「あれもイヤ、これもイヤ。2歳児のイヤイヤ期にうんざり。」
「子供のイヤイヤを上手く抑える対処法はあるの?」
「突然の癇癪。どうすれば良いのかわからない。」
それまで素直で、ママにくっついて回っていた赤ちゃんだったのに、2歳近くになると、豹変したように「イヤイヤ」
一体どうしちゃったの?ママも困惑です。
何をしてもイヤイヤだと、正直ママも疲れちゃいますよね。
「来る日も来る日も続くイヤイヤや癇癪に、ママもストレスフル。」
「つい、大きな声で怒ってしまった・・・。」
「地獄のような日々。こんなイヤイヤ期に終わりは来るの?」
子供のイヤイヤ期は上手に向き合わないと、子供にもママにもストレスフルになってしまいます。
今回は、イヤイヤ期の子供とうまく向き合う方法について、まとめてみました。
子供の気持ちを受け入れる
朝の忙しい時に、なかなか準備が進まなかったり、これから出かけるのに着替えさせてくれなかったり、子供がここぞというときにイヤイヤしてしまうと、ママもヤキモキしてしまいますよね。
ですが、子供とは言え自我のある2歳児。
今はしたくない、ということがあるのかもしれません。
そういう時には、子供の気持ちを優先してあげることも時には必要です。
ですが、予定があるなどママも譲れない状況が多いですよね。ですので、
「じゃあ、お着替えしてよくなったら教えてね。」とか、
「ご飯を食べて良くなったら教えてね。」
というふうに声を掛け、ママは自分の用意など他のことを進めるようにしましょう。
そうすると、子供も自分の意志を尊重されていることがわかりますし、意外とすぐに譲歩してくれる場合があります。
叱るのはNG
毎日毎日イヤイヤとされ続けると、ママも「ダメだって言ってるでしょ!」なんて言いそうになりますよね。
実際、叱らず怒らず、イヤイヤの子供と向き合えているママはすごいなぁと思います。
イヤイヤしている子供に、頭ごなしに叱ってしまうと、子供の気持ちを押さえつけることになり、その場では収まったかに見えますが、それが別のイヤイヤを呼び起こすことにもなりかねます。
なるべく、頭ごなしに叱ることは避け、子供の主張も受け入れながら話し聞かせることが大切なのです。
「お着替え嫌だね。でもお外に行くから、お洋服を着替えようね。パジャマだと恥ずかしいよね。」
「テレビを見たいの?そうだね、見たいね。でも今は時間が遅いから、テレビも寝ちゃってるよ。明日にしようか。」
こんな風に、子供の気持ちを受け入れつつ、しっかりとなぜそれをしなければならないのか、してはいけないのかを説明してあげると、2歳の子でも闇雲にいやいやせず、徐々に理解してくれるようになりますよ。
子供の気持ちに寄り添う
子供のイヤイヤの原因の一つとして、「やりたいこと・言いたいことが上手にできないもどかしさ」というものがあります。
スプーンで食べたいのに、上手にすくえない。
やりたいことがあるのに、できない。
気持ちを伝えたいのに、上手く言葉にできない。
そういうことの連続で、イヤイヤとして爆発してしまうのだとか。
ママがそんな子供にできることは、上手にサポートしてあげることです。
とはいっても、あからさまに手伝うとそこで新たなイヤイヤを発動する恐れがありますので、例えばお皿の食べ物を掬いやすいよう寄せてあげる、服を着やすいように袖のところを持ってあげるなどさり気ないお手伝いをしてあげると良いですね。
子供に決めさせる
ママが出した服、作ったご飯、おやつ、遊ぶ場所。何でもかんでもイヤイヤ!
これではママも疲れてしまいますよね。
ですので、こういった「何でもかんでもイヤイヤ」を回避するには、自分で決めてもらうというのが有効です。
とはいえ、全てを決めさせると叶えられないこともあるでしょうから、ある程度絞込んだ上で決めてもらいます。
- 服をいくつか出して、「どれにする?」
- 「お昼ごはんはカレーかオムライス、どっちにする?」
- 「公園かお買い物、どっちに行きたい?」
選択肢を用意した上で、子ども自身に決めて貰えば、子供は自分が決めたことですので、イヤイヤせず受け入れてくれる場合が多いです。
ママも二度手間を避けることができますし、一石二鳥ですよね。
なんとかしようと思わない
イヤイヤを発動してしまうと、周りが見えず、ママの声さえ届かない状態になってしまう二歳児。
本気でヒートアップし、癇癪を起こしている子供を相手に、なんとかして気を紛らわせようだとか、他のことに気を向かせようと思っても、きっと上手くはいきません。
子供はどうにかしてこの場を収めようと思っている、大人の魂胆を見抜いているのです。
ですので、落ち着かせようと思っておもちゃやおやつで釣っても、余計にヒートアップしてしまう場合もありえます。
もしも、家の中など多少イヤイヤしていても差し支えない環境なのであれば、ぎゅーっと抱きしめてあげながら、子供が落ち着くまで待つのも必要かもしれません。
時間が経てば、泣き叫んでいても自然と落ち着いてくるものです。
また、こどもが落ち着いたら、「どうして嫌だったの?~がしたかったの?」と、子供の気持ちを代弁してあげつつ、何が嫌だったのかを聞いてあげると、気持ちをイヤイヤではなく言葉で伝えることの練習になります。
まとめ
我が家も現在1歳半になる下の子が、ちょっと早め?のイヤイヤ期を発動しておりまして。
まだ「イヤ」とは言わないんですが、何かしら言いながら癇癪を起こしています。
正直、食事の度になので、ちょっとウンザリもしつつ、流石に二人目なので「ハイハイ」とやり過ごしてはいるのですが、これが2歳になってもっとヒートアップしたらどうしようと、想像するだけでゾッとします。
ただ、子供のイヤイヤ期に向き合うのに一番必要なものというのは、イヤイヤ言う子供をどう対処するかというテクニックなどではなく、どーんと構えて受け入れる事ができるママの懐なんじゃないかなとも思うのです。
周りのママを見ていて思うことは、我が家も含め「子供がイヤイヤする→ママもイライラする→もっとイヤイヤする」という絵に描いたような悪循環が実際に存在するということなんです。
ですが、ママが「あーそうなの、嫌なの~」と、しっかりと受け止められると、この悪循環がパタリと絶たれ、子供も落ち着きを取り戻すんですよね。
ですので、ママは子供をしっかりと受け止められるよう、発散できるストレスは発散しておくと良いです。
一人の時間を貰ったり、枕に向かって叫んだり、ちょっと夜中に美味しいおやつを食べたり。
一人で溜め込まず、誰かに愚痴をこぼすのもアリです。
できるだけリフレッシュして、次の日に臨むようにしてくださいね。一緒に頑張りましょう!
コメント