「新生児、よく見たらお耳の形が左右で違う?」
「生後3ヶ月になっても、左右の耳の形が違うまま。もしかしてこのまま大きくなってしまうの?」
「自宅で左右違う耳の形を整えてあげる方法は?」
生まれてきた赤ちゃんを抱っこしたら、お耳の形が左右で違うことに気がついた!
というのは、実は珍しいことではないそうです。
ですが、我が子のお顔周りのこと。やはり気にならないわけはありませんよね。
「乳児の耳の形が左右違うのは、障害の特徴?」
「もしもこれが原因で、将来いじめられたらどうしよう・・・」
「女の子だから、容姿に係る問題は特に心配」
などなど、心配し始めたらキリがありません。
では、親として乳児の耳の形が左右で違うと気づいた時にしてあげられることはあるのでしょうか。
骨がまだ柔らかいので、気にしすぎなくても大丈夫
赤ちゃんは狭い産道を通って生まれてくるため、頭の骨を始め、全身がとても柔らかいです。
更に、お腹の中も、臨月にもなるととても狭く、壁に囲まれているような状態ですから、耳が折れてしまったり押しつぶされたりしてしまうのも無理はありませんよね。
出産の際に圧迫されて、ということもありえます。
そんなわけで、生まれたての赤ちゃんの耳の形が左右で異なることはよくあることなんです。
0歳時は頭の大きさや、手足の大きさなど日々どんどん大きくなっていますよね。
生後3ヶ月と1歳のお誕生日では顔つきもまったく違ったりします。
0歳の赤ちゃんはそれだけ、日々変化をしているのです。
成長に伴い、骨もしっかりとし、耳の形もどんどん変わりますので、この段階ではそこまで気にしなくてもいいのではないでしょうか。
向き癖を治してみて
この時期でしたら寝返りや首すわりもまだなことが多く、寝ている時の向き癖もある頃ですよね。
そういった向き癖も耳の形に大きく関わります。
例えば、気になる耳の側ばかりを向いて寝ているとか、思い当たることはありませんか?
我が子も向き癖が酷く、左ばかりを向いていたのですが、どうしても左耳が押しつぶされたようになっていました。
ですが、寝返りを打つようになって、徐々に気にならなくなっていきました。
向き癖は頭の形にも影響しますので、直せるようであれば、直してあげたほうがいいもの。
背中にタオルやクッションを挟むなどして、いつもと違う方を向かせてあげてください。
また、授乳の際にいつも同じ方ばかりを向かせていると、それも耳が折れてしまったりする原因となりますので、交互にするなど工夫してあげると良いですね。
抱っこの時に指で形を整えてあげる
同じように、左右非対称の耳の形が気になっていたママは、抱っこをする時に耳の形が整うよう、手でマッサージをしていたそうです。
それが功を奏したのか、次第に左右対象のお耳になっていったそうですよ。
試してみる価値はありそうですね。
強く引っ張ったりすると赤ちゃんが痛がりますので、無理せず優しく撫でるようにしてあげてくださいね。
気になるのであれば耳鼻科医に相談
耳の一部が頭部と接合してしまっている、頭部に埋没しているように見える、本当に極端に形が違う、片方だけ形が違うせいで調子が悪そうだと言う場合には、耳鼻科医に相談しても良いかもしれません。
緊急でなければ検診の折に、小児科の先生に聞いてみても良いでしょう。
聴力においては大体の場合、出生時にスクリーニングをしていますので、異常があれば発覚していることが殆どで心配はないかと思うのですが、お耳が折れ曲がったり、ちょっと形が異なるせいで蒸れやすかったりすると、中耳炎などの心配もありますよね。
また、耳の一部が頭部に埋没している「埋没耳」という症状は、治療を要する場合もあるそうです。
小児科医に相談したら大丈夫と言われ、でもやっぱり心配して耳鼻科医にも聞いたら要治療だった、というケースもありますので、ママが納得出来ないようであれば専門医を受診するのが間違いないのではないでしょうか。
耳鼻科医であれば専門的なアドバイスも得られると思いますし、今後どのように対応していくかのヒントも得られると思います。
治療を必要としない場合にも、本人が気にするようであれば、将来的に形を整えるための手術なども受けられるそうですよ。
まとめ
実際、新生児に限らず大人の顔を見ていても、耳だけでなく目や眉など左右が全く等しい形をしている人って稀なのだそうです。
左右が完全に対称になっている方というのは、とても美しい容姿をしているそうですよ。
程度に差はあるかもしれませんが、皆、多かれ少なかれ左右で異なった形状をしているものです。とはいえ、可愛い我が子の、増してお顔周りのことですから目につきやすく、気になりますよね。
お友達のママも、赤ちゃんの月齢がまだ小さな頃、片方のお耳だけ折れていて非常に気にしていました。
折れているせいか、蒸れて耳垂れもしていて、ケアも大変だったそうです。
ですが今では、そんなことわからないくらいに両方がきれいな形をしたお耳をしています。
0歳というとお顔も日々変わりますし、今は髪が短く耳も目立つかもしれませんが、大きくなり、髪が伸びてくるとそこまで目につかなくなるものです。
何も支障がないようであれば、見守って良いのではないでしょうか。
もし将来的に子供本人がどうしても気になると言うようであれば、その時、改めて治療を行うか検討するというのも良いかもしれませんね。
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