『アトピーという診断は無いのに、肌荒れが酷くて困っている』
『薬を塗ってもほっぺのガサガサが落ち着かない』
『治らないからと、ずっと薬を塗り続けるのも心配になる』
こんな悩みありませんか?
子供のほっぺが真っ赤っかになっているのを見ているのはとても心配になりますし、顔は目立つ場所なので、人目も気になったりしますよね。
乾燥する時期が終われば落ち着くかと思いきや…。
『薬を塗り過ぎたからか、肌が何に対してもまけやすくなってしまった』
『落ち着いたからと少しでも薬を休むと、すぐにぶり返すようになってしまった』
『子供も気になるのか、頻繁に肌を触るようになり、治りが遅くなってしまう』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
今回は、2歳児のほっぺの肌荒れについて、家庭でママが出来る対処法を3つ紹介したいと思います。
『1日2回のしっかり保湿』
子供の肌荒れには、大人と同様、しっかりとした「保湿」が大切です。
乾燥する時期は、代謝が良い子供の肌は特に肌荒れを起こしやすいですからね。
まずは、お風呂上がりに身体をしっかりと拭いてから保湿剤を塗ってあげましょう。
薬局などで市販されている「ワセリン」や「アトピー用の保湿剤」が効果的です。
ポイントは、ケチって塗らない事です(笑)
べたべたするのを嫌がる場合には、無理にとは言いませんが、すこしたっぷり目に塗り、のばして肌に浸透させるようにしましょうね。
また、保湿はお風呂上がりで十分と思っている方が多いようですが、朝起きてからも保湿剤を塗ってあげる事が大切なんですよ。
朝の保湿剤は、外からの刺激やほこりなどから肌をガードしてくれる働きがあるんです。
朝とお風呂上がり、この2回の保湿をしっかりとしてあげましょうね。
『低刺激の石鹸の泡を使って洗う』
子供は顔に水が掛かるのを嫌がるので、洗顔はタオルで拭くだけにしていませんか?
実は、このタオルの摩擦も肌荒れを悪化させる原因になっている事があるんです。なので、ゴシゴシと拭くことはさけて、ポンポンと水分をタオルに染み込ませるようにしましょうね。
また乾燥を助長するかもと、石鹸を使うの躊躇してしまいがちですが、子供用の低刺激のものや、アトピーや敏感肌用の石鹸を使うのは悪い事ではないんですよ。
なぜかというと、石鹸を使う事で、肌の毛穴に詰まっている脂を洗い流し、肌をより清潔にする事が出来るからなんです。
とは言え、毎日洗いすぎると、必要な脂まで洗い流してしまうので、週に2回くらいを目安にしましょう。
洗い方にもポイントがあって、ゴシゴシと擦るのはNGです。
石鹸を良く泡立たせて、その泡で優しく押さえる様に洗ってあげましょう。
ほっぺだけなら目に入る心配も少ないですし、泡立ちネットを使って、子供と一緒に泡立てるようにすると、泡に対する恐怖心も少なくなりますし、喜んで泡を作ってくれるようになりますよ。
洗い流すのも、手でお湯をすくって、目に入らないように注意しながら優しく流してあげましょう。
どうしても嫌がるようなら子供用のゴーグルなどを使うと良いですよ。
慣れるまでは少々大変かもしれませんが、洗顔に対する抵抗がなくなると、一人でバシャバシャと顔を洗えるようになったり、幼稚園のプールなども嫌がることなく入れるようになったりと、良い事も多いですよ。
『口の周りを清潔に保つ』
ご飯やおやつの後に、口の周りをきれいにしてあげていますか?
2歳というと、何でも自分でやりたがり、イヤイヤ期に突入している時期ですよね。
ご飯も一人で食べたがったり、かと言えば、全部手伝わなければいけなかったり…。
また、一人で全部やらせると、食べ散らかしたりで口の周りが汚れてしまいますが、口を拭こうとしても嫌がって逃げ回るので、大人しくなるまでそのままにしたり。
もしくは、子供にやらせたら拭き方が不十分だったり。
さらに、逃げ回るのを無理矢理拭いてゴシゴシ擦ってつい力が入ってしまったりしていませんか。
実はこの繰り返しが、肌荒れを悪化させてしまっている事もあるんです。
口の周りに付いた食べこぼしにまけてしまっていたり、ママや子供が口の周りを擦る摩擦によって、肌を傷つけてしまっていたり。
これではいくら保湿を続けていても効果が薄れてしまいますので、口の周りは清潔に保つようにしていきましょう。
子供が拭きたがる場合は、上手な拭き方をしっかりと教えてあげましょうね。
【まとめ】
子供の皮膚は大人よりも薄く、その上代謝も良いので、どうしても肌荒れしやすくなってしまいます。
とは言え、仕方がないと諦めるのではなく、毎日の保湿などのケアで症状を抑える事は十分に可能です。
口を拭くタオルなども、無添加コットンなどの肌に優しいものを選んであげるようにしましょうね。
また、ただの乾燥肌と安易に考えず、心配な時は躊躇せずに皮膚科や小児科を受診して下さい。
乾燥性のアトピーや食物アレルギーだったなんて事もないとは言い切れないですからね。
家庭で出来るケアを怠らず、子供のツルスベ肌を保ってあげるようにしてあげましょう。
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