『水を怖がり、一人で顔を洗えない』
『ご機嫌ななめだと、顔を拭くのすら嫌がってしまう』
『このまま洗顔嫌いで大きくなってしまうのではないかと心配になる』
こんな悩みありませんか?
小さいうちはどうしても水を怖がり、一人で顔を洗わせるのには苦労しますよね。
家にいるうちはパパやママが側にいるから良いけれど、幼稚園や保育園に入るようになったら離れる時間も出てきます。
出来ないからといつまでも手伝ってしまうと…。
『幼稚園に行っても、一人だけ先生に手伝ってもらわないと顔を洗えない』
『プールの時間も顔に水が掛かるので嫌がってしまう』
『水どころか、洗顔自体を嫌がり、やらなくなってしまった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、4歳児が水を嫌がることなく、上手に顔を洗えるようになる方法はどのようなものがあるのでしょうか?いくつか紹介しますね。
①『お風呂で一緒にお顔パタパタから』
洗顔だけを嫌がり、お風呂に入る事は大好きなのであれば、まずはお風呂の時間に、温かいお湯で顔をパタパタする事から始めてみましょう。
洗顔を嫌がる原因の一つは、冷たい水という事もあります。
お湯は嫌がらず、身体が濡れる事にも抵抗がないなら、お風呂の時間は絶好の練習時間です。
とは言え、始めからお湯を顔にバシャバシャかけるのはハードルが高いと思いますので、少量をすくって、頬っぺたやおでこ、顎などをパタパタする事から始めてみましょう。
大切なのは、水に対する恐怖心を無くす事。
もちろん、息が出来なくなるような状態は危険だと教えなければなりませんが、洗顔する時の水は怖くないという事を教えてあげる事が大切です。
ママのお化粧に興味があるようなら、化粧水をつけるような感じでパタパタしてあげると喜ぶことも多いですよ。
鼻や口に水が掛からないようにする事からスタートして、少しずつ水の量を増やしていき、最終的に一人でバシャバシャ出来るようにステップアップしながら練習していきましょう。
②『キレイにカッコよく変身作戦』
顔を洗わないという事は、顔にバイキンマンがたくさん住み着いて大変な事になるという事を教えましょう。
「ばい菌の住処のお顔じゃ、お外に遊びに行けないよ」
などと多少怖がらせるのも効果的。
その話に対して、怖がったり嫌がるようなら次の作戦。
しっかりと顔を洗えば、バイキンマンも居なくなって、女の子ならプリンセス、男の子ならヒーローに変身出来ると説明するのです。
もちろん、この限りではなく、子供が好きなキャラクターなどでもOKです。
これにより、なぜ顔を洗わなければいけないのかという事を理解し、清潔にするという学びにも繋がります。
頭ごなしに「顔を洗いなさい」と言っても、理由が分からなければ自ら進んでやる事も難しいですからね。
毎日キレイに洗顔すると、キレイに可愛く、カッコよく変身できると分かれば、徐々に嫌がらずに洗顔するようになりますよ。
③『お気に入りの洗顔グッズを使う』
洗顔が楽しくなるような工夫も必要です。
子供がお気に入りのキャラクターのタオルや洗面器、踏み台などを用意して、毎朝洗面所に行くのが楽しくなるような工夫を施しましょう。
無地のタオルで洗うのと、大好きなキャラクターのタオルの洗うのとでは、テンションも違ってきますからね。
「○○が書いてあるから、お顔がますますキレイになるね」
などと声を掛けてあげるのも効果的ですよ。
④『絵本の活用』
洗面所に行くのも嫌がるようであれば、まずは顔を洗うやり方が書いてある絵本の読み聞かせから始めましょう。
どうして顔を洗うのか、顔を洗うとどうなるのか、もしくは洗わないとどうなるのかなどが、子供にも分かりやすいように書いてありますので、暇を見つけて何回も読んであげましょう。
そうする事によって、子供も洗顔に興味を示し、少しずつやりたがるようになってきます。
ポイントは、子供が進んでやるように促す事。やろうという気持ちを持たせる事です。
毎日がみがみ「洗いなさい!」と口うるさく無理強いするのは逆効果です。
自ら興味を示し、少しでも洗える事が出来たら、しっかりと褒めてあげましょうね。
まとめ
顔は誰からも見える場所です。
その為、不潔にしている事もすぐに分かってしまいますよね。
目やにが付いていたり、鼻の下が汚れていたり…。
恥ずかしいからと、ついついすぐに手を出してしまいがちですが、まずは汚れている事を子供に見せ、洗えばキレイになる事を教える事です。
また、水を怖がっている子に、強制的に水をかけたりするのはNG。
恐怖心を大きくするだけですからね。
あくまでも、子供のやる気を引き出して、上手に出来たら褒めてげる事が重要です。
それぞれにペースがあるのは当たり前です。
焦らずに、子供に合わせた方法で洗顔が日課になるようにしていきましょうね。
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