「子供がお友達のキャラ弁を羨ましがる」
「キャラ弁を作ってと言われるけれど、不器用だからできる気がしない」
「キャラ弁って難しそうだし、時間も掛かりそう」
幼稚園に通いはじめると、悩みの一つとして挙げられるのがお弁当です。
特に同じクラスのお友達が、可愛いキャラ弁を持ってくると、子供はどうしても羨ましがります。
「子供は美味しくないと食べない!キャラ弁って、ちゃんと美味しいの?」
「毎日のことだし、キャラ弁でも栄養面もちゃんとしたい!」
「なんとか楽して可愛いお弁当を作りたい」
ママの本音としては、忙しい朝にそこまでの手間暇は掛けたくないもの。
でもお弁当箱を開いた子供の、喜ぶ顔を想像するとちょっと頑張ろうかなとも思いますよね。
今回は、料理が苦手なママでもサクっと簡単にできる4歳児が喜ぶ可愛いキャラ弁レシピをいくつか紹介したいと思います。
おにぎりに一工夫
苦手だったり、不器用なママでもとっても簡単にできて、完成度も高いのがキャラおにぎりです。
何も様々な具材を用いて、キャラを仕立てる必要はありません。
おにぎりに巻くラップに、ラップ専用のペンでお顔やキャラのパーツを描いてあげれば良いのです。
最近では100円ショップでも動物の顔になるおにぎりホイルなどが売られていますよ。
うちは娘はまだそんなにキャラ弁というものに興味が無いのですが、100円ショップに行って一緒に柄付きのホイルを選びました。
キャラクター物から動物や星の柄まで多彩に揃っていますし、娘も自分で選んだものがお弁当箱に入っているのが嬉しそうです。
しかも、中のおにぎりは子供の好きなものにすることができますので、美味しさも保証されます。
見た目が素晴らしくても、子供に美味しいと思ってもらえなければ意味がありませんもんね。
ちょっと頑張れるというのであれば、丸く握ったおにぎりに、海苔を巻き、太めのストローなどで抜いたスライスチーズを2つ。
それからそのスライスチーズの上に小さな丸に切った海苔か、黒ごまを一つずつ乗せるだけで、ちょっと愛嬌のあるキャラクターになります。これだとそこまで難しくないですよね。
ウインナーを可愛く
子供の大好きなウインナー。昔からお弁当にはたこさんウインナーは定番です。
タコさんやカニさんはみなさんご存知だと思いますが、最近はそれ以外にも様々な飾り切りをされているママがたくさんいるんです。
例えば
横半分に切ったウインナーの、断面に十字に切り込みを入れ、更にその間のフチの部分に浅く切り込みを入れて焼きます。
断面を上にしてお弁当箱に詰めれば、四つ葉のクローバーみたいに見えます。
こちらも横半分に切ったウインナーの断面に、放射線状に三本切り込みを入れて焼きます。
お弁当に入れる際に真ん中にケチャップや丸く切ったチーズなどを乗せれば可愛いお花が咲きますよ。
ウインナーに切れ目を入れて、様々な模様や形を作ることができるグッズなども市販されています。そういうものを活用するのも一つの方法ですね。
卵焼きを可愛く
お弁当に定番の卵焼き。各家庭の味があり、大人になってもみんなだいすきですよね。
この卵焼きを可愛くすると、お弁当箱の中がとっても華やかになりますよ。
こちらは、いつも通り卵焼きを焼いて、いつも通りに切り分けた後、断面を上にした卵焼きを斜めに2等分します。
それを、ハート型になるよう配置すればできあがり。簡単ですね。
卵焼きを焼く際に、真ん中にカニカマを二本合わせて巻き込みます。
カニカマが真ん中に来るようにして下さいね。
いつも通りに切り分けて、断面を見ると、りんごのような形になっています。
よりリアリティを追求するなら、黒ごまを置いて種に見せたり、細く切った海苔でヘタを作ったりしても良いです。
カニカマは卵焼きに入れるとなかなか美味しいんですよ。
断面の綺麗な野菜を使う
野菜って、輪切りにするととっても可愛いものがありますよね。
