2歳児が歯磨きを嫌がる 5つの原因とすぐできる6つの克服法

2歳児が歯磨きを嫌がる1 2歳児

『毎日しっかり磨きたいのに、歯磨きの時間は逃げ回ってばかりで全然磨かせてくれない』

『歯ブラシを見ただけで泣き出してしまう』

『可哀そうだと思いながらも、結局抑えつけて無理矢理歯磨きをする事になってしまう』

 

こんな悩みありませんか?

成長するにつれ、歯磨きという事を理解し始めると、嫌がり逃げ回る子も多いのも事実ですよね。

時期が過ぎれば落ち着くはずだと思っていても…

 

『歯磨きが不十分で、早いうちから虫歯に悩まされるかもしれない』

『大きくなっても歯磨き嫌いで、歯磨きをしない子に育ってしまうかもしれない』

『虫歯以外にも、口腔内のトラブルが増えていくかもしれない』

なんて、心配は尽きませんよね。

 

じつは、我が家の娘もイヤイヤ期と重なり、歯磨きは逃げ回っていました。1歳半の合同検診で、初めて歯科検診を受けた時は異常は無かったのですが、2歳児の合同検診前に歯医者で受けた歯科検診で、まさかの初期の虫歯が見付かってしまいました。(泣)

毎日の仕上げ磨きはしっかりとしていたつもりでしたが、不十分だったようで、早い段階から歯医者に通わなければならなくなってしまいました。やはり、嫌がるのを無理矢理ではしっかりした歯磨きは難しいようですね。

 

 

今回は、2歳児が歯磨きを嫌がる5つの原因とすぐできる6つの克服法を紹介したいと思います。

 

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子供が歯磨きを嫌がる原因

子供が歯磨きを嫌がる理由はいくつかあります。

 

口の中に歯ブラシが入るのが嫌

歯ブラシ1

大人でも歯磨き中にえづいてしまう人もいるように、子供も歯ブラシが口の中に入る事自体を嫌がる子がいます。ご飯やお菓子とは違い、口に入っても美味しくない物だと認識してしまい、歯ブラシを見ただけで逃げ回ってしまう子もいるようです。

 

歯磨き粉が嫌い

始めは柔らかい歯ブラシで軽く磨く程度だったのが、子供用の歯ブラシになり、歯磨き粉も使うようになってくると、その歯磨き粉を嫌って磨きたがらなくなる子がいます。

子供用だといっても、すこし清涼感のあるものを始めに使ってしまうと、スースーする感じに不快感を覚えてしまう子が多い傾向にあるようです。

 

磨かれている時に痛みを感じている

歯ブラシ2

大人でも、力加減を間違えてしまうと、歯茎を傷めたりしてしまいますよね。柔らかい毛先の物を使っていても、強い力で磨いてしまうと痛みを覚え、歯磨きは痛いものだと認識し、嫌がるようになってしまいます。

 

強制的にやらされているのが嫌

ご飯を食べたら歯磨きをする!と、子供のタイミングや意志に関係なく、強制的な習慣を付けられる事を嫌がるパターンです。特にイヤイヤ期は何もかもを自分でやりたがる時期ですので、無理矢理歯ブラシを持たされたり、口を開けられたりすることも嫌がる子も多くいます。

 

怒られる時間だから

なかなか歯磨きをしないと、ついつい口うるさくなり、表情も強張ってしまいますよね。それを見た子供は、歯磨きは楽しくなく、怒られる時間なのだと認識してしまい、歯磨きの時間を避けるようになってしまいます。

 

歯磨き嫌いの克服方法

歯磨き1

大きくなれば虫歯というものも理解しだして、自然と自分から磨くようになる子も多くいますが、ママとしては小さいうちからしっかりと磨いて、歯医者いらずの歯にしてあげたいと思いますよね。

無理矢理抑えつけての歯磨きを卒業して、歯磨きが好きになるような克服方法をいくつか紹介します。

 

歯磨きの歌や動画を見せてあげる


まずは、歯磨きは怖くなく楽しいものだという事を理解させてあげる事が大切です。

YouTubeなどにも様々なキャラクターが虫歯菌と対決し、歯磨きのおかげで勝利するという内容の動画や、幼児番組の中にも、歯磨きの歌や同世代の子が歯磨きをするコーナーがあります。

上記の【はみがきのうた】という動画は、5000万回も再生されているみたいです。有名だから既にご存知の方もいるかもしれませんね。

 

番組を一緒に楽しく見ながら、同じように磨いてあげてはいかかでしょうか?

