「赤ちゃんを裸にした途端、何かを察したかのようにバタバタ大暴れ!」
「あまりにも暴れるので、とてもじゃないけれど片手では支えきれない」
「このままではいつか赤ちゃんを湯船に落としてしまいそう。」
赤ちゃんの沐浴。新生児と言えどなかなか重労働なんですよね。
ただでさえ重い赤ちゃんの頭を、ママの小さな手で一生懸命支えるのに、暴れられたら更に大変です。
「毎日嫌がるので、ちょっと沐浴が憂鬱な時間に・・・」
「里帰りが終了して、一人で沐浴をしなければならないことを思うと、不安」
「せっかくのお風呂タイムだから、もうちょっと安らかな時間にしてあげたい」
なんとか、ゆったりと沐浴して欲しい。心地の良い時間にしてあげたい。それがママの願いですよね。
今回は、新生児が沐浴で暴れないで、お風呂に浸かることのできるコツをまとめてみました。
沐浴ガーゼをお腹に掛けてあげる
いきなり裸にされては、赤ちゃんも不安を感じるというもの。
沐浴の際には、お腹にガーゼなど薄手の布を一枚お腹に掛けてあげると、赤ちゃんも安心できます。
身体を洗う際には、洗う部分を少しめくって洗うようにします。
掛けるものは赤ちゃんの好みにもよるのですが、重みがある方が安心するという場合もあるそうです。
そのような場合には、ガーゼをハンドタオルに変えてみるなどして様子を見てあげて下さい。
しっかりと支えてあげる
日ごとに大きくなる新生児。頭も大きくなっていき、ママも支えるのが大変なことでしょう。
ですが、支える手がグラグラと不安定だと、赤ちゃんも怖いのは無理ありません。
もし、重くてしっかりと支えられないということであれば、お湯自体の量を減らし、赤ちゃんのお尻をベビーバスの底に付くようにすると良いかもしれません。
私は、石鹸だとつるつる滑って上手く行かなかったので、お湯に溶かしておく沐浴剤を使用していました。
あらかじめ入浴剤のようにお湯に入れておくので、あとは赤ちゃんをお湯につけて、手で洗ってあげるだけと負担も少ないんですよね。
また、最近では沐浴用品も豊富に販売されています。
ベビーバスのフチに掛けて赤ちゃんの身体を支えられるハンモックだとか、赤ちゃんのお尻を支えられるよう出っ張りが出ているベビーバスだとか、ママが一人でも安心して沐浴できるものがたくさんありますので、探してみても良いかもしれませんね。
→Amazonで、『赤ちゃん 沐浴』を検索してみる。
ベビーバスでなくても良い?
沐浴=ベビーバスという認識になりがちですが、何もベビーバスを使用しなくてはならないというわけではありません。
ベビーバスを床に置いて、沐浴させるというのはママも結構しんどい姿勢になりますよね。
そうなると、支える手にうまく力が入らなくなってしまいます。
- 例えばキッチンのシンクにタライを置いて
- 洗面所に沐浴用の大きなスポンジを敷いて
といった方法があるようです。
近頃ではLDKの間取りが多く、キッチンとリビングが同じ空間にあるおうちが多いかと思うのですが、そういう場合だと、暖房が入れられるので、寒い浴室で行うよりも風邪を引かせる心配もなく、心にゆとりも持てるんですよね。
お湯の温度を再確認
ところで、お湯の温度って何度くらいにしていますか?
大人が心地よいと感じる温度は、もしかしたら赤ちゃんにとっては暑すぎるのかもしれません。
沐浴での適度な温度は、季節にもよりますが38度前後と言われています。
暑すぎても冷たすぎても赤ちゃんはビックリしてしまいますので、温度計を使って測ると良いですね。
湯船に浮かべて逐一温度をチェックできるようなものも、100円ショップなどでも見かけます。是非活用してみて下さい。
赤ちゃんが機嫌のいいタイミングを狙って
沐浴の時間は何時くらいにされていますか?
毎日同じ時間ですか?それとも大人の手が空いた時に?
沐浴は毎日時間を固定してあげることで、生活リズムを作ることにも繋がります。
出来れば機嫌のいい、午前中がベストとされています。
更には、
- 眠すぎない
- 空腹過ぎない
- 吐き戻しの恐れが有るため授乳直後でない
という条件のもと、良いタイミングを見計らってあげてくださいね。
もちろん、誰かのお手伝いを得るため、午前中は難しいということであれば夕方でも構いません。ママにとっても無理がないということが、大切です。
まずはママがリラックス
ママにとっても沐浴ってドキドキするもの。
だってまだママになって1ヶ月も経ってないんですもんね。
赤ちゃんを抱っこするのも、恐る恐るなのに、お湯の中に入れるなんて!と緊張してしまうのも頷けます。
ですが、そのドキドキが顔や空気に出てしまっては、赤ちゃんも一緒にドキドキしてしまいます。
ママに全てを預ける赤ちゃんが、「え、ママ大丈夫?」と不安を感じてしまうと、上手く行かなくなってしまいますよね。
ママはなるべく楽な気持ちで、沐浴に挑んで下さい。
少しくらい顔に水がかかっても平気。
ちょっとくらい泣いていても、そのうち慣れるよ。
といった気持ちで、赤ちゃんをリードしてあげるのです。
「気持ちいいねぇ~」「暖かいね。」話しかけてあげるうちに、ママの緊張もほぐれてくるはずです。
そのうち赤ちゃんがほっこりした顔を見せてくれるようになるかもしれませんよ。
まとめ
我が家も主人がいつも帰りが遅く、上の子も居るので、沐浴は上の子が幼稚園に行っている夕方に一人で取り組んでいました。
下の子はそこまで暴れる方では無かったですが、それでも一人だと重労働です。
毎日行う沐浴が、憂鬱なものになってしまうとママも辛いと思います。
何も暴れる赤子を毎日ピカピカに洗い上げる必要はありません。
サッとお湯につけてあげれば表面上はきれいになりますので、後はパパの居る日に念入りに綺麗にしてあげれば良いのです。
出来ればゆったりとした気持ちで、ママも赤ちゃんも過ごせる時間にすべく、様々な方法を試してみて下さいね。
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