『ママの姿が居なくなると、いつまでも大泣きしてしまう』
『人見知りは落ち着いたのに、ママがいないとダメなのは落ち着かない』
『大泣きするので、預ける度に心が痛む…』
こんな悩みありませんか?
出来る限り子供と一緒の時間を作ろうと思っていても、各家庭の事情により、働きに出なければならないママさんも多くいますよね。
週に数日とは言え、ママがいなくなる姿を見て、泣きじゃくる子供の姿を見るのは辛いですよね…。仕方がない事だと割り切ってはいても…。
『毎回泣き叫んでの見送りなので、心配で仕事に集中できない』
『身内に預けても泣くので、今後の幼稚園や保育園通いが不安になる』
『あまりに大泣きするので、仕事を辞めなければならなくなった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、ママから離れると大泣きしてしまう2歳児への対処法はどのようなものがあるのでしょうか?いくつか紹介しますね。
①『大泣きするのはママが大好きな証拠』
人見知りは落ち着いたのに…。普段はパパやばぁばとも喜んで遊んでいるのに…。どうして仕事に行く時だけ…。
いくらパパや周りの人達が育児に積極的でも、トータルで考えると、ママと一緒にいる時間は自ずと長くなってしまうものです。
働くママさんの形態も様々で、フルタイムで働く為に早々と保育園に預けられる人もいれば、待機児童や保育料の都合などで、長い時間や週休2日では働く事が出来ないママさんもいます。
とは言え、金銭的な事や家業の都合などで、どうしても働かなければならない時は、パパがお休みの時やばぁばにお願いして働いているママさんがいるのも事実です。
出勤の度に大泣きする子供の姿を見て心は痛んでしまいますが、それはママが大好きな証拠です。
いつも一緒にいるママと離れてしまうのが寂しくて泣いている事がほとんどです。
まずは、大泣きする姿は、子供がママを必要としてくれている嬉しい事だという認識を持ちましょう。
ママが不安な気持ちでいると、その気持ちは子供にも伝わり、「大丈夫かな?」「今日もまた泣くんだろうな…」などと思っていては、事態は悪化する一方です。
子供にまで不安で心配な気持ちが伝わらないように、ママは毅然と凛とした態度でいる事が大切です。
②『ママと離れる時間の練習をしてみる』
例えば、週5日はずっと一緒にいて、2日は離れる時間が長くあるとします。
パパの休みが規則的ならば尚更、子供はママがいなくなるタイミングを察知してしまいます。
人見知りも場所見知りも落ち着いてきているのであれば、ランダムでママと離れる時間を作って練習してみましょう。
ばぁばなどにも手伝ってもらい、初めは家の中で子供と離れる時間を作り、それが大丈夫なのであれば、近くのコンビニなどに買い物に行くとでも言って、今度は外に出てママと離れる時間を作ってみましょう。
クリアするごとに、距離・時間を長くしていき、ある程度大丈夫だと判断出来たら、保育園の一時預かりや、時間制の託児施設なども使って、ママと離れる時間を作ってあげましょう。
ママと離れてみる事は、お友達と仲良く遊んだり、皆と一緒にご飯を食べたりと、交流の輪が広がるだけでなく、社会性を身に付けるきっかけにもなります。
子供がママがいなくても大丈夫、ママが帰ってくるまでお利口にいれたなどと理解できれば、子供も自信が付き、不安がって泣きじゃくる事も少なくなっていきますよ。
③『しっかりと目を見てお話・お約束をする』
子供と向き合い、しっかりと目を見て、これからママは仕事に行く事を説明しましょう。
イヤイヤと泣きじゃくっても諦めないで下さい。
お仕事が終われば、ママは必ず帰ってくること。お利口さんにしていれば、ママもお仕事を頑張れること。パパやみんなと遊んだことを帰ってきたら教える事など、子供が落ち着くようにお話し、お約束してあげて下さい。
時間が少し分かるようになってきているのであれば、時計を見せて、「時計の針がこことここに来たらママは絶対帰って来るからね」と、印をつけて教えてあげるのも効果的ですよ。
そして、帰ってきたら一緒にどんなことをして遊ぶのかまでを約束してあげると、子供は喜び、頑張ってママの帰りを待っているようになりますよ。
まとめ
出掛ける度に子供の泣き顔を見るのは後ろ髪惹かれ、ついつい甘やかしてしまいがちですが、それでは泣けば自分の思い通りになると子供に認識させてしまう事にも繋がります。
心配でしょうが、まずはママが不安がらず、大丈夫!出来る!と子供を信じてあげて下さい。
そして、お利口にお留守番できていたら、大げさなぐらい褒めてあげ、たくさんギュッとしてあげましょう。
ママがいなくなる時に泣いてしまうのも、ママが大好きだからで、今この時だけの特別なものです。
いつかは手を離れ、自立していく我が子。
泣いてくれるのもありがたい事と捉え、子供と一緒にいる時間を大切に過ごしていきましょうね。
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