「興味のあるものに猪突猛進。いつ飛び出すかとハラハラする」
「しっかりと手をつないでいても簡単に振りほどいてしまう」
「ずっと手を繋いでいるのもストレスを感じる」
2歳児って良くも悪くも己の本能に忠実な生き物ですから、気になるものがあるとすぐに飛び出していくんですよね。
しかもそれが意外とすばやく力強かったりすると、ママも咄嗟に対応しきれなかったりします。
「ハーネスを使いたいけど、賛否両論あって使うのをためらってしまう」
「一時も油断できないから、クタクタヘトヘトになってしまう」
「お出かけの時、もう少し安心したい」
公園などでは活発なのは微笑ましいものですが、駐車場や車道の近くなどであればハラハラする以外の何物でもありません。
しかし長時間に及ぶ外出になると、ずっと手をつないだりギラギラと目を光らせるのも大変です。
今回は、2歳児との外出時、とびだしてしまうことの対策について、まとめてみました。
ハーネスには賛否両論?
子供に長い紐付きのリュックのようなものを背負わせる「ハーネス」。
急に走り出す子供を繋ぎ止めるために販売されているものですが、賛否両論あるようで使いにくいと言うママも居るようです。
一体、ハーネスの何が否定されているのかというと、やはり子供をリードに繋ぐという行為が「犬のお散歩のように見えてしまう」と、よく思われないことが多いんですね。
よく見られる意見では、「犬の散歩じゃないんだから」「そんなものに頼らず、よく言い聞かせ、しっかりと手を繋ぐべき」といったものがあるようです。
確かに言い聞かせること、目を離さないこと、手を繋ぐことを教えることはとても大切です。
しかし、2~3歳の子供と言うとまだまだ理解力も未熟で、頭で理解していても気になるものがあったり何か考え事をしていたりすると、普段の言い聞かせなんてたちまち忘れてしまう生き物でもあります。
男の子だったりすると、2~3歳と言えども力も強く、しっかりと手を繋いでいてもあっという間に振りほどいて走っていってしまうこともあります。
そういったときのことを想定して、ハーネスを補助的に使うことに対しては、肯定的意見も多いです。
一番大切なのは世間体ではなく子供の安全ですから、お子さんの様子を見ながら使う、使わないを決めると良いですね。
最近では天使の羽のように可愛らしいデザインのものや、リュックに紐が付いている実用的なものもあります。
万が一、を考えて用意をしておくに越したことはないです。
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お出かけ前にお約束
繰り返し言い聞かせることが大切な2~3歳児。
普段教えていてもすぐに忘れてしまうので、お出かけ前にお約束の再確認をするといいですね。
- しっかりと手を繋ぐこと
- 一人でママから離れて行ってしまわないこと
- 車が来る駐車場や、お店の中では走らないこと
などを一緒におさらいして、守れなければすぐに帰るよ、と言っておきます。
実際に、守れなければしっかりと注意したり、実際に帰宅してしまうといったことも必要です。
ベビーカーを活用
2~3歳ですと、まだまだ長距離を歩いたり、飽きずにママのそばに居るということが難しい年頃です。
もしもしっかりとママの側を離れずに歩けないようでしたら、ベビーカーに乗ってもらうのも一つの方法ですね。
グズったり言うことをきかなくなるというだけでなく、道中疲れて眠ってしまうということもありますので、ベビーカーを用意しておくと役立つシーンも多いです。
中にはベビーカーに乗ることさえ嫌がって抜け出してしまう子も居ますので、ベビーカーに繋げるおもちゃでしたり、簡単なおやつなどもあると少しの時間でも動きを封じることができます。
たまりかねてベビーカーに乗せても、簡単に脱出できてしまうんですよね。
初めてみたときは驚いたのですが、ベルトをしっかりと付けていても、こうやったら抜け出せるということを学んでいるんです。
そういった場合、ベビーカーがただのお荷物になってしまう恐れもありますよね。
そういう子もいれば、我が家の長女はどちらかというと歩くよりベビーカーに乗って楽をしたい派で、一度乗せたら帰宅するまで大人しく座っているということもあるほどでした。
お子さんの個性に合わせて、方法を選ぶといいですね。
まとめ
歩くようになり、ある程度言うことを聞くことができるようになるまでの数年間のお出かけは、実は0歳児を連れて外出するよりも大変なのかもしれません。
気になるものがあると、実際に自分の手で触るまで我慢出来ないのが2歳児ですから、ある程度のことは仕方がないですが、危ない場所ではハラハラしますよね。
車移動が主だと、そこまでストレスを感じないのかも知れませんが、そうでないと電車の中などでもウロウロしたりして危険です。
我が家ではある程度言うことが聞けるようになるまではほとんどベビーカーを使い、広めの公園などで手をつないで歩くということを学習させました。
絵本やキャラクターの登場するDVDなどでもそういったことがテーマになったものがありますので、そういうものを通して教えると、更に吸収が良いように思います。
ママもクタクタになってしまうことが多いと思います。
そんな中で例えばハーネスだったりベビーカーだったりと、お子さんの個性に合わせて、お子さんの安全を確保した上でママが少しでもホッとできる時間を作ることができたら良いですね。
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