『添い乳はすぐに寝てくれるので、なかなかやめられない』
『夜だけだと思っていても、結局お昼寝でも添い乳してしまう』
『添い乳がやめられず、ダラダラと卒乳も出来ずにいる』
こんな悩みありませんか?
添い乳は寝かしつけやすいのはもちろん、ママもそのまま寝てしまう事もできるので、一度やり始めると、なかなか止める事が出来なくなってしまうんですよね。
しかし、そのうちそのうちと誤魔化して続けてしまうと…。
『添い乳以外では寝てくれず、ママ以外だと我慢してずっと起きている』
『卒乳も断乳も全く進まず、食事も普通食に移行してもほとんど食べてくれない』
『添い乳の時間が長く、早い段階で虫歯になってしまった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、1歳過ぎても添い乳がやめられないとき、添い乳以外で寝かしつける方法は、どのようなものがあるのでしょうか?3つ紹介しますね。
『日中にたくさん身体を動かして遊ばせる』
1歳になると、早い子ではスタスタ歩いてどこまでも一人で行ける子もいます。
行動範囲が広がる事により、様々な事に興味関心が増え、吸収する事も多くなっている時期です。
歩き始めは注意する事も多く、ママもヤキモキしてしまうので、なるべく目の届く範囲で大人しい遊びを…と考えてしまいがちですが、子供の興味とは裏腹に、狭い行動範囲に留めてしまうと、子供がストレスに感じてしまうばかりか、大きくなっても大人しい遊びばかりしかしなくなる事もあります。
また、静かな遊びという事は身体もあまり動かさないので、お腹があまり空きませんし、寝付きも悪くなる原因にもなり、卒乳や断乳も上手く進みません。
それを解決する大きな方法の一つは、思いっきり身体を動かして遊ばせる事です。
歩きたい場所まで歩かせる、音楽を聞かせて一緒にダンスをしてみる、ボールを使って遊ぶなど、静かな遊びだけではなく、身体を動かす遊びにシフトするのです。
たくさん動けば体力を使い、同時に体力も付きます。
そしてお腹が空いて、ご飯もたくさん食べるようになり、満腹の状態で身体が疲れていれば、そのまま布団でコテっと眠ってくれる事も多くあります。
添い乳を止められない要因が寝つきの悪さならなおさらです。
なかなか寝ないからとついついおっぱいに頼ってしまいがちですが、添い乳は最終手段にして、暖かい日は公園に連れて行ったり、長めのお散歩をしてみたりと、運動させてみましょう。
お散歩は、ママの気分転換にもなりますからね。
『おっぱいをバイバイする日を決める』
昨日の今日ですぐに止める事は難しいと思いますので、そんな時はおっぱいとサヨナラする日を決めて子供と一緒にカウントダウンをしていきましょう。
カレンダーに印をつけ、「この赤い丸の日になったら、おっぱいとバイバイだよ」と説明してあげるのです。
その分、その日が来るまでは、欲しがるくらいおっぱいを与えてあげて下さい。
1日に何度も説明する事により、幼いながら子供も何かを感じ取り、理解しようと努力していきます。
「はい!今日からおっぱいはダメ!」と突然その日が訪れるより、ママと一緒にバイバイしてあげる方が、子供のストレスも軽減されますしね。
また、卒乳や断乳はママも寂しさを感じるあまり、ダラダラと出来ない状態が続いていく事も多くあります。
「ママも一緒にバイバイなんだよ」などとお話してあげると、子供にもより安心感が生まれますし、ママの決心も固くなります。
そして、印をつけた日を迎えたら、心を鬼にしておっぱいを与えないようにしましょう。
洋服もあえて授乳しにくいものにして、簡単には飲めないように工夫して下さい。
最初の2・3日はぐずってしまう事が多いですが、それを過ぎると徐々におっぱいの事を忘れ、寝る時も欲しがらないようになっていきます。
一つ注意して欲しい点は、おっぱい以外の水分補給です。
お茶や薄めのイオン水などで、しっかりと水分補給させるようにしましょうね。
『寝かしつけ用の絵本を活用してみる』
寝かしつけ用に作られた絵本を活用してみるのも一つの手です。
今は子供の寝かしつけに効果的な絵本が出版されています。
一番有名なものでいうと「おやすみロジャー」は聞いた事がある人が多いのではないでしょうか?
確かに、1歳くらいの子には、絵本の寝かしつけは早いかも?と思うかもしれませんが、早いうちから活字やお話に触れさせることは悪い事ではありません。
文字への興味が沸いたり、集中力を付ける事にも繋がりますからね。
初めは飽きてしまう事が多いかもしれませんが、毎日続けることによって少しずつ集中するようになりますし、それが日課になっていけば、読んでいるうちにストンと眠ってしまう事も増えていきますよ。
読み聞かせの絵本を子供と一緒に選ぶ楽しみも出来ますしね。
まとめ
添い乳での寝かしつけは子供が安心するだけでなく、ママも楽な方法なのでなかなか止める事が出来ずにいる人が多いのが一般的です。
日課の添い乳が無くなると寂しいのは、子供もママも同じです。
大切なのは、無理矢理離すのではなく、子供のペースを見極めて、サヨナラさせてあげる事です。
ぐずりや夜泣きが酷くなるようならまだ早いのかもしれません。
それぞれに適した時期が必ずありますので、焦らずしっかりと時期の見極めをしてあげましょうね。
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