すべり台が苦手な3歳児…「怖い」から「楽しい」へ!3つのオススメ克服法

すべり台が苦手の克服法 3歳児

「公園に遊びに行ってもすべり台が嫌いで近寄らない」

「すべり台に登ったは良いけれど、結局すべりおりてこられない」

「毎回毎回、一緒に!と言われる」

 

公園に遊びに行ったけれど、こんなお子さんの様子を見てしまい、悩んでいませんか?
すべり台は子どもにとっては「楽しいもの」と思いがちですが、全てのお子さんが同じように感じているわけではないのです。
そのため、

 

「楽しいから大丈夫だから」

「何回かすべったら平気になるから…」

「練習しなくちゃすべれないよ!」

 

など、「楽しいものだから」ということを前提にお子さんと接してしまっては、ますます“苦手”・“怖い”という気持ちは増えてしまいます。

そこで今回は、子供のすべり台の「怖い」を克服できるようになる方法をご紹介していきます。

 

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何が怖いのか…?

まず「怖いもの」を克服するには、お子さんにとって「すべり台の何が怖いのか」という原因を探ることが大事になってきます。

 

3歳ならば、自分の気持ちを伝えられるお子さんも多いですし、お子さん自身が上手く伝えられない場合は公園でのお子さんの様子を見てみましょう。
「何が怖い」かが見えてくるはずです。

 

以下に挙げるのか全てではありませんが、“こんなことが怖い場合があるよ”ということで、いくつかご紹介します。

 

(1)登るのが怖い

すべり台の階段部分で、「どんどん高くなるから」・「階段を登っている途中に隙間から下が見えるから」、すべり台の頂上が「高すぎる」など、高いところに行くことを怖いと感じていることがあります。

 

(2)すべり降りるのが怖い

すべり台の頂上から「速いスピードですべるから」・「すべったあとの着地が上手くいかないから(どん!とおしりから落ちてしまう…等)」、「落ちてしまいそう…」など、すべり降りる時に不安を感じていることがあります。

 

(3)周りが気になる

公園には様々な年齢のお子さんがいるので、同じくらいのお子さんとの触れ合いが少ないお子さんにとっては、「他のお友だち」が怖い場合もあります。
階段に登っている途中・すべるタイミング時などに不安そうなら、この可能性もあります。

 

(4)場所見知り

慣れていない場所に行くと不安になってしまうのが場所見知りです。
3歳頃まではまだある時期なので、お母さん・お父さんからあまり離れたがらずの場合はこちらも考えられます。
何回も行っている公園では起こりにくいです。

 

と、すべり台だけではなく、環境にも「怖い」・「不安」と感じる要素はあるのです。
その原因がわかったら、今度は一緒に克服に向けてチャレンジしていきましょう☆

 

チャレンジする前に…

私が知ったのは出産後なのですが、公園の遊具に「年齢制限」があるのはご存知でしょうか?
遊具に対象年齢が明記されたシールが貼ってあるのです。
具体的には、(A)1歳~3歳用 (B)3歳~6歳用 (C)6歳~12歳用 となっています。

 

つまり、対象年齢に満たさない人がその遊具で遊ぶと危険なので、使わないように…ということなのです。
小学生が3歳~6歳用の遊具で遊んだり、3歳のお子さんが6歳~12歳用の遊具で遊んだりすることは危険なのですね。

 

ただ、(A)1歳~3歳用 (B)3歳~6歳用の遊具には「○歳から○歳の幼児には大人が必ず付き添ってください」という注意書きがある場合があります。
お子さんが遊ぶ様子を周りで見守っていれば良いわけではなく、お子さんが危険がないように一緒に遊具に付添いましょう。

 

また公園によっては、危険がないように注意書きがある所もありますので、遊ぶ前にしっかり確認しましょう。

 

チャレンジするとき

では、実際に「怖い」と思っているすべり台を克服するにはどうしたら良いのか、段階ごとにご紹介していきます。

 

(1)一緒に登る

3歳頃になると一人で階段を登れるお子さんがほとんどですが、すべり台のちょっと狭い階段やはしごタイプのものなどは、日常的に接することがないので、足の運び方がわからない…となる場合があります。

 

そのため、後ろから一緒に登ったり、「右足はここ(ステップ)で手はここ(手すり)を掴むんだよ」というように、アシストしてあげましょう。

 

後ろからお母さん・お父さんが来てくれている・見てくれているということが、お子さんにとっては安心になるので、ゆっくり確実に登れるようになってきます。

 

(2)一緒にすべる

すべり台の上に登ることが怖くなくなったら、次はお子さんと一緒にすべり台からすべってみましょう。

 

お母さん・お父さんの脚の上にお子さんを座らせ、お子さんが不安にならないよう、後ろから抱きかかえる感じです。
着地の時には、お子さんの体が倒れないように支えてあげましょう。

 

手をつないで並列(お子さんと並んで)ですべるのは、大人と子どもでは体重の関係ですべるスピードが異なり、危険ですからやめましょう。

 

(3)すべり台の下でキャッチ

すべり台に登れ、一緒にすべるのに慣れてきたら、次のステップにいってみましょう。
お子さんはすべり台の上に、お母さん・お父さんはすべり台の下(着地地点)で待ちます。

 

「お母さん(お父さん)が下にいて、受け止めてあげるから大丈夫だよ」とし、お子さんがすべってきたら脇を支えてキャッチしてみましょう。
お母さん・お父さんが下で必ず受け止めてくれるという安心要素があると、自分一人ですべってみようという気持ちになります。

 

ただ、どの段階でも無理は禁物です。
親である大人は、お子さんの様子を焦らず見守ってあげてくださいね。

 

まとめ

我が子は最初、すべり台を「怖い」と思うことはなかったのですが、3歳頃に祖父と一緒に行った公園の少し長いすべり台が(子どもにとっては)けっこう急だったようで、それ以降すべり台が怖くなってしまいました…。

 

低いすべり台ですら近寄らなくなってしまい、「1・2歳の小さい子ではないけれど…」と私も一緒にすべり台に登りすべり…をしていました。

 

一度怖いと思ってしまうと、“本当にもう大丈夫”と子ども自身が安心を感じられるまでは、こちらが「怖くないよ」「低いから大丈夫だよ」と言っても、だめなんだなと思いました。
そんな過程を経験した今は、どんなすべり台でも躊躇うことなくチャレンジしています。

 

克服までには、大人側の焦らない気持ちと、お子さんが安心できる気持ちが大事です。
ゆったりと見守りながら、お子さんと一緒に乗り越えられたら良いですね。

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