ママもドキドキ?!1歳の初めてのあんよ 必見の心構え3つ

初めてのあんよ 1歳児

 

「もうすぐ1歳になるけれど、この調子であんよ出来るのかしら?」

「あんよって練習した方が良いの?」

「あんよするまで、ずっと待っていて平気かしら?」

 

“つかまり立ち”が上手になってきた我が子を嬉しく見守りながら、こんな悩みありませんか?

乳児健診や小児科等の病院を訪れた際、保健士さんや先生から「つかまり立ちするかい?」「たっちするかい?」など、そのお子さんの月齢を見ながら、成長の段階を聞かれる時もありますよね。

 

「しています」と答えると「うん、大丈夫だね」と言われますが、「まだ…」と答えると「大丈夫、もう少し様子を見よう」と言われることも。
でも、

 

「様子を見るってどうなるまで見るの?」

「育児書を見ると、そろそろあんよする頃なのに…本当にあんよ出来るようになるの?」

「次に何か言われたらどうしよう…」

 

と、不安な気持ちが膨らみ、お子さんとの毎日が「楽しい」と思えなくなってしまうことも…。
お子さんもお子さんで、お母さんの「いつあんよするの」の視線を何となく感じ取り、いらぬストレスを与えてしまう可能性も出てきます。

 

そこで今回は、1歳の初めてのあんよ“最初の一歩”を温かく見守れるポイントをご紹介していきます。

 

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まずは焦らないことが大事

育児書などでは“目安”として、赤ちゃんが“たっち(赤ちゃんがつかまらずに一人で立つこと)”をし始めるのは生後10ヶ月頃から、“あんよ(赤ちゃんが一歩一歩歩くこと)”をし始めるのは生後11ヶ月頃から1歳6ヶ月頃としています。

 

この“目安”を見てしまうと、1歳過ぎた頃から「いつあんよするのかしら…」と、最初の一歩をいまかいまかと期待しつつも不安で待ってしまいますよね。

 

しかし、“あんよ”までには赤ちゃんの体の成長段階が大きく関わっており、体がしっかりしてこないと、次の段階に進むのに時間を要することもあります。

 

足腰がしっかりしてくると、足の力を使って“おすわり”が出来るようになり、さらに周りの物につかまって立つ“つかまり立ち”を生後8ヶ月頃からし始めます。

 

段々と“つかまり立ち”の時間が長く出来るようになると、物につかまりながら歩く“伝い歩き”が出来るようになってきます。
これらが“あんよ”の前段階になるのです。

 

“つかまり立ち”をした後に“たっち”が出来、その後に“伝い歩き”をし始めるの赤ちゃんもいれば、なかなか“つかまり立ち”をしないなぁ…と思っていたら、いきなり“伝い歩き”をしだす赤ちゃんもいるのです。

 

このように、赤ちゃんにも必ず個人差があるので、「“目安”はだいたいの時期、前後することもある」と考え、あまり囚われ過ぎず焦らず温かく見守ってあげる気持ちが、まず大事になってきます。

 

“たっち”をするために親がサポート

足腰がしっかりし、“つかまり立ち”が出来るようになってきたら、お母さん・お父さんが次の段階へ行けるように出来ることがあります。

 

簡単に言うと“たっち”の練習なのですが、練習というと「しっかりやらなくちゃ!」という気持ちになる方もいるかと思うので、ここではスキンシップを大事にしながらできる親子遊びをご紹介します。

 

ペンギン歩きでよちよち

お母さん・お父さんの足の甲の上に、お子さんの足をしっかりぴったりと乗せます。
お子さんが落ちないように、脇をしっかり手で支えてあげます。
そして、「いち、に いち、に…」とかけ声をしながら、ゆっくり足を動かし歩きます。

 

お母さん・お父さんとぴったりとくっついている安心感と、足を動かす楽しさで、お子さんも大人も「練習している」いう感じにはならないのです。

 

我が家では、即興で歌を歌いながらしていました。

「♪ペンギンあるきで よちよちよちよち さいしょはどこにいきますか??
(お子さんが指差したり、あっちーこっちーと言ったら)
よいしょ よいしょ、よちよちよちよち…♪」

というように、よちよち歩きで家中一緒に歩いていました。

 

余程楽しかったのか、5歳になった今でも時々「ペンギンさんごっこしよう!」と言われます。今はとても重いですがね…。

 

手をとってパッ!

