『自分で食べたがるのは嬉しいけれど、食べこぼしの片づけが憂鬱』
『スプーンを持たせても、嫌がり必ず手づかみ食べになってしまう』
『手づかみだと、ばい菌が入らないかと心配になってしまう』
こんな悩みありませんか?
子供が食事に興味を持ち、何でも自分でやりたがる事は嬉しい反面、ぐちゃぐちゃになった後片付けが毎日続くと、ママも疲れてしまいますよね。
やりたいようにさせてあげようとは思っていても…。
『食事の度に汚れるので、ついつい食事を手伝ってしまう』
『こぼしそうになると、大きな声で注意してしまう』
『どんなに工夫してもこぼすので、食事の時間が億劫になってしまう』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、1歳児が手づかみ食べで周りが汚れてしまうとき、どのような方法があるのでしょうか?
いくつか紹介していきますね。
『手づかみ食べは成長の証』
まず大前提として、1歳児に絶対こぼさないようにというのは無理があります(笑)
大人でも時には手元が狂ってこぼしてしまう事もあるのに、1歳児に完璧を求めるのはママの理想が高すぎです。
離乳食も完了し、普通食になり、色々な食べ物に興味関心が出てくる時期です。
また、箸やスプーン、お皿やコップにお茶碗、見るものすべてが新鮮で、何でも触って確かめたりしたくなるのもの。
手づかみ食べは、子供の立派な成長の証です。
手で触って感触を確かめたり、自分のペースで食事をするという事が出来るようになってきた証拠。
確かにこぼしてぐちゃぐちゃになり、片付けるのは大変ですし、イライラもしてしまいますが、そこは大らかな目で見てあげるようにしましょうね。
『新聞紙やレジャーシートを敷く』
ボロボロこぼした先がフローリングならまだ片付けやすいですが、カーペットや絨毯の上だと、ママはいつまでもヒヤヒヤしっぱなしで落ち着かないですよね。
そんな時は、テーブルや椅子の周りをぐるりと新聞紙やレジャーシートを敷いて囲みましょう。
新聞紙の上なら、汚れても丸めて捨てるだけでよいですし、レジャーシートの上なら、汁物をこぼされても、拭き取るのも簡単ですからね。
お寿司やケーキなどを包んである、ビニール風呂敷なども取っておくと、レジャーシート代わりになって便利ですよ。
付属で貰っている物なので、捨てるのもあまり躊躇しませんしね(笑)
『エプロンやタオルで服や周囲をガード』
子供の食事用のエプロンも使ってみると便利ですよ。
初期段階のものは、つるつるした表面素材に、食べこぼしの物をキャッチできるように、大きめのポケットも付いています。
テーブルとの隙間を極力無くして座らせると、上手い具合にポケットがキャッチしてくれるので、床にこぼれるのを軽減してくれます。
また、袖口などが汚れないように、腕を通して使うタイプの物もありますので、それだと上半身を全部ガードしてくれるのでより安心です。
エプロンだけでは心許ない時には、多少汚れてもいいような大きめのタオルを一緒に巻いてあげると良いですよ。
タオルは吸水性がありますし、汁物がこぼれても、洋服まで染みるのを防いでくれますからね。
『手掴み用のメニューに変更してみる』
どうしても手掴みで食べたがるという時は、メニューを子供に合わせて手掴みメニューに変えてあげましょう。
一口サイズのお握りにしてみたり、おかずも小さく小分けに、お弁当用のピックなどで刺して食べれるように工夫してあげると、食べやすくなりますよ。
ご飯も細かく刻んだ野菜などと一緒に混ぜて、手づかみのおやきのようにしてみたりすると、ご飯もおかずもいっぺんに食べる事が出来て一石二鳥ですよ。
どうしても子供用メニューを作るのが手間だという時は、時間がある時にまとめて作り、冷凍保存しておくと、温めるだけで済むので時短にもなります。
ひと手間くわえて、ママの片付けの時間やイライラの時間が減るなら、それに越した事はないですからね。
『遊び感覚で慣れさせる』
おままごとなどが好きなのであれば、遊びの時間を有効活用し、スプーンやフォークの練習をさせましょう。
食事の時間と一緒に練習させるのは、少々難しい年頃ですからね。
遊びながら、本物のスプーンやフォークに慣れさせるようにすると、食事の時も抵抗なく使うようになります。
こればっかりは、口うるさく言うのは逆効果になる事が多いですから、コツコツ積み重ねて、自分から進んで使うように促していく方が成功率は高いですよ。
まとめ
せっかくきれいに掃除しても、食事の度に汚されてしまっては、ママもイライラしてしまいますよね。
しかし、だからと言って、無理矢理手づかみ食べを辞めさせるのは、食事への興味関心を失わせてしまう恐れもあります。
手掴み食べは、一人で上手に食べる事が出来るようになる第一歩です。
成長の歩みを止めてしまわないように、ひと工夫施して、のびのびと食事をし、ママも片付けのストレスが少なくなるようにしていきましょうね。
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