『マイペースなので、ご飯を食べるのがいつもスローペースである』
『お弁当を食べきれないのか、残してくる』
『残してくると、帰るまでにお腹が空かないか心配になる』
こんな悩みありませんか?
どうしても遊びが気になったり、じっとしている事が出来ず飽きてしまったりと、決められた時間内にお弁当を完食出来ない子は多いですよね。
大きくなれば大丈夫と安易に考えていると…。
『お弁当に興味関心が薄く、いつまでたっても残す癖が直らない』
『お弁当だけではなく、食に関する関心も薄くなってしまった』
『いつも最後まで残るので、お弁当の時間が苦痛になってしまった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
かと言って、早食いさせるのも可哀そうですし…。
でも、せっかく作ったお弁当をきれいに完食してもらいたいのも本心(笑)。
そこで、今回はお弁当を残しちゃう3歳児が、時間内に食べきるテクニックをいくつか紹介したいと思います。
『食べきれるお弁当の量を見極める』
まず一番初めに思いつくのは、お弁当の量ですよね。
子供が好きなお弁当の中身でも残してしまう場合は、量が少し多いのかもしれません。
とは言え、お弁当を食べている様子をずっと見ているわけでは無いので、適量を判断するのはなかなか難しいものがあります。
その時は、残してくる中身に注目して下さい。
残っているのがご飯なのか、おかずなのか。
数日観察し、頻繁に残っている物の量から減らしていきましょう。
ご飯が残るのであれば、詰める量を減らし、おかずが残るのであれば、一品減らしてみましょう。
減らしてみて、食べきれるようなら、それが現段階での適量になります。
その量でしばらく様子を見て、帰ってきてからおやつを多く欲しがったり、夕ご飯の量が増えてくるようなら、また少し増やしてみるなど微調整をしてあげましょうね。
『食べやすい中身にしてあげる』
時間内に食べきれない理由はいくつかありますが、食べるペースが遅い以外にも、お箸が上手に使えないという事があります。
保育園や幼稚園にもよりますが、教育の為にもお弁当にお箸を推奨している所も少なくありません。
家では残さないのに、お弁当を残してしまうのは、箸使いに苦戦しているからかもしれません。
家では早く片したいからと、フォークやスプーンにしたり、パパやママが手伝ったりしてしまいますからね。
そんな時は、箸ももちろん持たせますが、食べやすいお弁当に工夫してあげましょう。
ご飯は一口サイズのおにぎりにしたり、おかずには食べやすいようにキャラクターのピックをつけてあげたり。
そうする事により、箸で全てを食べきるよりはかなりの時短になります。
とは言え、いつまでも使えるテクニックではないので、家でしっかりお箸の練習をしましょうね。
『お弁当を食べる練習をする』
自宅でもお弁当を作り、食べる練習をしましょう。
毎日だと飽きてしまいますので、お弁当の日を決めてやりましょうね。
ポイントは、家族みんなでお弁当を食べる事。
子供だけだと嫌がって食べなかったりしますからね。
皆で楽しくお弁当を食べる事で、お弁当の時間は苦痛なものではないという事を学びます。
また、お休みの日にお弁当をもってお出掛けするのも効果的ですよ。
外で食べるお弁当はいつもと違う雰囲気になるので、遠足や運動会の時などの練習にもなりますからね。
さらに、家でお弁当を食べる事は、子供の適量を見極めるきっかけにもなりますので、試してみる価値は十分ありますよ。
『始めは好きなメニューから』
元々食べる早さが遅いのであれば、お弁当の中身は好きな物にして食いつきを良くしてあげる事が大切です。
ママとしては、栄養バランスも重視したい所ですが…。
とは言え、まずは残さず食べる事を望むのであれば、お弁当は好きな物にして、足りない分はお家で摂るようにしましょう。
苦手なおかずに躊躇してしまい、残している事もありますからね。
その分、家では好き嫌いなくしっかり食べさせてあげましょうね(笑)
『残して来ても怒らない』
お弁当箱が空じゃないと、ママはショックを受けてしまいますが、決して怒らないであげて下さい。
「残す=怒られる」とインプットされてしまうと、お弁当自体を嫌がってしまう事もありますからね。
残したことを怒るのではなく、完食した事を褒めてあげる方にシフトしましょうね。
まとめ
お弁当を時間内に食べきれないのには様々な理由があります。
ですが、決してママのお弁当が美味しくないという事ではありませんのでご安心を。
慣れない環境での食事や、周囲が気になってお弁当に集中できないだけかもしれません。
量を調節したり、お弁当箱を変えてみたり、お家で練習してみたりと、解決策はあります。
何通りか試してみて、子供に合った対処法を見付けて下さいね。
そして、完食してきたらしっかり褒めて、子供の自信に繋げてあげる事が大切ですよ。
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