「1歳児におもちゃを買ってもすぐ飽きちゃう」
「そろそろ新しいおもちゃを選びたいけれど、何に興味を持つやら…」
「おもちゃが増えるとどんどん部屋が狭くなる…」
こんな悩み、ありませんか?
運動量が増え活発になり、お昼寝の時間も短くなってきている1歳頃、お天気の悪い日は特に外に出られなくて、時間を持て余してしまったりしますよね。
今回は、お家で作れる手作りおもちゃを7つ紹介いたします。
身近にあるもので簡単手作り
シャカシャカマラカス
500mlのペットボトルやジョアなどのケースをきれいに洗い乾かしておきます。
その中にビーズ(なければ豆など)を入れ、ペットボトルは蓋をしめます。
ジョアなどのケースならば、サランラップで蓋をし、セロテープで止めます。
カラービニールテープや、シールなどでケースをデコレーションしても良いでしょう。
透明のケースに色とりどりのビーズを入れることで、音だけでなく目でも楽しめますよ☆
コロコロ新聞紙ボール
新聞紙1枚を丸を意識しながらくしゃくしゃにし、ガムテープで巻き終わりを止めます。
その上から、また一枚ずつ5枚程度重ね、同じくガムテープで止めます。
新聞紙のインクで手が汚れないようにガムテープやカラーガムテープで新聞紙が見えないように包んで出来上がりです。
コロコロ…と転がすだけでも良いですし、段ボールやティッシュボックスなどの空き箱でゴールを作って、箱の中まで転がす遊びも楽しいでしょう。
箱の中にお子さんの好きなもののイラストを描いたり、テープやシールでデコレーションしたりと工夫も出来ます。
段ボールで形合わせパズル
縦30センチ×横40センチくらいの(使いやすい大きさで構いません)段ボール(平面状にしたもの)に、お子さんの好きな形や、イラストをいくつか描き、カッター等で切り抜きます。
切り抜いた形の周りや、切り抜き元の段ボールの周りには、手を傷つけないように、ガムテープやカラーテープ等をぐるっと一周貼ると出来上がりです。
アンパンマンなどのキャラクターの顔を大きく描き、目鼻口を切り抜いて作ったり、大きなお皿やお弁当箱の上に果物やご飯(子どもにわかりやすいおにぎりやホットケーキ、ハンバーグなど)野菜などを描き、各食べ物を切り抜き、ご飯作りごっこのように遊んだり…活用方法は様々です。
また、型抜きした部品を上手く元の段ボールに出し入れしにくい場合は、ストローを2センチくらいの長さに切り分け、片方だけ3箇所程切り込みを入れたものをテープで部品にくっつけると、持ち手になります。
段ボール工作
おうち
子どもが中に入れそうなくらい大きな段ボールが必要です。
段ボールの蓋は対面する段ボールで屋根を作ります。
屋根として不必要な蓋の部分は切り落とします。
窓、ドアは切り込みを入れ、完全に切り離さない状態で作ります。
そうすることで、開け閉め遊びも合わせてできます。
段ボール底部分は、完全にガムテープで止めるか、浮いている部分を切り離すかにしましょう。
中でつまずいたり、怪我をしないようにするためです。
おうちの形が出来たら、絵を描いたり・画用紙や包装紙を貼ったり…と好きなように飾りましょう。
我が家ではカレンダーの裏紙を取っておいて、それを周りに貼りました。
子どもと一緒にクレヨンで絵を描いたり(1歳だと、ぐちゃぐちゃと線を描くのですが)、100均で買ったシールやチラシの切り抜きなどを貼って、おうち作りを楽しみました。
くるま・キッチン
車なら段ボール1個で、キッチンは大きさにもよりますが段ボール2個程度で作ることが出来ます。
車は、段ボール蓋部分を内側に折り込みガムテープでしっかり止めます。
車の前方部分になる箇所に2つ穴を開け、スズランテープ等の引っ張っても切れにくい紐を通し、大人が引っ張れる長さで切ります。
画用紙でタイヤを作って貼ったり、窓ガラスを作って貼ったり…とすれば完成です。
ひっくり返らないように注意して、お家の中でドライブごっこです。
