雨の日にイライラ…3歳児に傘の使い方を教える納得の方法5つ

傘の使い方を教えるには 3歳児

「気がつけばカサをずりずり。先が削れたり、ビニールに穴が空いてしまったりする」

「上手にさせないので、傘を指していても濡れている」

「わざと傘をひっくり返して雨を貯めたり、遊びに使うので雨除けにならない」

 

子供ってどういうわけか傘が大好きですよね。
だけど傘デビューさせてあげると、きちんとささずにクルクル回して水を飛ばしたり、傘の先で地面をグリグリしたり・・・。
特に寒い季節だと、雨に濡れるのはちょっと困りますよね。

 

「傘ではきちんとさせないので、かっぱを勧めても傘が良いと拒否される」

「傘を上手に扱えないと、お友達へ怪我をさせてしまったり、危険なことが多い」

「結局濡れてしまうし、何度も注意をしなくてはならないので雨の日が億劫になってしまう」

 

傘は振り回したり、人に向かって突いたりしてしまうと、他の人を傷つけてしまいかねない危険なものです。ですので、きちんとした使い方と、してはいけないことを教えるのは大切なことです。

今回は、3歳児が傘を振り回してしまうとき、正しい使い方についてどう教えたら、子供にも伝わるのでしょうか。

 

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一緒に傘を選ぶ

傘を買う時には、子供と一緒にお店に行って、好きなものを選ばせてあげましょう。
自分が選んだ大好きな柄の傘、となると、大切にしてくれるはずです。

 

その上で、乱暴に扱うようなことがあれば「傘が壊れちゃうよ。」「傘が、痛い痛いって言ってるよ」と声を掛けるようにします。
きっと、大切な傘だから、壊れると聞くとハッとするに違いありません。

 

絵本などから学ぶ

雨や傘などがテーマの絵本は数多くありますよね。
それらを一緒に読みながら、傘をどのように使うのが良いのかを学ぶと良いですね。

 

  • まっすぐ上に向けてさす。
  • 先を人に向けない。
  • 振り回さない。
  • 前がきちんと見えるようにさす。

といったことを押さえておけば、上手に使えるようになると思います。

 

駄目なことをしたらきちんと話す

教えた上で、わざと遊びに使ったりするのであれば、しっかりと話さねばなりません。
時には子供が泣いて「嫌だ」と言ったとしても、きちんと使えないのであれば、傘は使えないと言うべきです。

 

子供が遊んだり乱暴に扱うことを、「駄目だよ」と言いながらもさせてしまうと、いつまでも改善されないままですから。

 

話す時には、頭ごなしに子供のすることを否定しないようにします。

「傘を逆さまにしたら、お水が溜まるね!すごいこと発見したね!」
「でも、そうしたら◯◯ちゃんが濡れちゃうね。濡れちゃったら風邪を引いて、幼稚園に行けなくなっちゃうね。」
「クルクル回すとお水が飛んで楽しいね!」
「だけど、お友達にかかっちゃうといけないよね?クルクル回すのは、お家の前でだけにしようね。」
「傘って剣みたいで振り回したくなっちゃうよね。だけど、人や車に当ってしまったら大変だよ。みんな痛い痛いになっちゃうから、してはいけないことだよ。約束しないと、傘を使えなくなっちゃうよ。」

というように、子供の発見を認めつつ、してはいけないことだとしっかりと教えるようにしましょう。

 

一方で、場所を限定してならOKなど、妥協できる点は、妥協してあげても良いと思います。

 

かっぱと併用する

いくら頑張っても3歳の子でしたら、傘がグラグラしたり、まっすぐにさせないこともありますよね。
結果として濡れてしまうということになってしまいますので、慣れないうちは、かっぱを着せた上で傘を持たせてあげると良いです。

 

傘が持てるのであれば、かっぱも拒否しないのではないでしょうか。
「カッパ着て傘をさしているの、お兄さんみたいだね!格好いいね!絵本で見たのとおんなじだね!」
と言った風に褒めると、喜んで着てくれる場合もありますので、試してみて下さいね。

 

傘の内側にお楽しみを

どうしても傘をひっくり返したい!となってしまうようなら、傘の内側に何かお楽しみを用意してはいかがでしょうか。
例えば、お気に入りのキャラクターのシールを貼っておいたり、小さなマスコットをぶら下げてみたり。

 

内側が濡れるとシールが取れちゃったり、マスコットが濡れたりするので、子供が傘をひっくり返そうとしたら、それを大袈裟に言ってみましょう。
自然と気をつけるようになってくれると思います。

 

まとめ

うちの子も、入園前に傘デビューをしましたが、年中になった今も、放っておくと園カバンがビショビショになっていたりします。
やはり最初の頃はクルクル回してみたり、わざと下に向けたりしました。

 

すぐに風邪を引く子だったので、逐一口うるさく「ちゃんとさして」と言ったり、テレビや絵本などで傘の使い方を見るうちに、わざとそういうことはしなくなったのですが、わかっていてもまっすぐ持ち続けるということは、四歳の子でも難しいようです。

 

子供って大人とは違って、濡れるということにものすごく無頓着ですよね。
肩とか濡れてるのに全然気がついていないのですから、不思議なものです。

 

キリがないので、そっと傘のてっぺんを摘んでまっすぐの場所にしてあげたり、強い雨の日には娘の傘の上から私の傘をさしてあげたりしています。
そのうちまともに差せるようになるとは思いつつ、まだまだ先は長そうです。

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