「幼稚園入園に合わせて水筒を選ばなければならない」
「どんなタイプの水筒が飲みやすいの?」
「子供の水筒を選ぶ際に、重視すべきポイントは?」
水筒売り場に行くと、様々なキャラクターのものがところ狭しと並んでいます。
どれでも良いかと見ていると、デザインだけでなく、大きさや飲みくちのタイプなどたくさんの種類があることに気が付きますね。
「色々なタイプや材質のものがありすぎて、どうしたら良いのかわからない」
「最近までマグを使っていたような3歳の子供が、一人で飲める水筒はあるの?」
「毎日使うものだから、失敗したくない!先輩ママにアドバイスを貰いたい!」
大人が側についているなら、どのようなものでも扱えるけれど、一人で持たせるとなるとやっぱりちょっと心配ですよね。
今回は、保育園に持っていくおすすめの水筒や選び方のポイントについて、まとめてみました。
水筒選びで迷っている方は、必見ですよ(^^)
選び方1:それぞれのメリット・デメリットを知る
子供用の水筒には様々なタイプがあります。
代表的なのが、
- ストロータイプ
- コップタイプ
- ダイレクトタイプ
の3つではないでしょうか。
水筒と一口に言っても、安価なものではありませんので、失敗したくないですし慎重になってしまいますよね。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、それを知っておくことでかなり選びやすくなります。
ストロータイプ
ストロータイプの水筒は、その名の通り、飲みくちがストローになっているものです。ストローの素材もシリコン製やプラスチックのものなど様々です。
このタイプの一番の利点は、子供が飲みやすく、こぼしにくいということではないでしょうか。
幼稚園にこれから入園する3歳児となると、一人で水筒を開け、飲み物を飲むというのも大変な作業です。
それに加え、園生活の忙しない環境ですから、ふとした拍子に水筒を傾けてしまったり、こかしてしまったりということが考えられます。
そんな時でも、ストロータイプならさほどの被害にはなりません。
また、ストロータイプであれば、コップやダイレクトのように、水筒をよいしょと持ち上げて飲まなくても、ストローで吸い上げられるので楽です。
反して、デメリットは、毎日のお手入れが面倒だということです。
幼稚園に持っていく水筒は、毎日使うものですから、ママが毎日洗ってあげる必要がありますよね。
ストローは、専用のブラシなどを使い、洗うことが必要ですし、綺麗にしたつもりでも茶渋がなかなか落ちなかったりと、ストレスになります。
また、パーツも多く、紛失の可能性もあります。
コップタイプ
コップタイプは水筒の蓋がコップになっていて、中蓋をあけてコップに注いで飲む仕様のものです
子供用水筒では、このコップタイプとダイレクトタイプが2wayになっているものも多いです。
コップタイプのメリットは、日々のお手入れがしやすいことや、中の飲み物に逆流しないので衛生的だということです。
作りがシンプルで、コップ部分、中蓋と分ければ簡単に洗えますから、毎日綺麗にするママにとってはストレスフリーですね。
また、ストローやダイレクトタイプだと、食事の時に飲むと、口の中の飲み物が逆流などしてしまう可能性もありますが、コップタイプだとその恐れはありません。
しかし、コップタイプは実は園児にはあまり向かないのかな?と思う面もあります。
まず、年少さんだと自分でコップに注ぐのがまず大変であること。
更に、コップに出したものを全て飲まなくてはならないということ。
こぼしやすいということがデメリットとして挙げられるかと思います。
年長さんくらいになってくると、上手く使いこなせますので、年齢に合わせて使い分けると良いかもしれません。
ダイレクトタイプ
ダイレクトタイプは蓋を開けると、ペットボトルの飲みくちのような筒状の飲みくちがあり、そこから直に飲み物を飲むことができる仕様のものです。
幼稚園児ではこのタイプを使っている子が多いように思います。
ボタン一つでパカっと蓋を開けられるものが多いことが、このタイプの優れた点です。
開けて・飲んで・閉めるが非常にスムーズにできること。
お手入れもストローに比べてやりやすいこと、などがありますね。