「お友達と歯磨きするよ」などと声を掛けてあげると、その動画を見ている時間は大人しく磨かせてくれるようになり、歯磨きに対する抵抗がなくなれば、動画や歌が無くても歯磨きが出来るようになりますよ。

 

歯ブラシを好きなキャラクターに変えてみる

お子さんが好きなキャラクターが書いてある歯ブラシに変更してみるのも効果的です。

 

アンパンマンやプリキュアなど、ヒーローやヒロインの物だと

 

「アンパンマンが口の中のバイキンマンをやっつけてくれるよ」

「プリキュアが口の中の悪者を倒してくれるよ」

 

などと声を掛けると、ノリノリで磨かせてくれるようになったりします。

 

また、歯ブラシを一緒に選びに行くのも良いかもしれませんね。自分で選んだお気に入りの歯ブラシなら、歯を磨くのも楽しみになりますからね。

併せて、歯磨き粉も何種類か試してみる事をおすすめします。イチゴが好きだからとイチゴ味の歯磨き粉にしても、歯磨き粉のイチゴ味はお気に召さない子もいますので、何種類か試してみて、お気に入りを見付けてあげて下さい。

これは我が家のパターンですが、気まぐれで好みが変わったりもするので、歯磨き粉は何パターンかのフレーバーを常備しています(笑)

 

ママやパパも一緒に歯磨きしましょう

「歯磨きしなさい」と口うるさく言うのは、逆効果になる事が多いです。

その時のママの表情が怒っていたらなおさらです。子供にとって歯磨きが嫌な印象になってしまいますからね。

 

そんな時は、ママとパパも一緒に歯磨きをしてみましょう。

何でも真似したがる時期であれば、先に磨き始めていると一緒になって磨きたがる事も多くあります。また、ママとパパが楽しそうに歯磨きしている様子を見せてあげると、子供も歯磨きは楽しい時間だと認識するようになって来ます。

 

また、お互いに磨きあいっこをしてあげるとより効果的です。

ママの歯をお子さんに磨いてもらい、上手に出来たら始めは少しオーバー気味に褒めてあげましょう。それを繰り返していくと、徐々に自分から歯磨きをしたがるようになりますよ。

 

お気に入りの人形で、一緒に歯磨きしようと誘う

ぬいぐるみ1

アンパンマンやミッキーマウスなど、お子さんが好きなキャラクターがあるかと思います。

歯ブラシをキャラクターものに変えるだけではあまり効果が得られなければ、お気に入りのぬいぐるみやフィギュアなどを活用してみて下さい。腹話術の人形のように使うんです。

 

ぬいぐるみと歯ブラシを一緒に持って、「一緒に歯磨きをしよう。」と話しかけてみましょう。

イヤイヤ期の子供だと親の言うことは聞かないけれど、お気に入りのキャラクターに話しかけられると、すぐに聞き入れてくれることがあります。

 

 

キシリトールタブレットなど使ってみましょう

ご褒美として、歯磨きの後にキシリトール配合のタブレットなどを食べさせるようにしてみて下さい。少しずるいような気もしますが(笑)

歯磨きすればご褒美が貰えると分かれば、喜んで磨く子もいます。せっかく磨いた後にお菓子のご褒美では意味がありませんからね。キシリトールタブレットでしたらキャンディーを食べているような感覚になりますし、歯にも良い成分が多く配合されているので安心です。

 

我が家も歯医者さんから薦められて取り入れた所、ぶどう味のキャンディーだと思ったのか、抵抗無く舐めてくれ、今では食事の後には好んでタブレットを舐めるようになりました。

 

仕上げ磨きを日替わり担当制にしてみる

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毎日ママが仕上げ磨きをしている家庭が多いかと思いますが、我が家みたいに飽きっぽい子だとすぐに逃げ出してしまいますよね(笑)

 

もし、おじいちゃんおばあちゃんが側にいるのであれば、仕上げ磨きを日替わり担当にすると、飽きが来なくて効果的かもしれませんよ。

 

磨く人によっては仰向け、座りながら、歌を歌いながら…など、バリエーションも様々楽しむ事が出来るようになります。我が家もたまに遊びに来るおばあちゃんの仕上げ磨きだけは、おりこうさんにしている事が多いです(笑)

 

まとめ

全力で抵抗しているのを無理矢理抑えつけて歯磨きするのは、お子様に嫌なイメージしか作りません。

まずは、歯磨きは楽しいものだという事を印象付ける為にも、ママは常に笑顔を心掛けるようにしましょうね。

 

我が家は、あまりに嫌がるので何回か歯磨きしない時もありました。

それが今の虫歯に繋がってしまったのかも…なんて考えたりしますが、歯医者に行くようになり、先生と一緒に歯磨きの練習をするようになってからは、前ほど嫌がる事は少なくなったように思います。絶賛イヤイヤ期なので、完全な歯磨き好きにはあと一歩ですが…(笑)

 

22歳まで虫歯ゼロが何よりのプレゼントだと歯医者さんで指導されました。

乳歯で虫歯があっても、永久歯が生え揃うまでにしっかり歯磨きが出来ていれば大丈夫だそうです。

お子さんに素敵なプレゼントが出来るように、楽しい歯磨き時間を作っていきましょうね。

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