「幼稚園の入園グッズって何が必要なの?」
「生地選びからするのって面倒なかんじ…」
「作り方すら知らないけれど…」
お子さんのご入園が決まったお母さん・お父さん、こんな悩みありませんか?
幼稚園が決まったと思い、安心しているのも束の間、幼稚園から「入園までに園で使う物を用意してください」と言われますよね。
何となく予感はしていたものの、「え?これも?」と予想外の物を用意する必要がある幼稚園もあったりします。
「きっと作り出したら忙しいから、生地は今のうちに購入!」
「私自身の時はこれが必要だったから先に作っておこう」
「ミシン使ったことはないけれど、きっと使わなきゃ作れないからこの際買っちゃおう!」
と、確かな情報もなく先走り過ぎると、後でかなり後悔することになります。
そこで今回は、幼稚園の入園グッズを作る前に、知らなきゃ損する3つのポイントについてご紹介します。
まずは必要グッズの確認を
入園グッズというと、“絵本バッグ・ランチョンマット・お弁当袋・コップ袋”があります。
今はないですが、ウチの子どもの幼稚園では、何年か前までは“スモック”もありました。
また、子どもの幼稚園が決まる前に見学に行った幼稚園では、“アイマスク”が必要なものの中に入っていました。(お昼寝は幼稚園なのでもちろんないですが、集中力トレーニングでアイマスクを使うそうです)
ということで、幼稚園(の教育方針)によって、必要なものは変わってきます。
たいていの幼稚園は、入園が確定した後の“入園説明会”の中で、こういう物を入園式までに用意をしておいてください…という説明があります。
ウチの子どもの幼稚園は11月末頃にありました。
幼稚園によって指定のサイズがあったり、遠慮してほしい生地があったり…と注意点もその時に伝えられました。
例えば“絵本バッグ”ですが、“キルティング生地”はダメでした。
理由は、園児2人で一つの棚(ロッカー)を使う為、かさばるからということでした。
このロッカーには、絵本バッグの他、コート・通園バッグなど園児個人の物もしまう為、一人一人が大幅に使ってしまうと、一緒に使っているお友達が使えなくなる…ということです。
また、お弁当袋には“お弁当箱・ランチョンマット・カトラリーセット(はし・フォーク・スプーン・おしぼり)”をひとまとめに出来るサイズ、“ランチョンマット”は、小学生が給食を食べる時に机に仕組みからサイズだと大きすぎるため、規定のサイズを伝えられました。
つまり、“入園説明会”の前に早めに作りたいから…とフライングで作業をしてしまうと、「これも作り直し…あぁ、これも!」と、二度手間になってしまうこともあります。
焦る気持ち…とてもわかりますが、説明会までちょっと待ってみてください。
いざ作業開始!の前に
「せっかく幼稚園に持っていくものだから、子どもの好きな柄や色、そして可愛く(かっこよく)作りたい!」と、思うお母さんは多いはずでしょう。
時間をかけながら色々凝って…としたいですが、入園グッズは、各1つずつ作ったら良い…というわけではありません。
毎日お弁当がある幼稚園でしたら、“お弁当袋・コップ袋・ランチョンマット”が1セットだけだと、足りないのです。
そのため、やはり複数セットは必要になってきます。
手作りやミシンが得意というお母さんでさえ、複数作るのはそれなりに時間がかかるものですが、「手作り苦手…ミシンなんて…」というお母さんにとっては、「もうどうしよう…」となってしまいますよね。
ここではまず最初に、「複数セット作りたいし、凝りたい!」…そんな手作りで作る際の2パターンの方法をご紹介します。
①全て自分で準備し、作りたい場合
手作りが得意なお母さんでしたら、幼稚園で使う物のサイズがわかったら、すぐに作業を始められます。
作りたい物の型紙を自分で作ったり、WEB上で自分のレベルに合いそうな作り方を参考にし、縫い代を含む必要なサイズの生地を購入します。
本屋さんでも入園グッズなどが載った雑誌がたくさんありますが、自分のレベルに合わないと作る時間も倍!です。
しかし、何冊も何冊も本を手に取れないのが現状ではないでしょうか?
