「もうすぐクリスマス…飾りつけはどうしよう」
「子どもが小さいから、あまり手をかけられない」
「一緒に飾りつけをしたいけれど、ぐちゃぐちゃになっちゃうし…」
身も心もウキウキするクリスマスですが、こんな悩みありませんか?
部屋もキラキラと飾りつけをしたいけれど、子どもが小さいと…と考えてしまいますよね。
でも、
「子どもがいる家庭はどこも同じだろうし」
「そんなに手間をかけられる時間もないし、仕方がない」
「子どもになんかさせられないよね…」
と考えていると、せっかくの楽しいクリスマスの雰囲気を満喫できなかったり、お子さん自身の“出来る力”“伸ばせる力”を見逃してしまう可能性も出てきます。
そこで今回は、お子さんと一緒に楽しめるクリスマスの飾りつけをご紹介いたします。
手間をかけずに
子どもが小さいから、飾りつけを作ったり飾ったりする時間がなかなか取れない…!という方にオススメなのは、既製品を使った飾りつけです。
中でも手軽に手に入れることが出来る100円均一のグッズを活用すると楽にできますよ☆
①ウォールステッカー
クリスマス時期になると各種デザインのウォールステッカーが店頭に並び始めます。
ウォールステッカーとは、壁に貼るシールのようなものですが、シールほど粘着性がないのが特徴です。
シール貼りが大好きなお子さんは多いと思うので、親子で一緒に楽しめます。
壁に貼るのはもちろん、窓ガラスや鏡にも貼れますので、食器棚の扉や部屋の扉などにデコレーションしても可愛いです。
また、ストーリー性のあるイラストもあるので、お子さんとストーリーを作りながらデコレーションしたり、自分でストーリーを想像できる年頃のお子さんなら、デコレーションはお子さん任せで、大人はそばで聞いているのも良いでしょう。
②ガーランド
ガーランドというのは、いくつかのモチーフが紐で繋がっていて壁に飾る装飾です。
「ガーランド?」と思う方は、運動会でよく見るカラフルな三角の旗が連なっているものを想像するとわかりやすいでしょうか。
クリスマス時期になると、「Merry Christmas」だったり、サンタシルエット、雪の結晶のシルエット…といった、クリスマスを連想させる形・カラーのものが増えます。
素材も様々でフェルト地・紙製・プラスチック…とありますし、デザインもポップからシックまでと豊富です。
一連で飾るのも良いですが、二連・三連…と本数を増やすと豪華になります。
③風船
クリスマスカラーだけでなく、カラフルに様々な風船を飾るのも良いですが、小さいお子さんがいるご家庭の場合は、安全面から上から吊るしたりするのが良いでしょう。
天井からではなくても、部屋のドアの周り(安全面から上部)に装飾でも可愛いです。
風船にも様々な形がありますし、膨らませる大きさや吊す高さで調節しながら、いくつかの風船を束ねてモチーフを作ることも出来ます。
吹き込み口(息を入れる所)をしっかり結んだ後、ビニールテープかセロテープで(画びょうを刺す余裕を残して)吹き込み口を覆い、その上に画びょうを刺すか、紐(麻紐やリボンなど)をしっかり結ぶかで装飾は出来ます。
■お子さんと一緒に手作り
3歳半以降になると、自分で何かを作るのが好き!というお子さんも増えてきますよね。
そんな場合は、お子さんと一緒に手作りでクリスマスの飾り作りにチャレンジしてみるのも良いでしょう☆
①わっか飾り
ご存知の通り、これはとても簡単ですよね。
折り紙を6等分くらいに細長く切り、端と端をくっつけ輪にしていくだけです。
“はさみ”の使い方を覚え始めたお子さんには“はさみ”の練習にもなりますし、くっつけていく作業も単純な動作なのでお子さんにも出来ます。
②切り絵(模様折り)
折り紙をまず三角に折ります。また半分に折り三角に、さらに半分に折り三角に…と計三回折ります。
その後“わ(折り紙がぴらぴら開かない方)”を対角線とし、切りたい模様を描きます。
例えば丸なら半円、ダイヤ形なら三角、ハート形なら“し”の逆さまの様な形…などです。
その描いた線に沿って切り抜き、折り紙を広げると模様が出来ます。
また、小さく折った三角の中心を斜めに切ったり、カーブに切ったりしすると、また感じが変わります。
簡単なところはお子さんが、難しいところは大人が…と分担しても出来ますね。
Web上でも様々な切り絵を目にしますので、参考にしてみても良いでしょう。
