「朝、保育園で大泣きして、ママから離れてくれない」
「ママが帰ろうとすると、保育園の外まで追いかけてきてしまう」
「送迎バスや車になかなか乗ってくれない」
忙しい朝、保育園に行くのを嫌がると大変ですし、周りにも気を使いますね。
かといって、そのままにしておくと…。
「泣きながら先生に抱っこされ、周りのママからの視線を集める。」
「かばんなどの物を投げ、周りに当たり散らしてしまう。」
「グズグズした結果、登園時間や自分の仕事に遅刻してしまう…。」
なんてことになってしまうかもしれません。
自分の子も、いつかは嫌がらずに行ってくれるようになるのか心配になるものです。
そこで今回、4歳児が保育園へ行くのを嫌がるとき、元気に保育園へ行ってくれるようになる方法をまとめてみました。
朝、時間にゆとりを持つ
朝からバタバタしてしまうと自分にも余裕がなくイライラしてしまいますし、子供とふれあう時間も少なくなってしまいます。
そうすると子供は寂しい気持ちのまま保育園へ行くことになってしまうのです。
少し早起きをして、給食の献立や前日の出来事を振り返りながら「今日は保育園で何をするかな?」とか「お外で遊ぶかな?」など話しする時間をもつようにしましょう。
家での出来事を「先生やお友達にも教えてあげてね」と少しでも楽しみなことを増やしてあげてください。
うちの子の場合は、お歌が好きなので「今日はどんな歌うたうかな?」と話し、車の中で歌いながら行くこともありました。
子供の好きな事を話題にしてあげるといいですね。
早起きすることで、ママも子供も気持ちにゆとりができ、スッキリした気持ちで保育園へ行けます。
ご褒美を作ってみる
嫌がらずに行くことができたら、ご褒美を用意してあげましょう。
達成できた時に何かご褒美があると大人でも嬉しいものですよね。
続けていけるようにお金をかけずに出来ることの方がいいです。
例えば、見たいテレビやDVDを見る、おやつや晩ご飯に好きなものを作ってあげるなど簡単な事で大丈夫です。
子供と一緒に考える方が頑張れるのでいいですね。
うちの子の場合は、シールを貼るのが大好きだったので余っていたカレンダーで「泣かなかったよカレンダー」を作り、帰ってきてから貼るようにしていました。
最初のうちは、嫌がったり泣いた日でも「がんばったね!」とシールを貼っていましたが、「明日は泣かないようにしよう」と話をして続けていくうちに、嫌がって泣く事がだんだん少なくなっていきました。
自分でもシールがいっぱいになってくると喜んでいました。
うちは丸いシールを貼っていましたが、好きなキャラクターのシールを使うとより効果的かもしれません。
ご褒美があることで、頑張ろうという気持ちが出てくるはずです。
保育園を一日お休みする
ママが仕事を休むのも大変だとは思いますが、保育園をお休みするのも1つの方法です。
お休みしてママと過ごすことでいい気分転換にもなるはずです。
ママと何かしたい?など1日だけわがままに過ごさせてあげるのもいいのではないでしょうか。その日は、子供と目一杯楽しみましょう。
そうして、「明日からはまた行こうね」や「ママも仕事がんばるからね」とお約束しましょう。
ただ、お休みする前には必ず「お休みは1日だけね」と約束をしっかりとしておかないと、自分が泣いたり嫌がったりすると、また休ませてもらえると思ってしまうかもしれないので気をつけましょう。
行きたくない理由は一人ひとり違うはずですが、息抜きをしてママとの時間を過ごすことで気持ちが切り替わるキッカケになっていきます。
保育園で離れる前にギュッと抱きしめてあげる
毎日のことなので保育園が近づいてくると離れたくない気持ち、嫌な気持ちが大きくなってきてしまいます。
そこで、お見送りをする時に笑顔でギュッと抱きしめてあげてください。
抱きしめられると、ママの温もりを感じることができ気持ちも落ち着いてきます。
抱きしめる以外にも、ハイタッチなど他のことでもいいですね。
でも気持ちが切り替わると、スッと離れて行ってくれてました。
せっかく行く気になったのに、ママが長居をしてしまうと、気持ちが変わってしまうことがあるので早くその場を去りましょう。
保育園の玄関まで抱っこをして行くのもいいとは思いますが、しがみついて降りてくれないことがあるかもしれないので気をつけてください。
お姉ちゃんやお兄ちゃんが一緒に通ってるのであれば、ママと離れた後、一緒に保育室まで連れて行ってもらったり、同じ時間にきたお友達と一緒に行くのも1つの方法です。
1人よりは2人の方が楽しいですよね。
まとめ
行きたくなくて泣いたりすることもありますが、行ってしまえば楽しく1日過ごしている子がほとんどです。
朝から保育園へ行くことが楽しいと思ってもらえるように保育園のお話をしたり、ママがゆとりを持ち笑顔で見送ってあげましょう。
急に嫌がらなくなるわけではないですが、子供に合った方法でその子のペースに合わせて見守ってください。
大きくなれば、泣きながら「離れたくない」と言うこともなくなってしまうので、いまの時期を大切にしてあげましょう。
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