『赤ちゃんが爪切りを嫌がってなかなか切らせてくれない。』
『爪もハサミも小さくてうまく使いこなせない。』
『切っている最中に動き回ってしまうので、怪我をさせてしまわないか心配。』
赤ちゃんの爪は切ってもすぐに伸びてしまい、こまめなチェックが必要ですよね。しかし、まだじっと動かずに居てくれることは難しいのが現実です。
また、爪切りを嫌がってぐずってしまう赤ちゃんも多くいるのではないでしょうか?嫌がるのを無理矢理切るのもかわいそうだと放っておくと…。
『伸びた爪で顔や身体をかいて傷つけてしまう。』
『爪にばい菌がたまり、指しゃぶりでばい菌が身体の中に入ってしまう。』
『大きくなっても爪切りを嫌がってしまうかもしれない。』
など、心配な事も増えますよね。
そこで、今回は赤ちゃんの爪切りのコツと嫌がる時の上手な対処法をいくつか紹介したいと思います。
赤ちゃんの爪切りの頻度はどのくらい?
あれっ?この間切ったばかりなのにもう伸びている…なんて経験のあるママさんも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは新陳代謝がとても活発なので、爪も大人が伸びる早さよりもかなり早く伸びてしまいます。
多くのママさんは、3日に1回のペースでお手入れをしているようですが、もちろん個人差がありますので、こまめにチェックして白い部分が目立つようなら切ってあげる事をおすすめします。
【爪切りを嫌がる赤ちゃんの上手な対処法】
ここからは、爪を切るときの対処法を紹介します。
眠っている間や授乳中に切ってあげましょう
一番鉄板な方法が、眠っている間や授乳中に切ってあげる方法だと思います。
赤ちゃんが起きている間はどうしても長い間じっとさせる事が難しくなりますので、ぐっすり眠っている間や、授乳中に切ってあげると良いでしょう。
授乳しながらママが切るのが難しい時は、パパやおばあちゃんに頼んで切ってもらうと良いですよ。
赤ちゃんのお気に入りの曲やDVDを流してあげましょう
まずは赤ちゃんのご機嫌を取る事が重要です。
嫌がるのを無理に抑えつけても、余計爪を切る事を嫌な事だと認識してしまいます。
お気に入りの音楽を流したり、少し大きくなって理解が出来るようになってきたら、好きなDVDなどを見せて、そちらに気を引かせてるうちに切ってしまうのも良いと思います。
爪切りは怖くないものだと教えてあげましょう
赤ちゃんの爪は小さく、また赤ちゃん用の爪切りも小さいので慣れるまではなかなか手元がおぼつかないものですよね。
爪以外の所を傷つけないように気を付けるあまり、真剣になり過ぎてママの表情も強張ってしまうと、赤ちゃんも余計緊張してしまいます。
爪切りは怖くないものだと教える為にも、切る時は笑顔で優しく話しかけながら、もしくは歌を歌ったりしながら、楽しい時間だという事を教えてあげてください。
爪切りを変えてみましょう
赤ちゃんは、生まれたての頃は視力がまだまだ弱いですが、成長するにしたがって、徐々に視界がはっきりしてきます。
視力もしっかりしてくると、爪切りを見ただけで嫌がってしまう事もあります。
そんな時は、爪切りではなく、やすりで削ってあげる方法に変えてみるのも一つの手です。
また、赤ちゃん用の爪切りが苦手だというママさんも、電動の爪やすりも市販されていますので、そちらを活用してみるのも良いと思います。
赤ちゃんの爪切りのコツ
ここからは、赤ちゃんの爪を切るときのコツを紹介します。
多くの方は赤ちゃん用の爪切りばさみを使用しているかとは思いますが、小さいうちはこのハサミタイプが一番使いやすくて切りやすいかと思います。
中には傷つけないようなクッションが付いているものもありますので、そちらもおすすめです。
爪は両側から切り、尖っている部分を作らないように注意しましょう
真ん中から切ってしまうと尖った角が出来やすいので、端から数回に分けて切ってあげてください。
せっかく切っても尖っている部分があると、それでひっかき傷を作ってしまう恐れがあります。
赤ちゃんの正面ではなく、頭の後ろの方から切るようにしましょう。
正面からだとどうしても死角になる部分が多く、切り過ぎや怪我をさせてしまう事が多くなってしまいます。
なので、寝ている姿勢なら頭の方から、お座り出来るようになったら、ママの膝に座らせて後ろから手を伸ばして切るようにするとやりやすいですよ。
ママが自分の爪を切るような感覚で切れます。
お風呂上がりに切るのは避けましょう
お風呂上がりは爪が柔らかくなっているので切りやすいと思われがちですが、逆に切り過ぎて深爪になってしまう可能性もあります。
個人差があって、「うちの子は爪が硬くてお風呂上りでないとダメなのよ~。」というママさんも中にはいらっしゃるかなとは思うのです。
しかし、一般的には赤ちゃんの爪は薄く柔らかいので、お風呂上がりは避けてあげるようにしましょう。
一度に切れない場合は無理せず分けて切りましょう。
爪切りには多くの時間をかけたくないので、一度にやってしまいたいと思いますよね。
でも、どうしてもダメなときは、一度に全部の爪を切る必要はありません。どうしても機嫌が悪い日やじっとしているのが難しいときもありますよね。
そんなときは、無理せず何日かに分けて切ってあげると良いですよ。
まとめ
赤ちゃんの爪切りは、どうしても慣れるまでは緊張してヒヤヒヤしてしまいますよね。
ぐっすり眠っている時間でも、一気に切ろうと無理せずに少しずつチャレンジするようにして下さい。
何より一番大切なのは、爪切りも赤ちゃんとの大切なスキンシップ・コミュニケーションを取る時間だという事です。
授乳中にパパが切ってくれる時間は、パパとの貴重なスキンシップの時間になります。
あまり赤ちゃんと接する時間が取れないなら、なおさら定期的に触れ合える良い時間になるかもしれませんよ。
爪切り時間も楽しいものだと思える環境づくりを心がけていきましょうね。
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