離乳食のささみレシピ パサパサせずにもぐもぐ食べれる5つの方法

離乳食のささみレシピ 8ヶ月

「離乳食は進んでいるのに、どうもお肉類が進まない…」

「ささみなら脂分も少ないから食べてほしいけれど、すぐべっと出してしまう」

「豚肉より鶏肉の方が食べやすそう…でもささみのレパートリーが少ない…」

 

離乳食の回数が増えてき始めた頃、こんな悩みはありませんか?離乳食は焦らなくて大丈夫だとわかっていても、バランス良く食べてほしい…という気持ちはありますよね。
でも、

 

「ささみはどうすれば食べやすくなるかわからないし…」

「レパートリーが少ないから作りにくいし…」

「大きくなったら食べてくれるだろうし…今は特に良いかな」

 

としていると、手軽に摂れるタンパク質を一種類失ってしまうことになりかねません。
そこで今回は、ささみが食べやすくなる下処理の方法から、嫌がらずに食べられるレシピまでをご紹介していきます☆

 

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まず食べさせ始める前に

ささみの主な栄養素はタンパク質です。
脂肪分が少なくタンパク質が豊富なささみは、消化吸収に優れているので胃に優しいため、離乳食中期頃からにはもってこいの食材です。
豆腐や魚類を離乳食で食べたあとの“肉類へのチャレンジ”にささみは大活躍します。

 

また、食物アレルギーの心配ですが、ささみにはアレルギーの心配はほとんどないとされています。
でも、初めて食べさせるときは、他の食材と同様に小さじ1の量から始め、小児科が開いている午前中に食べさせ、お子さんの様子を見ましょう。

 

午前中に食べさせるのは、食べてから時間が経った後にアレルギー反応が出る場合もあるからです。
気になることがあれば、すぐに小児科に相談しましょう。

 

パサパサしないささみの下処理方法

ささみには“筋(白い脂身のように見えるもの)”がついています。
この筋を取らずに火を通してしまうと、筋がきゅーっと縮まり肉自体も硬くなってしまいますので、必ず取り除いてから調理します。

 

ささみのパサパサを防ぐためにオススメしたいのが片栗粉です。
ささみに片栗粉をまぶした後に火を通すと、片栗粉がささみの中の水分を逃してしまうのを防止し、しっとりした食感にしてくれます。
ちょっとした一手間ですが、片栗粉なしのささみとは、食感が全く違いますよ☆

 

 

鍋で茹でる場合

(1)ささみ1本ずつ丁寧に片栗粉をまぶし付ける(1本あたり小さじ2程度)

(2)沸騰した鍋にささみを入れてしっかり火を通す

(3)火が通ったら湯から上げ、粗熱が取れてから食べやすい大きさに切る(裂く)

 

私はこの方法で調理していました。
また、加熱後食べやすい大きさに分け、冷凍保存も可能です。
使う分量に小分けし、解凍する時には小さじ2分の1程度の水(ささみの量にもよります)をふりかけてからラップをかけ温めると、パサパサしにくいですよ。

 

離乳食中期頃のささみ活用メニュー5つ

ささみは水分が多い食材と混ぜたり、汁気があるものと煮込んだり、片栗粉でとろみをつけたりすると、するっと食べやすくなります。
ここでは、ささみを使った食べやすいメニューをご紹介します。

 

※アレルギー対応食のレシピではないので、アレルギーをお持ちのお子さんは十分にお気を付けください。また、冷凍保存する場合もあるため、分量は明記していません。

 

野菜たっぷり煮込みうどん

(1)野菜はお子さんが好きな野菜を選びましょう
〔大根・人参・さつまいも・かぼちゃ・ほうれん草・キャベツ・じゃがいも・玉ねぎ…など〕
→あらかじめ茹でておいた(レンジでも可)野菜ストックがあると便利です

 

(2)野菜は離乳食時期にあった大きさに切ります

 

(3)鍋に野菜・食べやすい大きさにきったささみ(片栗粉で下処理したもの、または冷凍してあったもの)・水を入れ、柔らかくなるまでことこと煮ます

 

(4)出し汁または薄めのめんつゆで味付けしてうどんを入れ煮込んだら完成です
※うどんの他にそうめんでも良いです。うどんやそうめんは、お子さんが食べやすいように細かくしましょう

 

ささみ混ぜ込みお粥

(1)離乳食時期にあったお粥を用意します
(冷凍保存のものでも、これから作るものでも大丈夫です)

 

(2)ささみ(冷凍保存してあったものは小さじ2分の1の水をふりかけてから解凍)と少しのめんつゆをお粥に加え、混ぜたら完成です

 

※ささみの他に野菜を細かくして混ぜ込んでも美味しいですし、お粥のとろみでささみが食べやすくなります

 

ささみのミートソース

(1)玉ねぎ・人参はラップをかけレンジで柔らかくなる程度火を通します

 

(2)トマトは湯剥き(トマトに切り込みを入れてから熱湯に通す)して皮を?きし、種と芯を取り除き細かく潰します

 

(3)ささみは下処理したあと、細かく刻みます

 

(4)全ての食材を鍋に入れ、水を入れてことこと煮ます(本当は油で炒めますが、油分を控えるため使いません)

 

(5)ケチャップ・ソースで味を整えて完成です

 

※トマトの処理が面倒な場合は、トマトジュースで代用できます。その時は煮込む水をへらします

 

親子丼(※注意※卵アレルギー)

(1)玉ねぎはラップをかけレンジで柔らかくなるまで火を通してから、細かく刻みます

 

(2)ささみは下処理したあと、細かく刻みます

 

(3)玉ねぎ・ささみを鍋に入れ、具材がひたひたに浸かるくらいのだし汁(または水)を入れ、ことこと煮ます

 

(4)具材が柔らかくなったら、めんつゆを入れ味を整えます

 

(5)溶き卵を回しかけ、火が通ったら完成です

 

煮物や肉じゃが(ささみで)

(1)好きな野菜を食べやすい大きさに切ります(大根・人参・玉ねぎ・じゃがいも…など)

 

(2)ささみは下処理しておきます

 

(3)鍋に具材全てを入れ、だし汁(または水)でことこと煮ます

 

(4)具材が柔らかくなったら、めんつゆで味を整えて完成です

 

煮ることで、ささみのパサパサ感がなくなります。最後に水溶き片栗粉でとろみをつけると、さらに食べやすくなりますよ☆

 

まとめ

我が子もささみは苦手で、最初のころはべっとしていました。
いつまで口の中に残っちゃうので、どうしたら良いものか…と色々試した結果、ここにご紹介したような方法にたどり着きました。
それ以降食べてくれるように☆

 

ただ、どうしても触感や味が苦手…というお子さんもいるはずです。
その時は無理せずに、“鶏のひき肉”で代用してみてくださいね☆

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