車でグズグズ、気持ち悪いよー!3歳児の車酔いへの対策5つ

車酔いの対策 3歳児

「子供がなんだか浮かない顔をしていると思ったら、車内で突然の嘔吐。」

「車で酔うようになってから、車を使ってのお出かけを嫌がるようになった。」

「ほんの数分の距離でも酔ってしまうこともあり、かわいそう。」

 

3歳児というと、まだ自分の体調の悪さを上手に言葉にできない年頃です。
ですので、辛くても「気分が悪い」というのではなく、泣いてそれを表現しようとします。

 

しかし大人は泣いている=不機嫌だと受け止めてしまいますので、なかなか「車酔い」に気づいてあげられないんですよね。

 

「子供の体調が悪かったり、戻してしまったりすると、親としてもしんどい。」

「酔い止めなどを使いたいけど、3歳の子供に飲ませて良いものか迷う。」

「なんとか車酔いをせず、楽しいお出かけにしてあげたい!」

 

小さな子供は「うっ!」となっても、それを我慢することができません。
そうなると、においもこもってしまい、それが原因でまた車酔いの元になることも。
チャイルドシートなどのお掃除も大変です。

今回は、車酔いしやすい3歳児への対策について、まとめてみました。

 

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子供向けの酔い止めを使う

私も知らなかったんですが、小児用の酔い止めって売られているんですね。
ドラッグストアで探してみるとありました。

 

もしもお子さんの車酔いがあまりにひどい場合には、お薬を飲ませてあげることも一つの方法です。
酔い止めを飲むと眠りやすくなりますし、子ども自身も、付き添う大人にとっても楽です。

 

とはいえ、3歳の子供にむやみに薬を飲ませることって抵抗がありますよね。
そういう時には、お守りとして用意だけしておいて、症状が出たら飲ませるという方法でも良いと思います。
この場合、吐き気が出てからでも効くものを選ぶことがポイントですね。

 

食べ物で乗り切る!

車酔いをする人にとって、車に乗る前後に食べるものは非常に重要です。
というのも、食べるものによって「酔いやすい」「酔いにくい」「酔った時に症状を和らげてくれる」といった効果があるからです。
特に、酔いやすい食べ物には注意したいですよね。

 

酔いやすいもの

【柑橘類(かんきつるい)】

酸味があり、サッパリとするかと思うのですが、オレンジジュースなどの柑橘類は胃に負担がかかり、気持ち悪くなりやすいのです。
もしも子供がジュースを欲しがってしまう場合には、オレンジジュースよりもリンゴジュースの方が良いですよ。

 

【卵】

卵って、お雑炊やうどんなんかにも入っている事が多いので、消化に良さそうな印象がありますよね。
しかし、実は消化されにくく、胃腸に負担がかかりものすごく車酔いしやすい食べ物なんです。

 

【牛乳】

牛乳も車酔いしやすい食品の一つです。こちらも意外と消化されにくく、胃腸に負担がかかります。
それだけでなく、万が一戻してしまった時、ニオイなどが車や衣服に残るので、結構ダメージが大きいです。我が家も一度、車に長時間乗る前に牛乳を飲ませてしまい、大変なことになってしまいました・・・。

 

酔いにくいもの、気持ち悪くなった時に良い物

【りんご】

りんごは消化に良い食べ物の代表で、風邪のときなどでもすりおろしりんごが登場したりしますよね。
前述したように胃にも刺激がなく、吐き気を催しにくい果物です。

 

【梅干し】

酸っぱいものが平気なら、梅干しは効果的です。
気持ち悪くなる前に、口に入れておくと良いですね。
私も子供の頃、すっごく酔いやすかったので、車に乗る時は口の中にずっと梅干しを入れていました。
コンビニなどに売っているカリカリ梅や干し梅でも大丈夫です。

 

【生姜】

生姜の中にはジンゲロールという成分が入っており、吐き気の緩和に効果があるのだそうです。
そうは言っても、3歳児が好んで生姜を食べるわけではありませんので、お味噌汁に少量のおろし生姜を入れて食べさせてあげるなど、食べやすい工夫をしてみてください。

ただし、ジンゲロールは酸素に弱く、また加熱すると変質しますので、食べる直前にすりおろし、生のままで摂取する方法が効果的だと言われていますので、注意して下さいね。

 

【噛みごたえのあるもの】

ガム、硬めのグミ、さきいかなど、しっかりと噛むものは車酔いを予防してくれます。

ただ、3歳児だと虫歯や塩分なども気になる年頃ですから、こちらも多用せず、どうしてもという時に頼りたいですね。

 

お腹具合にも注意

食べ物について色々とご紹介しましたが、だったら何も食べずにいればOK?と思うかもしれません。
しかし、空腹すぎると、それはそれで気持ち悪くなってしまうもの。
逆にお腹がいっぱい過ぎても吐き気を催しやすいです。
ほどほどに、あっさりとしたものをお腹に入れておくのが良いですね。

 

本やテレビ、スマホなどを見せない

気を紛らわせようとして、ついやってしまうのが、DVDやテレビを見せることです。
しかし、車内であの小さな画面を注視するのは、逆に車酔いの原因になってしまいます。
画面も揺れますので、ずっと見ていると大人でも気持ち悪くなりますよね。

 

本やスマートフォンも同じくで、下を向いてじっと見るのは、車酔いを誘発してしまいます。
気を紛らわせるのであれば、子供の好きな音楽を掛けてやり、一緒に歌うなどすると良いですよ。

 

温度や服装に注意

暑すぎると、それだけでフラフラとしてしまいます。
着過ぎたり、エアコンを効かせすぎないよう注意しましょう。

 

また、ズボンのウエストが苦しかったりすると、それでもしんどいですから、なるべくゆったりとした服装にしてあげてください。
可能であれば窓を開けてあげれば、結構気分が良くなったりもします。

 

まとめ

車酔いって本当にしんどいものです。
私も、子供の頃から現在でもずっと、車酔いが酷く、車に乗ることが憂鬱で仕方がありませんでした。
特に車のニオイがきつかったり、市バスだったりすると瞬殺です。
今でも、自分が運転をしない時には酔ってしまうので、長時間の移動には梅干しやグミが手放せません。

 

せっかくのお出かけなのに、移動が辛いのではめいっぱい楽しめませんよね。
特に小さな子供では、吐き気を我慢することもできず、そのまま戻してしまったりもしますので、そうなると、お着替えなども大変です。

 

小さな体で辛さに耐える姿は、見ているのもかわいそうなもの。
できる予防は完璧にしておいて、休憩をこまめに取り、眠れるならば寝てしまうのが一番の対策です。
なるべくしんどくならないよう、環境を整えてあげて下さいね。

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