また、この作った切り絵を別の折り紙や画用紙(台紙)の上に貼ると、飾りやすくなります。
麻紐などでいくつかの切り絵を繋げると、お手製のガーランドにもなります。
台紙の形もアイデア次第で様々な形に出来るので、ツリー・星・五角形・ハート…など、変えてみても素敵ですよ。
③ガーランド
フェルトや画用紙と麻紐やリボンで、簡単にガーランドが出来ます。
フェルトや画用紙を好きな形(長方形・正方形・二等辺三角形・丸…など)に切り、穴開きパンチで穴を開けた後に麻紐やリボンを通します。
紐の両端は飾りやすいように(画びょうを留めやすいように)わっかにしておきます。
フェルト地で作る場合なら、スパンコールや貼れるフェルト(好きな形を作ってから)を貼ってデコレーションしたり、画用紙ならお子さんが絵を描いたり、シールを貼ったりしてデコレーションが出来ます。
■少し凝ってみる
手作り大好きな方でしたら、ミシンを活用して作るのも良いでしょう。ミシンで作る飾りをいくつかご紹介します。
①リース
お好きな形(ハート・ダイヤ・丸など…)を縫い代1cmほど余裕をもたせながら生地に複数個描いていきます(1個のモチーフを何個か繋ぎ輪にするので、作りたい輪の大きさに合わせてモチーフの大きさを決めてください)。
その際、返し口を4cmほど作り、裁断した後に中表で縫っていきます。
返し口から返し、中に少量の綿を詰め、形を整えた後に返し口を縫い止めます。
必要な個数のモチーフが出来上がった後、わっか状に繋ぎ縫い合わせて出来上がりです。
リースの上部には、かける紐を付けたり、スパンコールで飾り付けをするとキラキラしてクリスマスっぽくなります。
また生地ですが、キルティング生地を使う場合は、返し口をから返した後に綿を入れる必要はあまりありませんが、膨らみがほしい場合は入れてください。
②貼って剥がせるツリー
タペストリーのように大きい壁掛けの遊べるツリーです。完成の大きさは飾る壁の面積で調整してください。
我が家は、横約70cm~縦約120cmのものを作りました。
まず、土台となる生地を上記サイズに裁断します。
土台はしっかりした生地がオススメです。
オックス地なら二枚重ね(中表で縫い、返す)が良いです。
そして土台に収まるサイズのツリーを別の生地に描き、縫い代1cmほど余裕を持たせて裁断します。
ツリーはキルティング生地がオススメです。
緑地に柄があっても大丈夫です。
縫い代1cmで裏側に折り、アイロンをかけてくせをつけ、ほつれないように端の処理をします。
その後ツリーの位置を決めて土台に縫い付けます。
次に飾りですが、フェルトやキルティング生地で作ります。
上のリースの項目でご紹介したようなモチーフを作ります。
生地二枚を中表で縫い、返します。
形はお子さんの好きなキャラクターだったり、星、キャンディー、靴下など…。
私は子どもが1歳の時に作ったので、アンパンマン・バイキンマン・ドキンちゃん・コキンちゃんをフェルトで、星や靴下の形はキルティング生地で作り、中に綿をつめて柔らかく作りました。
モチーフが出来たら、モチーフの裏とツリーの表側にスナップボタンを縫い付けます。マジックテープでも良いです。
これを付けることで、貼ったり剥がしたりができ、お子さんでも自由に飾れるのです。
お子さんが成長したら、モチーフの種類を追加で作ると、長く飾れます。
■まとめ
産後間もないとばたばたしていて時間もなく、クリスマスどころではなかったり、活発に動く時期だとツリーを置くと危なかったり…と飾りつけの悩みは様々ですよね。
我が家はクリスマス飾りをし始めたのは1歳からで、その頃はツリーのタペストリー飾りを一緒にしていました。
3歳過ぎから飾り付けを自分もしたい!と言い出し、親子で色々と作り“お手製の飾り”でクリスマスです。
飾りの準備は遊び感覚で出来ますし、子どもも満足して“自分の作品”を眺めていたので、達成感があったようです。
この飾りつけの準備で“はさみ”も上手に使えるようになったり、折り紙をきれいに折れるようにもなりましたので、今思えば一緒に取り組めて良かったなと感じます。
お部屋の中の飾り付けで、色々と悩みますが、年に一回のクリスマスの準備を親子で楽しめると良いですね☆
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