『2歳の我が子がすぐに癇癪(かんしゃく)を起こす。』
『子供の癇癪にどう対応していいかわからない。』
『癇癪を起こす子供に毎回イライラしてしまう。』
こんな2歳ごろに現れる癇癪のお悩みありませんか?
癇癪は個人差がありますが、イヤイヤ期に通過するお子さんは多いはず。
癇癪をそのままにしておくと・・・
『周りの人に迷惑をかけてしまう。』
『どう対応していいのかわからず、戸惑ってしまう。』
『ついイライラして怒鳴りつけてしまう。』
など親にとって癇癪は、とても頭を抱えるような悩みですね。
今回は、子供が癇癪を起こしてしまったときの対処法を紹介します。
冷静に子供と向き合うためのコツなどもまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
そもそも癇癪(かんしゃく)とは?
子供の自我が芽生えている証拠です。
- 泣きわめく
- 物を投げる
- 大声を出す
- 噛みつく
初めは普段の様子と違くてびっくりするお母さんも多いのではないでしょうか。
2歳から4歳ごろの子供に多く見られる症状で、個人差があり頻度やパターンもその子によって違うのが特徴です。
子供は、すごいスピードで毎日成長していきますね。
自我が芽生えると、「したいこと」と「伝えること」のバランスがうまくとれない時期がでてきます。自分ではしたいこと伝えたことがあっても、うまくできないときや、伝えることができなくてもどかしい気持ちを感じて癇癪を起すことが多いようです。
また、兄弟ができて赤ちゃん返りが癇癪に現れることもあります。
まずは、子供の成長過程の一つと考え、しっかりと受け止めてあげましょう。
まずは深呼吸!
癇癪を起すと、なにをしても手に負えない状態になることがよくあります。
普段は話せば落ち着いてくる子や、抱っこをすれば泣き止む子でも、癇癪を起すとなにをしても収まらないことは少なくありません。
私は3人子供がいますが、3人とも癇癪にはとても悩まされました。
年子ということもあり、子供たちは寂しさや欲求不満が多かったのではないかと今では思います。
3人とも、一度癇癪を起こすと、落ち着くまでにとても時間がかかってしまっていました。 時には、あまりのひどさに大声で叱ってしまったこともあります。
しかし、癇癪を起している子供を叱ったところで、解決にはなりません。まずは、自分が深呼吸をして、お母さんが落ち着くことから始めましょう。深呼吸をするだけでも、子供の様子を見るのには十分な時間になりますよ。
子供がどうして癇癪を起してしまったのか、なにがしたかったのか、なにかを伝えたいのかを冷静に判断してあげることが大切です。「子供が癇癪を起こしてしまったら、まず自分が深呼吸!」を頭に入れておくと、対応がすごく変わってきますよ。
子供の様子を見守る
深呼吸をしてお母さんが落ち着いたら、次は子供の様子を見守ってみましょう。
癇癪を起こすと、子供自身もどうして自分がそうなってしまったのかわからなくなりパニック状態になってしまうこともあります。
外出先などではそのまま見守ることは周囲に迷惑もかかってしまうと困るので、その場を離れ、気分転換をさせてあげたり、環境を変えてみましょう。おうちなど見守っていられる環境であれば、そっと見守ってあげることも必要です。
危ない状況や他人に迷惑をかけてしまうとき以外は、子供が落ち着くまでそっとしておきましょう。
子供が落ち着くまでは、いくらお話をしても伝わりません。
落ち着くまで待ってあげましょう。
うちでは、
「落ち着いたらママとお話しようね」
「落ち着くまでママ待っているね」
と一声かけて、子供が落ち着くのを待つようにしていました。
癇癪を起こしているときは、「こっちにおいで」「そろそろやめたら~」といっても逆効果で更にヒートアップしてしまうようだったので、そっとしておくのが一番効果的でした。
子供の気持ちに寄り添ってみる
子供の気持ちがある程度落ち着いてきたら、子供の気持ちに寄り添ってみましょう。
- 「~がしたかったんだよね」
- 「もう少しでできたのに悔しいね」
- 「~してみようか」
など子供の気持ちを代弁してあげましょう。
これを続けることで、伝える方法が身についたり、ママがわかってくれる安心から癇癪の頻度が減っていくことがあります。
気持ちに寄り添った上で、ダメなことを教えたり、アドバイスをしてあげましょう。
始めから頭ごなしに叱るのではなく、子供の気持ちを言葉にしてあげてから、ルールやしてはいけないこと、どうするとうまくできるのかなどを教えてあげると伝わりやすいです。
また、落ち着いたら抱きしめてあげましょう。
抱きしめるだけでも子供はとても安心して心が落ち着きます。癇癪を起こしたら、抱きしめてあげることを忘れずに◎
物事をするまえに、お約束をする
ある程度癇癪の様子を見ていると、どんなときに癇癪を起すのかパターンが見えてきます。
パターンが見えてきたら、物事をするまえにお約束をするようにしてみましょう。
例えば、
お買い物に行くときは
「お店では、たくさんの人がお買い物をしているからママと手を繋いで楽しくお買い物をしようね」
「今日はお菓子を買わない日ね」
公園に行くときは
など、事前にお約束をしてみましょう。
お約束が守れたらたくさんほめて、たくさん抱っこをしてあげてください。
自信に繋がると癇癪が減るかもしれません。
一人で抱え込まず相談する
子供の癇癪は、親の方がストレスが溜まってしまい、悩んでしまうことが多いです。
気持ちに余裕がなくなるとどうしても怒鳴ってしまうことや、激しく叱ってしまうこともでてきてしまいますね。
しかし、親だって人間です。余裕だってなくなるし、辛くだってなります。
でも、癇癪を起した子供にはその対応は逆効果。
毎日一日中子供の癇癪に付き合っていくのはとても大変です。お母さんが心の余裕を持てるよう、誰でもいいので誰かに話してみましょう。旦那さんやおじいちゃんおばあちゃんの協力が得られるのであれば、たまに子供の相手をしてもらうだけでも違います。
一時預かりなどを利用して、少し子供と離れる時間を作ってみてもいいと思います。
お母さんが辛くなる前に、少しでも落ち着いて冷静に対応できる方法を探してみましょう。
癇癪を経験しているお母さんは多いはずです。一人で抱え込まず、気持ちに余裕をもって癇癪に対応していけるようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
イヤイヤ期はとても大変な時期ですが、長い子育ての中で考えると一瞬です。
癇癪はずっと続くものではないので、今だけ、子供が成長しているんだなと考え乗り切りましょう!
毎日大変な子育てですが、子供の成長は嬉しいですよね。
頑張っているお母さんはたくさんいます。
一緒に頑張っていきましょうね。
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