『どんなに汚れていても、とにかく手洗い嫌いで困っている』
『汚い手でもお構いなしに、食べ物を掴んでしまうので気が抜けない』
『自分で手を洗おうとしないので、結局いつも洗ってあげなければならない』
こんな悩みありませんか?
潔癖症ぐらいにとは言いませんが、ばい菌感染などを起こさないよう、最低限の手洗いはしてもらいたいですよね。
しかし、手洗い嫌いが続いてしまうと…。
『手からのばい菌が入って、体調を壊してしまった』
『爪も汚れてしまっているので、周りから不潔だと思われてしまっている』
『手だけではなく、清潔にするという事じたいを嫌うようになってしまった』
と、このようの事になってしまうかもしれませんよね。
今回は、手洗いをしない3歳児が進んで手を洗うようにする方法について、いくつか紹介したいと思います。
タオルやハンドソープを好きなキャラクターにする
手洗いで使うハンドソープや石鹸、タオルを好きなキャラクターの物にしてみていかがでしょうか?
お気に入りの物が側にあると、楽しみながら手洗いをしてくれる事がありますよ。
他の場所には使わずに、手洗い専用の石鹸やタオルにするとさらに効果的です。手洗いしなければ使う事が出来ませんからね。
また、手洗い用の石鹸やタオルを一緒に選びに行くと、さらに愛着がわいて、手洗いをするようになりますよ。
手洗いカードを作る
子供と一緒に手洗いカードを作ってみるのも効果がありますよ。
トイレの後、食事の前、外から帰ったら、汚れた時は都度…など、手洗いをしなければならない時に、しっかりと洗う事が出来たら、シールを貼るルールを作りましょう。
シール台紙がいっぱいになったら、好きなおやつを一つ買ってあげたり、その日のおかずを好きな物にしてあげたりと、子供が喜ぶようなご褒美をあげましょう。
初めのうちはご褒美目当てかもしれませんが、日々の積み重ねが「習慣」になっていく事もあります。また、言わずとも洗うようになってきたら、シールの枚数を増やしたり、既定の回数をクリア出来たら1枚貼ったりと、スキルアップしていきましょう。
ご褒美までの道のりが長くなるうちに、ご褒美を欲しがらず手洗いをするようになったら、シール制を廃止しましょうね。
わざと手を汚してあげる
水で落ちるスタンプやペン、絵の具などでわざと手を汚してあげましょう。
そして、
「手が汚れているから他のおもちゃで遊べないね」
「汚れた手じゃあ、大好きなおやつが食べられないね」
などと言い、「じゃあ、手をきれいに洗ってみようか?」と手洗いに誘ってみましょう。
目いっぱい汚れている手がキレイになって様子を見せてあげれば、手洗い=キレイという事を理解します。
「ほらっ、きれいになったね。上手に出来たね。じゃあ、おもちゃでも遊べるし、おやつも食べれるね」と、手洗いの後には嬉しい・楽しい事が待っているという事を教えてあげましょう。
ママも一緒に遊び感覚で洗ってあげる
一人ではなかなかやらないようであれば、まずはママが一緒になって手洗いをしてあげましょう。
遊びの感覚でどちらが早く・キレイに洗う事が出来るかを競争しても良いですし、洗いながら石鹸でシャボン玉遊びをしてみるのも良いです。とにかく、手洗いが楽しいものだと思わせる事が第一です。
もしくは、
と子供を誘ってあげるのも効果的ですよ。そして、「○○が一緒に来てくれたから、ママも上手に洗えたよ、ありがとう」と言ってあげましょう。
子供は褒められると嬉しいですし、ママに頼られたと思えばさらに喜びます(笑)。
また、ママの手洗いの度に誘ってあげると、自然と手洗いが習慣になっていきますよ。
手洗いするまでは、ご飯もおやつも無し
何度言っても、何をしても手洗いをしない時は、手洗いが出来るまでご飯もおやつも与えないようにしましょう。
少々可哀そうな気もしますが…、そこは心を鬼にして!!
ちゃんと手洗いをしないといけないという事を、しっかりと教えてあげましょう。
泣いても叫んでも、出来るまでは甘やかさない事。
散々泣けば諦めて、渋々でも手を洗うようになります。痛い事もないし、難しい事でもなく、手さえ洗えばお腹は満たされますからね。
その事を身をもって学ばせてあげましょう。そして、ちゃんと出来た時はたくさん褒めてあげましょうね。
まとめ
手洗いは清潔にする事だけではなく、風邪などの病気の予防にもとても大切な事です。
毎回、パパやママが手伝って洗わなくとも、自分で洗うのが習慣になるように、根気よく手洗いをさせる事が重要です。
とは言え、口うるさく言いすぎると、手洗い=嫌な事という認識が生まれ、嫌がってしまいますので、あくまでも楽しんで手洗いが出来るような環境を作ってあげましょうね。
バシャバシャと服を汚すのが気になる時は、お風呂場で練習してみたり、洗面器に溜めた水で洗わせてみるのも良いですよ。
何種類かの方法を試してみて、子供に合った方法を見極めて、習慣づけさせましょうね。
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