お子さんの両手をしっかり握り、お母さん・お父さんの手を頼りに“つかまり立ち”をします。
お子さんの体が真っ直ぐ安定してきたら、一瞬だけパッ!と手を話します。

 

おしりが突き出て前のめりになっている姿勢では上手くいかないので、必ず真っ直ぐ立てた状態を確認してから試してみてください。

 

手を離す時は(何でも良いのですが)、急に離されて赤ちゃんがびっくりしないように声をかけてあげます。
「♪ててを離すよ いち、に、パッ!」「てでが? いないいない? ばぁっ!」など、赤ちゃんに伝わりやすいように話しましょう。

 

バランスが崩れそう!と思ったら、しっかり支えるかぎゅっと抱きしめてあげてください。

 

チャレンジする回数を増やしていくうちに、“たっち”が出来るようになったり、お母さん・お父さんのそばへもっと来ようと、“最初の一歩”が出る赤ちゃんもいます。
そんな時は、たくさんたくさん褒めてあげてくださいね☆

 

“たっち”“あんよ”をし始めた時は、お部屋の環境整備も

我が家の経験からなのですが、うちは“おすわり”をたどたどしくし始める頃から、バランスを崩して床にゴッチーン!!ということが何度もありました…。

 

私が必ず傍に居ても、間に合わないときも多々で「これは危ない…」と思い準備したのが、“ジョイントマット”と“厚めのラグマット”です。

フローリングにはジョイントマットを敷き詰め、転んだりぶつけたりしても痛くないようにしました。
実際、この上で転んでしまっても痛くなかったようで泣きはしませんでした。

 

また、絨毯一枚では頼りない感じがしたので、絨毯の上に厚めのラグマット(我が家は200㎝×200㎝を使用)を敷き、子どもが歩き回りそうな場所の床は全て柔らかくしました。

 

今はホームセンターなどにも可愛い柄のジョイントマットも売っていますし、高くはないものなのでお子さんの安全のために用意するのも良いかと思います。

 

また、“あんよ”が上手になってきたら外でお散歩もできます。
そのために“ファーストシューズ”を用意しますが、素材は柔らかく履きやすいものを選びます。

 

お子さんは初めて靴を履くので、最初は違和感もあるでしょう。
まずはお家の中で靴を履きながら“あんよ”をしてみて、靴を嫌がらなかったり、一生懸命足を出している様子が見られれば、手を繋いでいつもと違う“自分の足で歩くお散歩”を少しずつ試してみるのも良いでしょう。

 

まとめ

今まではごろんと転がっていたり、はいはいだったりしていた自分の子が“つかまり立ち”をしている姿に感動するお母さん・お父さんは多いのではないのでしょうか?
だからこそ“あんよ”に対して期待をしちゃうのですよね。

 

でも、お子さんもお子さんなりのペースで“あんよ”に向けて成長しているので、そこはゆっくりと見守りたいものです。

 

また、上記項目では記しませんでしたが、足や股関節に異常が見られたりする場合は病院の先生や保健士さんはすぐ気が付きますし、さらにオムツ替えの時にお母さん・お父さんも「あれ?」と思うことが多いです。

 

もしそんな「あれ?」と思ったことがある場合は、自己判断せずに必ず医療機関を受診してくださいね。
そうすることで、異常に早く気が付けたり、逆に何ともないと安心できたりします。

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