『甘い気持ちでゲームを与えたら、予想以上に夢中になってしまった』
『時間だからと辞めさせようとすると、泣いて嫌がって困ってしまう』
『ゲーム画面を見る時間が長いので、視力が低下しないか心配になる』
こんな悩みありませんか?
家遊びのマンネリ化など、理由は様々あるかとは思いますが、一度やらせると子供のゲームへの執着は物凄いものがありますからね。
ついつい甘やかしてしまうと…。
『ゲームばかりが気になって、友達と遊ばないようになってしまった』
『外出先でも常にゲームを離さないようになってしまった』
『ゲーム画面ばかりを見るので、早い段階で眼鏡を掛けなければならなくなってしまった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、ゲーム好きな子供に時間を守らせる工夫はどのようなものがあるのでしょうか?いくつか紹介したいと思います。
『タイマーなどで時間を計ってやらせる』
まず初めに思いつくのは、時間制にする事ですよね。
でも「30分だけね」・「ご飯やお風呂の時間までね」など、子供に言って聞かせても、それだけでは子供はキチンと時間を守ろうとはしません。
そんな時は、キッチンタイマーなどを使って、時間を計ってやらせましょう。
「これが鳴ったら、テレビを消して終わりだよ」と、教えてあげるのです。
ゲームが出来るのであれば、時計についても少しずつ理解が出来てきている頃ですよね。
ママが設定してもなかなか約束を守らない時は、子供専用のタイマーを用意してあげて、子供に時間を設定させるようにしましょう。
これを続けていくと、自分で決めた事はきちんと守るという事にも繋がります。
『テレビのオフタイマーを活用する』
いくら時間を設定しても、わがままを言って約束を守らない時は、テレビのオフタイマーを活用しましょう。
最近のテレビには、オフタイマーという便利な機能が付いています。
これをオンにし、希望の時間が経過すると自然とテレビの電源が切れるようになっています。
これを使う事により、否が応でもテレビの電源をオフにする事が出来ますし
「テレビも疲れたから休憩の時間だよ」
「約束守らないでゲームするからテレビ点かなくなっちゃたよ」
などと言ってあげると、徐々に時間を守ってゲームをするようになっていきますよ。
『チケット制にしてみる』
まずは、1週間なり1ヶ月なりのゲームチケットを作成します。
1枚に付き30分もしくは1時間という決まりを作って、子供にそれを渡しておきます。
そのチケットを、ゲームをする時にママに渡すように教えてあげて下さい。
チケットはゲームをする度に減っていきます。
もちろん、長い時間、毎日ゲームをすればあっという間に無くなってしまいます。
無くなったからと言って、追加のチケットは絶対に渡さないようにして下さい。
あくまでも、ゲームが出来るのはチケットがある分だけ。
無くなれば次のチケット配布の時までゲームは一切禁止です。
これにより、決まった時間しかゲームが出来なくなります。
また、毎日同じ時間続ければすぐにチケットが無くなってしまうという事が分かれば、ゲームに費やす時間も自然と少なくなっていく事が多くなります。
もし、ゲームに対する執着が少なくなってきたら、渡すチケットの枚数も気付かれないように減らしていくと良いですよ。
『約束を破ったらゲーム禁止』
あの手この手を使っても、やはりダラダラとゲームを続ける時は、思い切ってゲームを没収し、約束が守れるようになるまでゲームを禁止しましょう。
少々可哀そうな気もしますが、自分の思う通りになるとは限らない、他にも楽しい遊びはたくさんあるという事を学ばせましょう。
ポイントは、子供が保育園や幼稚園、寝ている間に子供が絶対見付けられない場所にゲームを隠してしまう事。
ゲームが無くなれば、イヤイヤでも他の遊びをするようになりますし、時間が経てばゲームが無い生活にも慣れていくものです。
そうなった時は、あえてゲームを復活させる必要もありませんからね。
『とっておきのご褒美にする』
ゲームをする時間が長いという事は、自ずと室内遊びの時間が長くなってしまいます。
そうすると、体力低下や運動能力の低下などを引き起こす可能性はゼロではありません。
ゲームで遊ぶのは、いざという時、とっておきのご褒美としておくのも一つの手ですよ。
「ゲームは特別な物」という印象を与えておけば、むやみにやりたがる事も減りますし、何かを頑張ったご褒美だと分かっていれば、お手伝いなどを進んでやるようにもなりますからね。
まとめ
ゲームと一口に言っても、知育的な内容のものなどもあり、勉強になるソフトは数多くあります。
また、ゲームに集中している時間は大人しく静かになるからという利点もあるかもしれませんが、それにばかり執着してしまうと、インドアな生活になったり、友達ともあまり遊ばなくなってしまう事もありますし、何より視力低下も心配ですよね。
絶対にやらせるなとまでは言いませんが、必ずしも必要なものではありませんから、与える時はしっかりと時間を守らせ、ダラダラとやらせないようにするのが重要です。
子供には元気に身体を動かして遊んでもらいたいですからね。
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