「もうすぐ幼稚園…お弁当の時間、大丈夫かしら…」
「未だに“あーん”で食べたがるし…」
「一人で食べさせていたら、ぐちゃぐちゃにしたり遅かったり…」
幼稚園入園を控えたお子さんをお持ちのお母さん・お父さん、こんな悩みはありませんか?
親子だけで長時間過ごしていた毎日から一変し、お母さん・お父さんから少し離れる時間が出来る時期です。
初めての環境に、親も子もドキドキしますよね。
「幼稚園の先生が見てくれるし、大丈夫よね」
「3歳児はこんなものだよね…」
「お弁当がすぐ始まるわけじゃないから、入園後周りの様子を見てから…」
と、ゆっくり構えていると、お家と幼稚園で方法が異なるお昼タイムにお子さんが戸惑うだけでなく、気持ちがしぼんでしまう…なんてことも。
そこで今回は、幼稚園入る前に親子一緒にお弁当に慣れる方法をご紹介します。
まずは体験遊びから
いきなりお弁当箱を使って食べる練習をする前に、ままごとのような“遊び”を通して、お弁当を食べる時の“お約束”を覚えていきましょう。
入る幼稚園によって“お約束”は様々ですが、最低限のマナーは以下のようなことです。
(2)口に物が入ったまま話さない
(3)ご飯中に歌わない
(4)自分のお弁当の中身を他のお友だちにあげない(自分のお弁当は自分だけで食べる)
(5)きちんと前を向き、足は床に付けて食べる
これらのことは、各ご家庭でもお子さんに話されていることでしょう。
(4)については、食物アレルギーのお子さんがいるので、幼稚園で必ず言われることです。
しかし、3歳のお子さんに“食物アレルギー”と言ってもわからない場合も多いので、「○○くん(ちゃん)のために作ったから、○○くん(ちゃん)だけが食べてほしいな」と伝えると良いでしょう。
このような“お約束”を守れるように、遊びの中に取り入れ、実際の食事でも出来るように身に付けていきましょう。
お家でお弁当練習
“お約束”が遊びや普段の食事で身に付いたかな?と感じたら、いよいよ「お弁当箱」での練習にうつりましょう!
実際に幼稚園で使うお弁当箱に、カトラリーセット、おしぼりやコップ、ランチマット…とお弁当タイムに使うグッズを使います。
お弁当などはそれぞれお弁当袋などに入れると尚良いですね。
お弁当の中身は、お子さんが好きなもの・食べなれているものを詰めましょう☆
一口サイズにカットしたものを入れると、お子さんがこぼしにくく食べやすくなりますよ☆
最初はちょっぴり緊張してしまうかもしれませんが、「練習」ですから、大人は手出しせずに見守りましょう。
どうしても(お弁当箱を)開けられない、(お弁当袋から)出せない、どうして良いかわからず固まってしまったり…という場合には、優しく言葉で促したり、やり方を教えてあげます。
上手に最後まで食べられ、“お約束”も守れたら、たくさん褒めてあげてください☆
この「練習」は、実際に入れると良いお弁当の量の把握も出来るので、オススメです☆
食べやすいおかずを
年少さんであれば、箸を持ってご飯を…と言うよりは、小さめのおにぎりを手で持って…の方が食べやすいです。
おかずもボロボロしてしまいそうなものよりは、まとまっている方が断然食べやすいのです。
ここでは、実際に幼稚園で見たお弁当や私が入れているお弁当から食べやすいおかずをご紹介します。
玉子焼き
卵アレルギー持ちでなければ、だいたい入っているのが玉子焼きです。
お子さんが口に入れやすいように2cm程の小さな玉子焼きがオススメです☆
ミートボール
直径2cmくらいのミートボールを作り、タレを絡めたり、ソースをかけたりして持って来るお子さんが多いです。
ミニハンバーグ
直径4cmくらいのハンバーグを作り、半分にカットしてお弁当に入れます。
丸いまま一個入れるより、カットした方が食べやすいです☆
野菜やキノコの肉巻き
豚肉(ロース、モモ、バラどれでも可)にキノコや好きな野菜を巻き、塩こしょうを振ったあと、軽く片栗粉をまぶして焼きます。
焼肉のタレなどで味を絡めても美味しく、半分に切って入れてもバラバラしないので良いですよ☆
胡麻和え(ほうれん草や小松菜など)
お弁当に鮮やかな色を入れるに良いのが、緑色の胡麻和えです。
お子さんの好みによって、甘さを調節しましょう。
きんぴら(ごぼうやレンコンと人参で)
人参が入ることで、お弁当が明るくなります。
ごぼう・レンコンはくせがなく食べてくれるお子さんが多いです。
その他に、ミニトマト・枝豆・チーズ(キャンディチーズ)は、お弁当でよく見ますし、好きなお子さんが多いようです☆
まとめ
我が家も子どもが幼稚園入るタイミングで、お弁当の練習をしていました。
私自身、子どもに作る初めてのお弁当だったこともあり、親にとっても練習になりました。
子どもって、お弁当に特別意識があるようで、とっても喜ぶんですよね(^ー^)
おうちでピクニック気分で、お子さんと楽しみながらお弁当の練習をしてみてくださいね☆
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