「うちの子の夜泣きがひどくて心配。」
「夜に泣く我が子を見て何をしてあげれば良いか分からない。」
「やっとの思いで寝かし付けたのに、夜間にたびたび夜泣きをする。」
そういうことはありませんか?
その状態が続くと、
「次の日の朝起きられずに寝坊して、家事ができない。」
「夫が仕事で疲れているのに疲れが取れない。」
「泣き叫ぶ我が子に、いつか手を出してしまわないか不安になる。」
など、困ったことにつながりますよね。
今回は、赤ちゃんの夜泣きについて、まとめてみました。
夜泣きの原因は、脳の記憶の整理整頓
子供が夜泣きをする原因の一つに、脳が記憶の整理をしているというのがあります。
例えば、
- 幼稚園に通い始めたり。
- 初めての場所に遊びに行ったり。
- 自分の感情を強く刺激する経験をしたりです。
このようなことがあると、子供はその出来事を頭の中で整理して記憶し、今後の生活に役立てようとします。
その記憶の整理の過程で、子供は脳の機能が完全ではないので夜泣きをしてしまうのです。
なので、この場合は子供は特別何かを要求しているとかではなく、成長の過程で夜泣きがあるので特別心配は要らないです。時間が過ぎるにつれて夜泣きは改善します。
夜泣きをしやすい年齢は、生後半年から2歳前後です。
最近の生活で、新しいことを始めてみたり、子供にとって刺激的な経験がなかったかを振り返ってみると原因がわかるかもしれません。
夜泣きで泣いても、あえてそのままにしておく
子供が夜泣きをする理由として、誰かにかまってほしい、世話を焼いて欲しくて泣くというのがあります。
これは、子供は睡眠のリズムが不完全の場合があり、深い睡眠と浅い睡眠の切り替えの時に時に目が覚めてしまうことがあります。
そうすると、自分が目覚めたのに目の前は真っ暗だし誰もいないので、そのままだと不安になり思わず泣いてしまいます。
とりあえず泣けば、お母さんやお父さんが抱っこをしてくれたり、あやしてくれるので安心します。なので、夜泣きを繰り返すのです。
このタイプの夜泣きを改善するには、子供が夜に泣いてもあえて様子を見ておく方法があります。
このような対処を行うことで、子供は泣いても誰も来てくれないということを学び、泣く事が意味はないと悟り、夜泣きがなくなるのです。
ただ、お腹がすいて泣いている場合や他の理由で泣いていることもあるので、泣き続けて大丈夫な場合とそうでない場合の区別は必要です。
エネルギーの発散のために夜泣きをする
自分の意思でまだ動きまわることができない赤ちゃんなどは、エネルギーの発散のために泣いていることがあります。
どういうことかというと、子供の立場からすると自分の中にエネルギーが有り余っていて体を動かして疲れることもできず、自分でできることといえば泣くことしかありません。
ですから、泣く事によって自分の中にたまっているエネルギーを放出して疲労を感じ、その疲労によって眠りたいと考えているのです。
大人でも同じことがありますよね。
- スポーツジムに行き始めたら、心地よい疲労を感じて、夜によく眠れるようになった。
- 普段の掃除ではしないような場所を、一生懸命掃除した日の夜は良く寝れたとか。
いつも以上に活動をしているときは、良く寝れたという経験はありませんか?
なので、このタイプの子供は、おんぶや抱っこ紐で一緒にお散歩をしたりして、エネルギーを発散させてあげると良いかもしれません。
夜にお腹がすいて泣いている。
お腹がすいて赤ちゃんが泣くというのは誰もが思いつくことですが、普段母乳を飲んでいるか、粉ミルクを飲んでいるかによって少し異なるようです。
母乳の場合、母乳の量が少ないことがあり、寝る前に母乳を飲んでも赤ちゃんにとっては足りないことがあります。そうすると、時間が経つとお腹が減って、夜中に何回も何回もおっぱいを欲しがってしまうのです。
子供の立場からすると【おっぱいは一度に飲まずに、何回かに分けて飲むもの】という認識になります。
それに対して、粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、寝る前にお腹いっぱいミルクを飲むことができて、夜にあまりお腹が減らないことも多いです。そうすると、一度に寝付くと朝まで起きない子もいます。
したがって、母乳育児であまりに頻回に夜泣きが起こる場合には、母乳の量が十分に足りているか、一度確認してみると良いです。
まとめ
赤ちゃんが夜泣きをするのは、
甘えたかったり。
記憶の整理のためだったり。
エネルギーの発散のためだったり。
いろいろな理由があります。
原因はすぐには見つからないかもしれませんが、自分の子供と向き合うことで買ってくること多いです。夜泣きは、そのままにしておいても時が解決してくれる事も多いです。気負いをせずに、ゆったりと構えてみましょう。
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