『大きくなるにつれて、言葉遣いが悪くなってきた』
『汚い言葉を使うようになってしまい、注意してもやめてくれない』
『今まで使わなかった、汚い言葉を幼稚園で覚えてきた』
こんなお悩みありませんか?
幼稚園に通うようになると、周りからたくさんのことを学んだり覚えたりしてきますよね。
覚えてくることは、良いことだけではありません。悪い行動や、言葉も一緒に覚えてくることや、マネをし始めることもありますよね。
汚い言葉を使うことをそのままにしておくと・・・
『相手にいやな思いをさせてしまう』
『幼稚園のお友達と喧嘩になってしまう』
『親戚や祖父母から、悪い印象を持たれてしまう』
など子供の周りとの付き合い方や、いい言葉と悪い言葉の区別がつかなくなってしまうなど子供のためによくないことばかりですね。
汚い言葉を覚えてきたら、「いいこと・悪いこと」を教えるチャンスです!
今回は、言葉使いが悪くなったきたとき、汚い言葉を使うことはいけないことだと子供に伝えるためのアドバイスをご紹介するので参考にしてくださいね。
汚い言葉でも覚えることは成長の通過点
周りの人が言っていたこと、テレビのセリフなどを覚えて使ってみるということは、成長の証です。
これが、汚い言葉ではなく、良い言葉だったらどうでしょう。
覚えたことを使ってみるというのはとても成長を感じますよね。
うちにも幼稚園の年中さんと年少さんの子供がいますが、
「お友達がお箸を使っていたから私も使ってみる!」
「お友達が一緒に頑張ろうねって言ってくれたから、僕も他のお友達に一緒に頑張ろうって言えたよ!」
などお友達の影響で出来るようになったことや、覚えたことがたくさんあります。
汚い言葉をいい言葉に置き換えるとわかりやすいですが、周りの影響で子供はどんどん成長をしていきますよね。なので、汚い言葉を覚えてくるのは必然的なことなのです。
汚い言葉を覚えてきたら「いいこと・悪いこと」を教えるチャンス
覚えたての言葉をただマネしている、使ってみただけの子が多いはずです。
しかし、汚い言葉は使ってはいけない言葉のことが多いですね。
汚い言葉を覚えて使い始めたら、その言葉の意味を理解させて使っていい言葉かいけない言葉か、言われた人がどう思うかを教えてあげるチャンスです!
どうしてダメなのか、その言葉を聞いた人がどう思うかをきちんと説明をしてあげれば、ちゃんと理解してくれる年齢でもあると思います。
- 汚い言葉をきれいな言葉に置き換えてみてあげる
- 自分が友達に言われたらどう思うかを聞いてみる
- 聞いていたお母さんがどう思ったかを素直に話してみる
一回では治らないと思うので、成長の過程だと考えわかってくれるまで根気強く続けていきましょう。
「その言葉をお母さんが言われたら悲しいな」とオーバーに傷ついてみるのも一つの手段です。
汚い言葉を使うと聞いていた人、言われた人が不快な思いを感じるということをわかりやすく表現してあげることで、少しずついい言葉と悪い言葉の区別がつくようになるかもしれません。
うちでは
良い言葉を言ってくれたときには「ママ嬉しいな」
汚い言葉を使ってしまったときは「ママ悲しいな・・・」
をしつこいほど繰り返しています。
「お友達にその言葉を使ったらお友達も悲しいんじゃないかな。〇〇ちゃんはお友達にその言葉を言われたら嬉しい?」と聞くと「嫌な思いをしちゃうと思う」と答えてくれるようになりました。
何回か同じ言葉を使いその会話を繰り返すうちに、ダメな言葉、相手がいやな思いをする言葉だということをきちんと覚えてくれました。
いい言葉と悪い言葉をその都度きちんと教えてあげましょう!
何回も何回も同じことの繰り返しで「いい加減にしなさい!」となってしまいますが、ぐっと我慢して、どうしてダメなのかを地道に伝えていきましょう。
差別的な言葉など度が過ぎる言葉は厳格に叱る
「うざい」「きもい」「デブ」などの人格を否定する言葉や、あまりにも度が過ぎるような言葉を言ったときは、はっきりと怖い顔で本当に悪い言葉だということを伝え叱るべきだと思います。
汚い言葉、ダメな言葉ではなく、「絶対に言ってはいけない言葉」として本気で叱るのも大切なことではないでしょうか。
言っていいことと悪いことがあるということはきちんと教えていきたいですね。
このような人格を否定するような言葉を言ったときは叱れるように、普段の汚い言葉などをダメなことだと教えるときは冷静に教えて差をつけて教えることも一つの手段です。
まとめ
言葉はとても難しいですが、しっかり教えてあげることは気持ちを伝えるということ、相手の気持ちを考えるということなど、たくさんのことを教えてあげる原材料になります。
- 初めて使う言葉。
- 意味がわかっていないのに使う言葉。
- 意味をわかって使えるようになる言葉。
成長過程で必要な要素だと考え、地道に子供と向き合い根気強く教えていきましょう。
すぐには理解できなくても、まっすぐに伝え続ければちゃんと理解してくれる日がくると信じて、いい子と悪いことはしっかり伝えていきましょう!
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