私はそうでした…。
だいたい作りたいイメージを描き、私の場合は「○○(作りたいもの) 簡単 可愛い」で検索!
最近は本当にWEB上に様々な作り方があるなぁ…と感心したくらいです。
だからオススメします!
そして、生地を選ぶ時は“厚さ”が目安となります。
しっかりした厚みのある生地で作りたい場合は、”キルティング生地”、あまりかさばらないように作りたい場合は、少し薄めの生地”オックス”や“帆布”などを選んでみてください。
あまり生地が薄すぎると、入れるものの重さによって破けたりしてしまいます。
(幼稚園で遠慮してくださいという生地がある場合は、その生地の種類はもちろん除いた中で選択してください)
さらに、絵本バッグに必要な“持ち紐”、お弁当袋やコップ袋に必要な“まる紐”なども必要に応じて揃えます。
各種バッグの紐ですが、生地からでも作れます。(必要な幅?4倍の幅)?必要な長さ…の生地で、それぞれ上下の端から必要な幅になるように4つ折りし、“わ”になっていない方を縫うと紐の完成です。
欲しい本数分作るのは手間はかかりますが、同じ生地やあまった生地で作れるため、トータルで購入する金額が若干ですが少なくなります。
手間か費用か…で考えてみてくださいね。
また、絵本バッグですが、キルティングがだめな場合、裏地を作ることで一枚のオックス生地よりは頑丈になります。
私は、表面はオックス生地・裏面はガーゼ生地で作りました。
オックス生地一枚よりもへたっとしにくく、頑丈なため、図鑑を入れても大丈夫でした。
②少し楽に作りたい場合
手芸屋さんでは、様々なキットが売っています。
キットというのは、既に使うサイズに切ってある生地がセットになっているものです。
作り方も一緒になっている上に、自分で生地を裁断しなくて良いので、とても楽です。
万が一、キットのサイズが指定サイズより大きかった場合は、カットして使えます。
しかし、値段的には決して安いとはいえないので、複数作る必要のあるものについては、1セット購入し、あとは同封の作り方を見て必要なサイズを購入したほうが良いかもしれません。
型紙を作らなくて良いという点では大変便利ですし、色の配色にも悩まなくて済みます。
どちらの場合も、ミシンで作業すると楽ですが、手縫いでも地道ですが出来ますので、
お母さんの状況により選んでみてください。
場合によっては市販品で!
「家庭科は苦手だったの…!」「作るなんてどうしても無理…」というお母さんでも、大丈夫です。
最近は手芸屋さんで、“絵本バッグ・ランチョンマット・お弁当袋・コップ袋”一式が出来た状態で販売されています。
いかにも市販品という感じがしない、手作りのものなので、こちらを活用するのも良いと思います。
どうしてもちょっと抵抗がある…という方は、市販品にアレンジをしてみてください。
お子さんの名前のワッペンを付けたり、好きなキャラクターのワッペンを付けたり、女の子はビーズなどキラキラしたものが好きですから、ビーズをワンポイントに縫い付けてみたり…と様々です。
ワッペンやビーズは、手芸屋さんだけでなく、100円ショップでも扱っているので、お好みのものを探す楽しみもありますね。
まとめ
ウチの子どもの幼稚園は週3回がお弁当ですが、それでもお弁当セット一式は4セット作りました。
ランチョンマットはアイロンがけがなくても使えるように、裏表違うオックス生地で縫い合わせて作りリバーシブル。
お弁当袋・コップ袋は“かくしマチ”を入れることで、洗濯をしても早く乾くようにしました。
キラキラ大好きだったので、絵本バッグにはビーズでいくつかアクセントを…と一緒に使う材料を遊び選んでいました。
あと1年ちょっとで卒園ではありますが、最近違う柄の幼稚園グッズがほしい!とリクエストされました。
キャラクターもので作ったわけではなかったのですが、やはり好みは変わっていくようです。
これも一つの成長と受け止め、また制作しようかな…と思っている今日この頃です。
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