例えばオクラやヤングコーンは、切るとお花や星のようで、色も綺麗です。
こういったお野菜を肉巻きにしたり、茹でて輪切りにしたものをちょっと散らしておくと、とっても可愛いくなります。
我が家の4歳児は、ヤングコーンが苦手。
ですが、薄く輪切りにしたものをお弁当に散らしておいたら「お花みたい」と喜んで完食して来てくれました。
苦手な野菜でも食べてくれるので、親にとっては「シメシメ。」といった感じです。
ピックを使う
最近では本当に色々なお弁当グッズが売られていますよね。
専用のコーナーに行くと眩しいほどにカラフルで、目移りしちゃうほどに可愛い。
子供の好きなキャラクターの形をしたピックは、おかずに刺しておくだけで可愛いですよね。
おすすめなのは、葉っぱの形をしたピック。
これはミニトマトに刺すと小さなりんごのように見えて、とっても可愛いんです。
100円ショップでは動物の耳の形をしたピックもあり、うさぎやクマ、パンダなどが作れちゃうというもので、お弁当の仲がたちまち動物園のように賑やかになります。
ピックのメリットは簡単で可愛いというだけでなく、子供もピックを持ってそのまま食べられるので、遠足のときなどでももたつかず、ササッと食べられることではないでしょうか。
種類も豊富ですし、洗って何度も使える。
値段もそんなに高くありませんので、いろいろな種類のものを揃えることができます。
型抜きを使う
娘の幼稚園では、毎日ではありませんが、週に一回お弁当の日があります。
そんな日は前の日の夕食作りの際に、お花型にくり抜いた人参を茹でておきます。
翌朝はお弁当に添えるだけ。パッと華やかになりますし、お野菜も一品増えます。
他にも、型を抜けばバランのような形になるものや、ひらがななどの文字など様々なものを見かけますね。
バランの形のものは、ただのバランではなく、動物やお花のシルエットになっていたりして、子供が喜ぶ工夫がされています。
ハムやチーズを型抜きして、しきりに使うとゴミも出ませんし、子供も喜んで食べてくれますよ。
海苔の形を工夫
寝坊してしまったときなど、忙しくておにぎりさえ握る暇もない時、あると重宝するのが可愛い形に切り抜かれた海苔です。
女の子向けや男の子向けなど様々なキャラクターのものが、スーパーや赤ちゃん用品店などに売られています。
単に敷き詰めただけのご飯でも、ふりかけと、可愛い海苔が乗っていれば、お弁当箱を開けた時子供は喜んでくれます。
また、海苔パンチという海苔を切り抜く道具も市販されています。
余裕がある時はこういったものを使うと、キャラ物を使うよりも安価で済みます。
お顔の形になったものはうずらの卵などに貼り付けるだけでちょっとかわいくなりますし、星やハート、車なんかは子供が大好きなモチーフですよね。
ちょっと大判のものができるものなら、おにぎりに切り抜いた海苔を巻いてキャラおにぎりにすることもできます。
まとめ
幼稚園児のお弁当の、何が大切かというと私はやっぱり「美味しさ」と「栄養」なのではないかと思います。
まして毎日のことならば、尚更この二点は欠かすことのできない要素ですよね。
その上で、心が弾むような可愛らしさがあれば尚更素敵なお弁当です。
栄養を考えれば自然に彩り豊かなおかずになりますし、愛情込めて作れば美味しさは必ずついてきます。
かわいさばかりを求めると、この両者が損なわれてしまうように思うのです。
最近はSNSの流行もあり、いかに写真映えするかを競うようなお弁当も増えてきましたが、それがイコールして子供の喜ぶお弁当というわけではありませんよね。
ご紹介したように、いつも作っているおかずに、ほんのちょっと工夫をするだけで可愛く変身してくれます。
簡単なものでも、子供はちゃんと気づいて喜んでくれますよ。
愛情たっぷりの美味しいお弁当を持たせてあげて下さいね。
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