「1歳を過ぎた頃から、気がつけば何でも口に入れる」
「綺麗じゃないものもあるから、口に入れると心配…」
「綺麗な絵本も、よだれでヨレヨレになってしまう」
何でも口に入れる一歳児を持つママは悩み事が絶えないですよね。
特に、上の子がいたりすると小さなおもちゃや危ないものが割と多く合ったりします。
万が一にも目を離している時に危険なものを口に入れてしまうと
「小さなおもちゃを飲み込んでしまうのがが心配。」
「家族の使った食器などをなめてしまうと虫歯の恐れも。」
「細長いものなどで喉を突いてしまうかもしれない。」
といった心配もあるので赤ちゃんの手が届くところに置くものには常に気を遣わなければなりません。しかしながら可愛い赤ちゃんを守るのはママやパパの大切な役目。
何でも口に入れてしまう1歳児を様々な危険から守るためにはどのように対処すればよいのでしょうか。
絶対に危険なものはまず触らせない
電池や小銭、ナッツ類、タバコなど危険だとわかっているものは、まず子供の手の届くところに置かないようにします。
ボタン電池は誤って飲み込むととても危険ですので、おもちゃの電池カバーなども外れない工夫をしておく必要があるでしょう。
ナッツ類もアレルギーの心配もそうですが、誤って飲み込んでしまうと子供の気管でどんどん膨張し窒息を招くと言われています。家族が食べていてうっかり一粒落としてしまうということも考えられますので、我が家では子供が小さなうちは、そもそもそういったものを買わないようにしました。
中途半端に興味を持ったものを取り上げるのはとても可愛そうですので、存在を知られないようにするのが良いですね。
成長過程のひとつとして見守ることも必要
我が家の息子もしょっちゅうティッシュを箱から出し出しして食べたり、上の子の棒状のおもちゃをくわえたりしていてヒヤヒヤします。
ところで赤ちゃんってどうして何でも口に入れてしまうのでしょうか。
これには以下のような原因があります。
- 歯が生えつつあり口の中がムズムズしてしまうため。
- 赤ちゃんの好奇心によるところで、知らないものを見つけると目で見、手で触り、口に入れて確認をするため。
また、食べるものとそうでないものの区別がついていないということもあるかもしれませんね。
このように口に入れて舐めるということは子供にとって必要な行動です。
段々、これは口に入れるものじゃないなということに本人が気づくようになりますよ。
ですので、頭ごなしにダメダメと否定するのではなく、ある程度はママも子供はそういうものだと思って見守ることも大切です。
お家にあるものやママのバッグなどの身の回り品は、そこまで命にかかわるような菌やウイルスに汚染されている可能性は低いですので、そんなに神経質にならなくても良いのではないでしょうか。
とはいえ児童館など複数の子供が集まるようなところでは衛生面も気になりますよね。
どうしても気になるという場合には除菌シートなどを持参し、子供が気に入って口に入れそうなおもちゃがあれば拭いてあげるのも一つの方法です。
他のことに気を逸らす
絵本など子供に触らせたいけれど、舐めて駄目になってしまうのが嫌なものもあるかと思います。
そういったものはママがそばに居て見守りつつ、口に入れそうになったらママが絵本を持って読んであげるなど、舐めることから気をそらすようにしてあげるのも一つの方法です。
子供がいつも口に入れるお気に入りの歯固めやおもちゃなどがあれば、それを利用するのも良いでしょう。
TVやお菓子で気をそらすのは、そっちが癖なってしまうので避けるのが無難です。
月齢が上がってきたらやめるよう話す
口に入れてものを確かめるのも大切なことですが、しかし2歳も目前にして何でもかんでも口に入れるということであれば、少しずつ教えていく必要があります。
ある程度話が通じる月齢になると、ママが全てを許容していると「良いのかな?」と間違った解釈をしかねません。
まずは「それはお口に入れないものだよ」とやんわりと伝えましょう。
はじめから厳しく言うと子供がびっくりしてしまいますからね。
根気強く時間を掛けて教えるうちに段々と頻度が減り、3歳になる頃にはすっかりそんなことをしなくなりますよ。
まとめ
我が子も、散々色々なものを口に入れていました。
子供って止めさせようと思っても、「なにこれ!舐めてみたい!」ってなると他のものには見向きもせず、それに向かって猪突猛進するんですよね。
あまりに必死なその様子に、ちょっと笑っちゃったりして。
全然おもちゃを口に持っていかない子も居るのにどうして?なんて思ったりもしましたが、それも個性と割り切っています。
最近では公園の砂とか食べようとしていたので、それは流石に必死で止めましたが、本人もあまり美味しくなかったらしく、それ以降進んで食べようとはしなくなりました。
こうやって経験をして、口に入れるものとそうでないものを学習していくのかもしれません。
ママもあまり神経質にならず、小さな子供の特徴の一つだと思って見守ってあげてくださいね。
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