『同じ月齢くらいの子たちは、どんどんオムツが外れているのに、うちの子はまだ…』
『普段の会話のキャッチボールは出来ているのに、トイレに関してはなかなか教えてくれない』
『トイレには行きたがるのに、便座に座って満足するのか1度もトイレで出来た試しがない』
こんなお悩みありませんか?
大きくなるにつれ意識し始めるオムツ外しですが、外そうと思ってもそう簡単には上手く進まないものですよね。
子供のペースに合わせようと思って、いつまでも先延ばしにしてしまうと…。
『幼稚園に入る年になっても、いつまでもオムツが手放せないかもしれない』
『トイレのタイミングが上手くいかないのは、膀胱機能に異常があるのかもと不安になってしまう』
『なかなか進まないオムツ外しが、ママも子供もストレスになってしまう』
など、さらに不安な事も出てきますよね。
オムツ代もかさむし、そろそろパンツデビューさせたいと思っているママさんも多いかと思います。
今回は、オムツ外しはいつから始めるのがベストなのかと、上手なトイレトレーニングの方法をいくつか紹介したいと思います。
オムツ外しを始める時期は?
もちろん個人差がありますから、この限りではありませんが、多くのママさんは2歳半~3歳くらいまでの間に始めているようです。
お話も上手になり、自分の意思が伝えられるようになってきたタイミングで始めて、幼稚園に入るまでに完了させようと計画している方が多いみたいですね。
オムツ外しに最適な季節は?
生まれた月にもよりますが、冬の寒い時期はなかなか上手くオムツ外しが進まない傾向にあるようです。
春から夏の暖かくなってくる時期に始めるのが子供にもママにも負担にならず良いですよ。汚れた洗濯物もすぐに乾きますもんね。(笑)
オムツ外しを開始するタイミングの見極め方
大抵の方は周りの開始時期に合わせて少しずつ始める方が多いですが、保育園や幼稚園の入園も関係してくると早めに始めるママさんもいるようです。
しかし、トレーニングを始めてもすぐに上手くいくのはまれなパターンで、多くは計画通り進まずにママさんはヤキモキしてしまうのではないでしょうか?
まずはお子さんのオムツをこまめにチェックして、汚れる時間の間隔を把握してみましょう。短い時間ですぐに汚れるようならば、まだオムツを外すのは少し早いかもしれません。
オムツが汚れる間隔が2~3時間くらいになった時が、おむつ外しを始めるタイミングとしては最適のようです。
上手なオムツ外しの方法
実は我が家もオムツ外し計画の真っ只中にいます。
進行状況としてはズバリ!!……微妙です(笑)
今年の9月で3歳になるので、その前にはと考えてはいるのですが…やはりなかなか上手くは進まないですね(泣)トイレは教えるものの便座に座って満足し、オムツが汚れた事後報告は頻繁に…(笑)
では、子供も興味をそそるようなオムツ外しの方法はどのようなものがあるのでしょうか?
おしっこ=トイレという意識をつけさせましょう
まずは絵本や幼児テレビなどを活用して、おしっこがしたくなったらトイレに行くという意識を付けさせることから始めましょう。
すぐにトイレに連れて行ってもなかなか上手くは出来ないものですので、部屋の中で遊び感覚でおまるやトイレに見立てた段ボールなどに座らせて、イメージを持たせてみましょう。
何回も言うのは逆効果
1日に何度も「トイレは?おしっこは?」と聞いてトイレに行かせるのは、かえって逆効果になる場合があります。
「トイレ=嫌な事」と認識してしまうと、トイレに行く事を苦痛に感じてしまうので、声掛けのやり過ぎには注意が必要です。
水分を取ってから1時間後など時間を決めて声掛けすると効果的ですよ。
トイレを楽しい環境に変化させましょう
トイレの壁に子供の好きなキャラクターのポスターを貼ったり、トイレマットや補助便座もキャラクターものに統一して、「○○の所に行こう~」など、トイレを楽しい場所に変化させてみましょう。
すると、回数を重ねるうちに、遊びの延長線のような感覚で、子供から進んでトイレに行きたがるようになりますよ。
時間を決めて便座に座らせてみましょう
トイレに行く事に嫌悪感を覚えないようになったら、時間を決めてトイレの便座に座らせるようにしてみましょう。
出なくとも便座に座る事を習慣づける事が大切なので、出ないようならいつまでも長い時間は座らせないようにしましょう。
短時間だけオムツを外してみましょう
始めは厚めのトレーニングパンツを使って、午前中や3時間など時間を決めてオムツを外してパンツを履かせてみましょう。
万が一漏れて服を汚してしまっても決して怒らないであげて下さい。パンツや服が汚れる事は、子供にとっても不快な事です。
失敗してしまうと不快感があるという事を理解できれば、おしっこをする前に自分から教えてくれるようになります。
それに、厚手のものなら1回分くらいはぎりぎり漏れずに抑える事も出来ますからね。
夏場ならすっぽんぽん!
寒い冬場は無理ですが…夏場なら思い切ってオムツもパンツも履かせないようにしてみるのも一つの手です。
カーペットが汚れるのが嫌ならば、取り替えやすいジョイントマットなどを敷いておいて、失敗した時の後始末も苦痛にならないような工夫をしておくとママの負担も減りますよ。
小さな事でも出来たら必ず褒めてあげましょう
自分からトイレを教えられたり、たとえ教えた後にトイレまで間に合わず失敗してしまっても、必ず褒めてあげましょう。
褒めることを習慣づけることで、子供が自分に自信を持つようになります。
出なくともトイレに行くのを催促した時も褒めてあげる事が大切です。
まとめ
オムツ外しは焦らず長い目で付き合うのが大切です。
トイレデビューは、歩けるようになった後の一大イベントですよね。
オムツの事を心配しなくて良いようになれば、ママの負担も減り、お子さんも大きな一歩になりますが、親のペースではなく、あくまでもお子さんのペースを尊重して下さい。
なかなか上手くいかない時は、一度お休みするのも悪い事ではありません。
少し時間を空けてから再チャレンジしましょう。
ママがヤキモキすると、余計に緊張してトイレでおしっこが出ないものです。
大らかな気持ちで気長に付き合っていきましょう。オムツが外れるまでの過程も、お子さんの唯一無二の成長の記録になりますからね。
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