『ついつい、おしゃぶりに頼ってしまう。』
『おしゃぶりを外すタイミングがわからない。』
『おしゃぶりをやめさせたいが、なかなかやめてくれない。』
こんなお悩みありませんか?
おしゃぶりをしてくれると、メリットがたくさんありますが、いざやめさせようと思うとなかなかうまくいかなくて悩んでいるお母さんは多いのではないでしょうか。
おしゃぶりがやめられないと・・・
『成長したときに、歯並びや噛み合わせが悪くなってしまう。』
『子供の発達に影響してしまう。』
『おしゃぶりに頼ってしまい、コミュニケーションが減ってしまう。』
など便利なアイテムとして利用していたおしゃぶりも、やめるタイミングが遅れてしまうとデメリットが出てきてしまいます。
今回は、おしゃぶりいつまでも使ってしまうとき、やめさせるためのコツや、お母さんたちがしている工夫などをご紹介します。おしゃぶりを外すタイミングを見極め、おしゃぶり離れをさせるための参考にしてください。
おしゃぶりは、いつまで?
おしゃべりをし始める、1歳頃からおしゃぶりを卒業していくことをおすすめします。
おしゃぶりを使う子、使わない子がいて、使う子の中でも頻度や必要度が異なってきますが、1歳を過ぎたら常時使うことは避けましょう。
2歳から3歳は、乳歯が生えそろう大切な時期です。この時期におしゃぶりをしていると、歯並びが悪くなってしまうことや、おしゃぶりに依存してしまう恐れがあるのです。なので、2歳までにはおしゃぶりをやめられるようにするといいですね。
「1歳から2歳の間におしゃぶりをやめさせよう。」と長い目で見ていくと焦らずゆっくり、子供のおしゃぶりを外すタイミングを見つけることができます。お母さんの心の余裕もできて、焦ってしまうことや、不安になることもなくなりますよ。
2歳を過ぎてもおしゃぶりがやめられない子も中にはいますが、4歳を過ぎてもおしゃぶりが外せない子は小児科などで医師の相談を受けるようにしましょう。
私の子は、1人目・2人目はおしゃぶりを嫌がりおしゃぶりなしで育てましたが、3人目はおしゃぶりが大好きで、なにをするにもおしゃぶりが必須アイテムでした。1歳半ころからおしゃぶりを徐々に外していき、2歳になる前にはやめることができました。
私の体験も含め、お母さんたちがどのような工夫をしておしゃぶりを外していったのか見ていきましょう!
まずは、お母さんが“やめさせる”と強い意志を持ちましょう。
おしゃぶりを外そうとしても、始めはお子さんが泣いてどうしようもなくなってしまうことや、夜おしゃぶりなしだと、なかなか寝てくれないことなど大変な場面が増えてしまうでしょう。
家事や仕事をしていると、ついついおしゃぶりに頼ってしまっているお母さんも多いと思います。
おしゃぶりを外したいと思ったら、ズルズルしないようメリハリをつけるためにもお母さんが強い意志を持ちましょう。
次は、お母さんが強い意志を持ったうえで、おしゃぶりを外すコツや工夫を紹介します。
無理やり外すのではなく、ルールを決めて少しずつ始めましょう。
おしゃぶりは、子供にとって心の安定をもたらす効果もあります。
無理やり外してしまうと、不安な時にストレスになってしまったりもするので、始めからとりあげるのではなく、ルールを決めてみましょう。
- 寝るときは与えない
- 1日置きにする
- 決まった時間だけにする
など、常時おしゃぶりを与える状態から、おしゃぶりをしてもいい時間を決めるように改善していきましょう。
もちろん、精神安定剤のようなおしゃぶりを減らすのですから、他に安心できる材料を補っていく必要があります。コミュニケーションの時間を増やしたりして、他に安心できることを見つけてあげましょう。
わからなくても言葉にしてあげましょう。
1歳過ぎの子におしゃぶりをどうしてやめなければいけないのか説明しても、理解はまだできませんよね。
でも、ちゃんと言葉にして伝えてあげましょう。子供は成長の中で言葉はわからなくても、相手の表情や感情から、どんなことを伝えたいのかを察するようになっていきます。
そして、2歳頃であれば、お母さんのいう言葉も少しずつ理解してくれるようになってきます。
- 「そろそろおしゃぶりとバイバイしようね」
- 「おしゃぶりさん少し休憩させてあげて、ママとお話しようか」
- 「これから生えてくる歯が、おしゃぶりがあるとのびのび大きくなれないんだって」
など、子供にもわかりやすく説明していくのがコツです。
おしゃぶりに細工をしてみる。
無理にやめさせるのではなく、自然にやめさせる方法を試してみましょう!
おしゃぶりに細工をするのは、少し抵抗があるお母さんもいるかもしれませんが、参考程度にどうぞ。
おしゃぶりにハサミで少し切り込みを入れて、子供に吸わせてみましょう。子供によりますが、吸った感覚が違うことに気づき、おしゃぶりを嫌がるようになる子が多いようです。
また、切り込みの部分を見せて、「壊れちゃったからもう使えないね。今までありがとうをしてさよならしようか」などと声をかけると、すんなり受け入れてくれることもありますよ。
だんだんおしゃぶりの時間を減らしていき、そろそろ大丈夫かなというタイミングでやってみるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
おしゃぶりを外すと、普段おしゃぶりで補えていた部分をお母さんが少し頑張らなくてはいけなくなり、始めは大変です。
でも、おしゃぶりにデメリットが出てきてしまう時期になったら、少し頑張ってお子さんのためにおしゃぶりを外していきましょう。
おしゃぶりを外すことで、子供の新たな発見や、成長を見つけることもできるはずです!
大変な時期になりますが、根気強く頑張っていきましょう。
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