年少さんでも一人でサッと飲むことが出来ますので、このタイプを推奨している園も多いようです。
デメリットとしては、先述したように口の中のものが逆流してしまう可能性があることや、蓋の開いた状態で水筒を倒してしまうと、中身がこぼれてしまうことなどがあります。
また、お手入れはストロータイプに比べてやりやすいですが、このタイプもパーツが多かったりして、紛失の恐れがあります。
選び方2:容量
さて、タイプを決定したら次に決めなくてはならないのが、水筒の容量と材質ですね。
入園前は、子供の飲み物とはいえ、ママがバッグに入れてあげてましたが、入園後は子供が自分で肩に掛けて持ち運ばねばなりません。
そういった点も考慮して、決定していきたいものです。
容量については、入園当初であればそれほど大きなものは必要ありません。
単純に、飲みきれないからです。
大体、360~500ml程度のものを使っている子が多いのではないでしょうか。
年中、年長と学年が進むに連れ、600mlや800mlに移行していく子が多いようです。
え、そんなに何度も買い換えるの!?なんて思うかもしれませんが、そうなんです。
というのも、子供が自分で管理しますので、どんなにおとなしい子でも階段を登るときにぶつけ、時には落とし、といった感じで壊してしまうんですよね。
後述しますが、材質がプラスチックであれば、簡単に壊れます。
というわけで、入園準備で買うのであれば、そんなに大容量で無くてOKです。
あんまり大きいと持ちにくいし、重たくなってしまいますからね。
選び方3:材質
水筒の材質というと、ステンレスやプラスチックの物があります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、こちらでも分けてご紹介します。
プラスチック
プラスチックの水筒は、非常に軽く、3歳児でも持ちやすいかと思います。
また、値段も安価ですので、壊したらという不安も少ないですね。
100円ショップで買えるようなものもありますよ。
利用する子供が多いからか、キャラクターなどのデザイン展開もステンレスタイプと比べると多いように思います。
飲み物が夏場はぬるくなってしまうことや、壊れやすいことは残念な点です。
しかし、安価なので、使い捨て感覚で持たせるのであれば全く問題無いでしょう。
ステンレス
ステンレスタイプのものは、飲み物の温度が変わりにくく、衛生的であること、丈夫で壊れにくいことなどがおすすめできるポイントです。
しかし、その丈夫さ故に、重さがあります。
お値段もプラスチックのものより高い場合が多く、買い替えをする前提ではあまり向かないのかもしれません。
年少さんの身体が小さいうちはプラスチックの容量が少ないものを、年中~年長くらいになってから、ステンレスの容量の多いものに切り替えるという使用方法が良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
園児の水筒、悩めば悩むほど奥が深いですよね。
実際にお店に行って、子供の肩に掛けてあげたりしてみると大きさや重みがわかります。
プラスとして飲料の重みが加わることは忘れてはなりません。
3歳児ですと、実際に子供が扱えるかどうかがポイントとなってきますので、子供に触らせてみて選ぶのが間違いないかもしれませんね。
私も娘が入園する時には、水筒でかなり悩んだものです。
ちょっと奮発して、プラスチック製だけど保冷がある程度効くものにしたんですが、結局数ヶ月で蓋の部分が割れてしまい、買い換えることに。
二個目は先輩ママたちにアドバイスを貰い、安価なプラスチックのものにしました。
驚くほどによく壊すし、持っているのを見ていると、背が小さいので階段などの段差でゴンゴン当たってるんですよね。
壊そうと思っているわけではないので、もう年少のうちは消耗品だと思って諦めることにしました。
年中になった今ではステンレスのものを持たせていますが、すっごく丈夫で、全然壊れません。保冷が効くので、夏場でも不安がありませんし、助かっています。
水筒選び、大人だけで考えてしまうと悩んでしまいますが、年齢や、子供の器用さに合わせて選ぶと良いですね。
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