『食が細いわけでは無いのに、なぜか毎日お弁当を残してくる』
『好きなおかずだけを食べて、他のおかずには手を付けてくれない』
『自分のは食べないのに、お友達のお弁当は欲しがるので困っている』
こんな悩みありませんか?
愛情込めて作ったお弁当。蓋を開けて残っているとショックですよね。しかも、他のお友達のお弁当は欲しがるなんて聞くと、さらに…。
とは言え、栄養バランスも考えて、好きな物ばかりを入れてあげられないのも現実で…。
『残さないようにと考えすぎて、いつも同じようなお弁当になってしまう』
『お弁当を残してくるので、お腹が空くのかおやつばかり欲しがるようになった』
『残すのを気にせず作っていたら、好きな物も手を付けないようになってしまった』
なんて事になってしまうかもしれませんよね。
では、自分のお弁当が嫌いな3歳児が、お弁当をバクバク残さず食べさせる方法はどのようなものがあるのでしょうか?いくつか紹介したいと思います。
好きなキャラクターのお弁当にしてみる
まずは定番の「キャラ弁」仕様にしてみましょう。お弁当はおかずの内容や味も大事ですが、目で見て、楽しんで食べようと思わせる事が重要ですからね。
とは言え、忙しいママさんは時間のかかるキャラ弁作りは敬遠しがちですよね…。私もそうです(笑)。細かい装飾なんかは、朝の忙しい時間にはなるべく避けたいですもんね。
そんな時は、出来る下準備は前日の夜に済ませておくと楽に作れますよ。
海苔やかまぼこを切ったり、ウインナーも切り込みを入れておけば次の日は焼くだけです。
海苔も乾燥剤入りの袋にまとめて切って入れておくとかなり時短になります。キャラ弁作りの便利キットも今は100均で手に入りますし、クオリティの高いものも多くありますからね。有効活用してみましょうね。
また、キャラ弁というと難しいイメージがあるかもしれませんが、おにぎりの包み紙をキャラクターものにしたり、入れるおかずやピックをキャラクターものにするのも立派なキャラ弁です。
お弁当用具一式をお気に入りのキャラクターの物にしてあげるのも効果的ですよ。始めは、出来る範囲からキャラ弁に挑戦してみましょうね。
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お弁当の準備を手伝ってもらう
3歳くらいになると、色んな事に興味関心を持ち始め、自分でやりたがる時期になります。
もし、お手伝いにも興味を示しているのであれば、お弁当の下準備やウインナーを詰めたりするのを手伝ってもらいましょう。形はいびつでも、砂遊びが好きな子はおにぎりを握ったりする事も出来たりしますからね。
「自分で作ったお弁当」だと思えば、喜んで残さず食べてくれる可能性が高くなります。また、これがきっかけになり、お弁当に興味が出てきて、自分で詰めなくても完食してくれるようになったりしますよ。
欲しがるのなら交換する事を教える
大人でも、他人が食べているものは美味しそうに見えてしまうものですよね。
子供も同じです。お友達のお弁当が美味しそうに見えてしまうんですね。
もし、毎日のように友達のおかずを欲しがり、または貰ってしまう場合は、「貰う」のではなく「交換」することを教えてあげましょう。自分も遠足などの時は、おかず交換をしたものですよね。
一方的に貰ってばかりではなく、交換する事で、違ったお弁当の楽しみ方を発見させるのです。
お友達と仲良く分け合うという事を学ぶきっかけにもなりますからね。
残したらおやつを与えない
毎日残ってくるお弁当。お弁当をしっかり食べないがゆえに、帰ってきてからおやつをたくさん食べてしまう場合はおやつを与えないようにするのも一つの手です。
少し可哀そうな気もしますが、ここは心を鬼にして!!
おやつが食べれず、夕ご飯までにお腹が空いて泣いてしまうかもしれませんが、お弁当をしっかり食べないとお腹が空いて悲しい思いをするという事を学ばせるのです。
「完食=おやつ」という事が理解できれば、苦手なおかずも頑張って食べてくれるようにもなりますよ。
完食シールを作ろう
お弁当を完食したらシールをあげましょう。
そして、例えばシールが10個貯まったら、シールが続けて10個貼る事が出来たらなどルールを決めて、それが達成出来たら好きなおやつを一つ買ってあげるなどのご褒美をあげるのです。
子供はご褒美があると頑張れるのものですからね(笑)。
始めのうちはご褒美欲しさだけかもしれませんが、次第に完食するのが習慣になっていきます。そうなってきたら、シールの数を増やしていったり、頃合いを見てご褒美制を廃止しましょうね。
まとめ
お弁当を残すのには必ず理由があります。
無理矢理・強制的に完食させようとするのは逆効果になる事が多いです。
量が多いのか、おかずが苦手なのか、目で見る楽しみが欲しいのかなど、理由を見極めて、対策を工夫していきましょうね。
そして、しっかりと完食出来るようになってきたら褒めてあげる事が大切です。
お弁当が美味しく楽しい時間だという事を理解できるように、焦らずゆっくりでも良いので、教えてあげるようにしましょうね。
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