『2歳から3歳にかけていうことを聞いてくれなくなった。』
『いくらダメだと教えても、聞いてくれない。』
『子供がイヤイヤして、イライラしてしまう。』
子供がいうことを聞いてくれない、イヤイヤ期のお悩みありませんか?
かわいかった子供も、2歳3歳と大きくなるにつれてぶつかってしまうことも増えてきますよね。
イヤイヤ期で悩んでいるお母さんはたくさんいます。
私もその一人です。
子供がいうことを聞いてくれないと・・・
『いきなり道路に飛び出しまうなど、危険なことをしてしまい事故に繋がる。』
『毎日叱ってばかりで、育児に自信がなくなる。』
『子育てが辛くなってしまう。』
など、子供のイヤイヤ期は大人もぐったりしてしまいますね。
今回は、3歳児が言うことを聞かないとき、イヤイヤ期の我が子にはどのように注意したらよいかを紹介します。周りのお母さんたちはどのようにイヤイヤ期を乗り越えているのでしょうか。
知育絵本や知育DVDを利用してみる
3歳ころになると、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを考え始める子が増えてくるのではないでしょうか。絵本やテレビなどの出来事などをお話したり、覚えたりすることも出てきますね。
例えば、「道路へいきなり飛び出すことは危ない」と教えてあげるケースを考えてみましょう。
いくら子供に危ないよと伝えても、なかなか聞いてくれなくて危ない思いをした経験がある人もいませんか?
大人なら「道路に飛び出すとどうなるか」を当たり前に考えることができます。
しかし、子供は、どうなるかを口で説明されても理解できない、わかっているようでわかっていないと思います。自分で見ていない、経験したことがないから想像をしにくいのです。
こんなときに利用していきたいのが、知育絵本や知育DVDです。
交通ルールを覚えるにはとてもおすすめのアイテムです。
子供の中では、実際にどう危ないのかが明確ではありません。
なので、映像や絵を付け加えて説明してあげることで、子供の理解に繋がることがあります。いくら口で説明したり、危ないと伝えてもわかってもらえないときは、知育絵本やDVDを利用して、より明確に説明をしてあげましょう。
頭ごなしに「ダメ」を使わない
何回も同じことを注意しているうちに、ついつい「ダメ」という一言だけになっていってしまっている人は多いのではないでしょうか。
2歳・3歳児は同じことを何回も伝えても、ダメなこと、危ないことを繰り返してしまい、1日のうちで怒ってしまう回数が増え、寝ている子供を見て反省していることもあるでしょう。
この頃の子供は、「ダメ」と言われると逆にしたくなってしまう子もいるようです。
私も3人子供を育てていますが、3人に共通して言えることがあります。
それは、「ダメ」とだけ一言ったときと、「これをすると痛くなっちゃうよ」や「〇〇くんがこれをして痛い思いをしたらママは悲しいな」などと具体的に伝えることで怒る回数がぐっと減ったということです。
具体的に伝えることや、自分の子供に対する心配や気持ちを伝えることで、子供の受け取り方が変わるように感じました。
何回も繰り返しているうちについ「ダメ」という言葉に頼ってしまいがちですが、一呼吸置いてきちんと伝えることがどれだけ大切かを思い知らされました。
忙しい時間帯や、疲れているとつい忘れてしまったり、省いてしまいがちですが、自分の気持ちに余裕があるときだけでも、面と向かって子供に伝えることを少しずつ増やしていくことで怒る回数や、子供がいうことを聞かない回数も減ってくるはずです。
約束をしてから物事を始める
道路を歩く前には「車が来たら危ないから、きちんと手を繋いで歩ける?」
買い物では「お店では他のお客さんもお買い物しているから、いい子にお買い物できる?」
おもちゃで遊ぶ前には「お片付けの時間になったら声をかけるからお片付けできる?」
などと物事を始める前にお約束をします。
約束を守ることができたら、たくさんほめてあげてあげましょう!
途中で約束したことを忘れているようなら、「ママとさっきなんてお約束したっけ~?」などと聞いてみて、子供の口からお約束した内容を言ってもらうのも大切です。
できればラッキーと思う程度で試してみてくださいね◎
表現方法を変えてみる
「~してね」や「~しなさい」より「~できる?」や「~してほしいな」という表現方法のほうが子供もいうことを聞いてくれやすくなります。
「片づけなさい!」より「片づけできるかな~?」や「片づけできる人~」のほうが素直に聞いてくれることが多いです。
これは大人も同じですが、他の人から「~しなさい。」と言われてしまうと、強制的にしなければいけないので、自分の意志を無視された気がして、ちょっと言うことを聞きたくないなと思ってしまいますよね。
また、ゲーム形式にして子供の興味を引き付け、気分を乗せてみるのも効果があるようです。
道路を歩くときは「ママと手を繋いで横断歩道を渡れたら勝ちね!」
お買い物のときは「ママとお買い物ごっこしよ!~があったら教えてね」
お片付けのときは「お片付けをいっぱいしたほうの勝ちね!」
などとコミュニケーションとして、いいこと危ないことを教えてあげるのも一つの手段です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子供のイヤイヤ期は忍耐と愛情の繰り返しですね。
本当に伝えたいことは、抱きしめて伝えるのも効果的ですよ。
あなたのことが大切だ、あなたのことを守りたいなどの気持ちを伝えることで子供にも変化が見えることがあります。
毎日怒って寝ているわが子を見て反省する、そんな繰り返しですが、イヤイヤ期は大切なことを伝える絶好のチャンスととらえ、気長にとことん子供に向き合っていきましょう。
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