2歳児の場所見知り 知らない場所で不安がる我が子への4つの克服法

2歳児の場所見知り 2歳児

『家では活発に遊ぶのに、支援センターなどに行くとずっと泣いてばかりでまったく遊んでくれない』

『外には出たがるのに、いざ出掛けると警戒してずっと抱っこを求めてぐずってばかりいる』

『せっかく遊びに行ったのに、お友達が遊んでいるのをずっと眺めているだけで、全然群れて遊んでくれない』

 

こんな悩みありませんか?

人見知りも場所見知りも一時だけでそのうち収まるだろうと思っていても、あんまりひどいと後々の事も心配になってしまいますよね。

 

『幼稚園に入る歳になっても、場所見知りがひどく、登園拒否をしてしまうかもしれない』

『そのうち、外に出る事すら嫌がって家遊びばかりになってしまうかもしれない』

『大きくなっても社交性が身に付かず、いつも一人でいるようになってしまうかもしれない』

 

実は、我が娘もこの悩みドンピシャなんです…。

元々人見知りはひどい方で、合わせて場所見知りももちろんあったのですが、2歳になった頃は一旦落ち着いたんです。

 

やはり一時の事だったんだと安心したのも束の間…。

最近また場所見知りが始まってしまい、どこに行くにもすぐに抱っこ抱っこで、スーパーで買い物するのも容易ではありません。自分の買い物なんてもってのほか!!困っちゃいますよね…(泣)

 

では、なぜ場所見知りをするのでしょうか?

今回は、場所見知りをする理由と、知らない場所で不安になることの克服方法などを紹介していきたいと思います。

 

 

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場所見知りが始まるのはいつから?

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個人差はありますが、一般的には一人で歩くようになり、ママの事をしっかり認識しだしてからになるので、1歳過ぎから1歳半くらいからでしょうか。早い子は人見知りが始まる6か月頃から同時期に場所見知りも始まる事もあります。

 

多くは3歳くらいまでには落ち着くものですが、大人でも初めての場所ではソワソワしてしまうように、大きくなっても泣く事は無いにしても、慣れない場所には過剰に警戒してしまう子もいます。

 

場所見知りをする理由

場所見知りをしてしまう理由はいくつかありますが、一番はいつもと違う場所に来て落ち着かず、安心できる場所に行きたいという気持ちの表れです。

 

視力も発達してくる時期ですから、見慣れない景色にここは危険な場所なのではないかと疑ってしまうんですね。また、託児所や祖父母の家でも、近くにママが居ない不安も相まって余計に場所見知りが強く出てしまう事もあります。

 

「かんの虫が鋭い」など言われるように、環境の変化に敏感な子は夜泣きがひどかったりしますよね。場所見知りも同じような事で、夜泣きがひどい子は場所見知りが長引く傾向にもあると言われることもあります。

 

場所見知りの克服方法

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場所見知りは一時的なもので、慣れや成長するにつれて自然に落ち着いていくだろうと思っていても、出掛ける度にぐずられてはママも困ってしまいますよね。

では、場所見知りの克服に効果的な方法はどんなものがあるのでしょうか。簡単に始められる克服方法をいくつか紹介したいと思います。

 

馴染みのある人がいる場所から慣れさせてみる

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祖父母や仲のいい友人の家など、馴染みのある人がいる場所から少しずつ慣れさせていきましょう。顔を合わせる頻度が高い人が近くにいれば、お子様の不安もそんなに大きくないはずです。

 

始めはぐずるかもしれませんので、慣れるまではママも一緒にいてあげるようにして、徐々に預けて買い物に行ってみたり、離れる時間を長くしていくと、ママが居なくてもお利口に待っている事が出来るようになりますよ。

 

我が家も始めはいつも祖父母にアパートに来てもらい預かってもらいましたが、頻繁に実家に行くようにして慣れさせるうちに娘の警戒心もなくなり、今では実家に行くと「ママ、買い物に行かないの?」と言われてしまう始末です…(笑)

 

焦らずに、まずは一つの場所に慣れさせる

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支援センターに託児所、公園など、子供が集まる場所に手当たり次第に連れて行っても、逆に落ち着かずなかなか慣れてくれない事は多くあります。

 

場所見知りをしない子ならば、飽きさせないように日替わりで連れて行っても良いかもしれませんが、まずは場に慣れさせることが大切なので、連れていく場所は一か所の方が効果的です。

 

また、同じところに行く事によって、顔馴染みのお友達も増えていくので、「○○ちゃんの所に遊びに行こうか」などと声を掛けてあげると、子供も自然と自分から行きたがるようになります。

 

私の娘も、まだお友達と積極的に群れて遊ぶ事はあまりありませんが、お気に入りの遊具やおもちゃがたくさんある場所は、場所見知りせずに遊ぶようになりました。子供の遊ぶ姿を観察して、お気に入りの遊びを見付けてあげるのも良いかもしれませんね。

 

ママ友作りは慣れてから

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子育て支援の場や公園は、同じ年ぐらいの子を持つママさんの集合場所なので、ママ友も作りやすい場所ですよね。

子育ての事や旦那さんの愚痴など(笑)、共通の話題で盛り上がる事も出来て、ママにとってもストレス発散できる貴重な場所かもしれません。

 

しかし、オモチャで遊んでいるからと、ママ友同士の話に夢中になっていると、子供は知らないうちにその様子を見ているものです。すると、自分にかまってくれないと思い、せっかく慣れてきていたのに、また行きたがらなくなるかもしれません。

 

場所見知り改善の為にも、ママ友作りは二の次にして、なるべく子供とアイコンタクトが取れるようにしてあげましょうね。

 

ママもあまり不安にならないようにしましょう

「いつになったら場所見知りが落ち着くのだろうか…」

「今日もまた泣いて抱っこばかりかな…」

など、ママの不安な気持ちは子供にも伝わります。

ママが不安だと、子供も余計に緊張し身構えてしまい、慣れるものも慣れてくれません。

 

まずは、ママが『ここは楽しく安全な場所』という事をお手本として示してあげましょう。ママがニコニコ笑顔でリラックスしていると、子供の緊張もほぐれ安心してくれますよ。

 

まとめ

子供の場所見知りは、終わりが分からないので余計不安になることも多いですよね。

でも、言い換えると、子供が安全だと見極める判断力が付いてきたという、立派な成長の証の一つです。

 

大人でも不慣れな場所には多少なりとも緊張してしまうものです。

我が家も最近引越しをして、慣れるまでにはやはり時間がかかりました。娘もその気持ちを感じていたのでしょうか。引越してから場所見知りが再発したように思います。

 

まずは、焦らずにママが穏やかな気持ちでいるように心掛けましょう。

そして、ゆっくり見守ってあげましょう。

 

場所見知りが落ち着いたら、逆にその場から離れないようになり、家に帰るのが一苦労なんて日があっという間にやってくるかもしれませんからね(笑)

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