもしれませんが、徐々にご褒美無しでも大人しく買い物が出来るようになりますよ。
買う物をメモしていく
色々と見て回りながら献立を考えるのも楽しいですが、子供も一緒だとなかなかそうもいかないのが現実ですよね。ましてや動き回るとなるとなおさらです。
子供がすぐに飽きてしまう時は、買い物時間も短くする必要がありますよね。
そんな時は、買う物のリストをメモしていきましょう。買い慣れているスーパーなら、どこに何があるかも把握していると思いますし、メモの物だけ買うようにすれば節約にも繋がりますよ。
託児所なども選択肢に
あの手この手を使っても、やっぱりダメな時は、毎回とは言わないですが、一時預かりや託児所の利用も選択肢に入れてみて下さい。
買い物の為に利用している人も結構いるものです。
イライラしているママを見るのは、お子様にとってもあまり良いとは言えませんからね。
もし預けられるのが嫌で泣くようでしたら、いい子にしてれば一緒に居られるという事を学ぶチャンスにもなりますよ。
まとめ
歩き始めやイヤイヤ期、その時その時で買い物での悩みは尽きませんよね。
ゆっくりと買い物できるのはいつになる事やらと思ってしまうかもしれませんが、しっかりとお子さんと向き合い、根気強く話せば理解してくれる時が来ます。
頭ごなしに怒鳴るのは逆効果。
お利口に買い物できた時には褒める事を忘れないで下さいね。
また、一緒に買い物する事は、買い物マナーや善悪の区別を付けることにも繋がります。
悪い事ばかりではありません。
あっという間に、一緒に買い物に出掛けたがらなくなる日がやって来ます。
お子様との大切なコミュニケーションの時間だと思いながら、向き合っていきましょうね。
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