『2歳になった頃から何でも自分でやりたがり、少しでも手伝うと泣いてしまう』
『やりたがるからやらせているのに、結局出来なくてぐずってしまう』
『時間が掛かり過ぎるので、最終的に手伝ってしまう』
こんな悩みありませんか?
色んな事に興味関心が増えてくる2歳児は、何でもかんでもやりたがり、意地になる事も覚えてくる時期です。
しかし、嬉しい反面、どこまで見守ってあげればよいものなのか、分からないものなんですよね。
とりあえず、やらせてみてはみるものの…。
『朝の忙しい時間などは、やりたがっても強制的に手伝ってしまう』
『やろうという意欲は嬉しいけれど、待ちきれずにイライラしてしまう』
『やりたがっているのか、単なるわがままなのか、区別がつかなくなってきた』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、何でもやりたがる2歳児と上手に付き合う方法はどのようなものがあるのでしょうか?
いくつか紹介しますね。
『まずはとことんやらせてあげる』
少し前までは何でも手伝ってあげないと出来なかったことが、2歳を過ぎた頃から自分でやりたがるようになり、嬉しい反面、寂しさも感じてしまう時期ですよね。
また、見ていてヒヤヒヤするからと、つい手伝ってしまうママさんも多いのではないでしょうか?
実はこれ、我が家も絶賛やりたがり期でイヤイヤ期…、ビンゴなんですよね(笑)
確かに、ヒヤヒヤするし、時間もかかってしまうから、「今は時間が無いから、また後でね」「違う違う!そうじゃない!」など、何か理由を付けて後回しにしたり、口出したりしてしまいがちですが、これでは子供のストレスを増やす一方です。
やりたい事が出来なくなると、イヤイヤ期も始まるこの時期は、余計にもご機嫌ななめでぐずぐずになってしまいます。
まずは、やりたいようにやらせてあげましょう。
靴下を履きたい、ボタンを留めたい、布巾でテーブルを拭きたいなど、やりたがることは様々あります。
間違ったやり方でも、初めは口を出さず、やらせてあげて下さい。
出来ない事を乗り越えて、出来るという喜びを与える事にもなりますし、自ら進んで上達しようという向上心を育む事にも繋がります。
上手く出来なくて頼ってきたら、上手に出来るやり方を教えてあげるようにしましょう。
また、今日やりたがった事を明日もやりたがるとは限りません。子供は気まぐれなものです。
うちの娘も昨日出来た事を今日は出来ないと言い張るのなんて日常茶飯事です(笑)
時期的なもの、子供だから仕方のない事だと念頭においておけば、イライラも軽減しますよ。
『やらせてあげる時間・内容を決める』
保育園や仕事の準備、それでなくても朝の時間は忙しいものですよね。
その時間帯に「やりたい!」が発動してしまって困るというのであれば、やらせる時間や内容を決めるようにしましょう。
「朝の時間は靴下だけね」「○○は帰ってきてからやろうか」など、やらせることを最低限の事にしたり、保育園などから帰ってきたら出来るよという事を教えてあげましょう。
忙しいからと頭ごなしに禁止したり、今はやめてと否定してしまうと、子供のストレスになるばかりか、やりたいという意欲まで失わせてしまう事にもなりかねません。
我が家も、大抵出掛ける前や寝る前など、早く事を済ませたい時に「やりたい!」が発動するので(笑)、出掛ける前は靴下だけ、上着だけ、寝る前は歯磨きだけ、人形の準備だけなどと決めてやらせるようにしています。
些細な事一つでもやらせてあげると、イヤイヤも減りますし、本人も満足してくれるので、ママのイライラも発動しなくて済みますよ。
『やりたいを想定して時間に余裕を』
何でもやりたがる時期ですが、やらせても時間が掛かる事は明白です。
そこが分かっているならば、やりたいが発動するのを見越して、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
子供が頻繁にやりたがるのはどんな事なのか?お出かけの準備、食事、お風呂など、やりたがる傾向が見えているのであれば、各々の時間を多めに取れるように調整しましょう。
初めこそ、もたもたぐずぐずしてしまい、ママもイライラしてしまいがちですが、子供は飲み込みが早いのも特徴的ですよね。
回数をこなすうちに時間も早くなり、積極的にやらせる事で上達も早くなります。
また、上達するようにアドバイスしてあげる事も、子供とのコミュニケーションの時間にもなりますからね。
まとめ
子供の「やりたい!」は、嬉しい成長の証の反面、何でもかんでもやりたがり、ぐずられるのはママにはストレスに感じてしまう事でもあります。
しかし、せっかく子供が興味を示している事を無い事にするのは勿体ないですよね。
やりたがるという事は、一人で出来るようにさせるチャンスでもあります。
長い目で見て上達し、一人でこなす事が出来るようになれば、ママも少し楽チンできるという事にも繋がります。
頭ごなしに禁止したり、イライラしないように、子供に合った方法で工夫を凝らし、子供もママもストレスを感じないようにしていく事が大切です。
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