キッチンは、段ボール2個を側面同士でくっつけ、段ボール蓋部分は、引き出しや戸棚にします。
少し小さめの空き箱の蓋部分を切り離して上の部分にくっつけるとシンク、蓋部分を前面に向けてくっつけるとレンジ…など、工夫は様々です。
少し手の込んだもの
今はフェルトやスナップボタン、マジックテープなど、手芸用品も100均で手に入ります。
また、フェルトだと端処理をしなくても良いので、使い勝手が大変良いです。
遊べる本
果物や車、動物、魚、キャラクターなど様々な形をフェルトで作ります。
大きさは子どもが持ちやすい10センチ以内が良いでしょう。
目や鼻などの細かな部分を縫うのが大変という方は、接着タイプのフェルトなどもあるので、活用してみてください。
また、ペラペラして頼りない感じでしたら、フェルトを二枚使い縫いつけ、二重にすると良いでしょう。
次に本のページを作ります。
文庫本より少し大きめのフェルト(形は正方形・長方形、その他お好きな形で)を複数枚用意します。
ページは、作った形分、色は様々な色を使いカラフルでも可愛いですね。
端から1センチくらいのところにパンチ等で穴を開けます。
マジックテープ、スナップボタン、太めで痛くない紐など、好きな留め具を1ページに1つずつ縫い付けます。
マジックテープ・スナップボタンは、片方は本のページ側、もう片方は作った形に縫い付けます。
太めの紐を付ける場合は、ドーナツのように真ん中が空いた形を作ると良いでしょう。
それぞれ作り終わりましたら、ページを2枚1組で周りをぐるっと縫い付けます。
留め具が中に入らないように気をつけながら作業してください。
そして、100均で売っているリングや、リボン・紐等を先ほどパンチで穴を開けた穴に通すと出来上がりです。
はがしたりくっつけたり、紐に通したり…という遊びが出来ます。
また、作った形の何個かに綿を詰めると、ふわふわする触感の違いも楽しめますし、さらに中に小さな鈴を入れるとリンリンなる音も楽しめます。
お着替え遊び
同じくフェルトを使ったもので、土台となるフェルトの上に、女の子・男の子・動物など、立っている姿(洋服は着ていない状態)で作ったフェルトを縫い付けます。
その際、頭・体・手・おしり・脚・足などに、マジックテープやスナップボタンも合わせて縫い付けておきます。
次に上記で縫い付けたお人形の体に合うような大きさで服・帽子・手袋・バッグ・靴下・靴などをフェルトで作り、マジックテープやスナップボタンを縫い付けます。
髪型を作るのも面白いですよ。
余力がありましたら、フェルトでお片付けポケットも作ると良いでしょう。
応用で、ご飯バージョンや、歯磨きバージョン、数字バージョンなどアイデア次第で作れるものは無限です。
今後のしつけにも遊びながら使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
簡単に作れるものから、製作期間が数日のものまでをご紹介しました。
私はよく子どもが寝た後にちくちく…と縫っていました。
集中出来るので、気分転換にも良いのですよ☆
また、工作関係は子どもが起きている時に、安全面に十分に注意しながら一緒に作っていました。
ぐちゃぐちゃと色々な物を触りたがりますが、そこで「ダメ?!」とせず、触りたいものがあるのなら作業は一時中断し、子どもと一緒にそのぐちゃぐちゃ遊びをしていました。
作ってあげたい!という気持ちはとても大事ですが、子どもに「触っちゃだめ!」、「今、あなたの遊べるものを作っているのよ!」と子どもそっちのけで作業に没頭することがないように、一緒に楽しんでほしいなと思います。
そして、大事なのは親子のコミュニケーションです。
まだ言葉を上手く話せなくても、お母さん(お父さん)がその遊びに応じて、「りんご」「おなか」「おにぎり」…などと声に出しながらすることで、子どもはお母さん(お父さん)の真似をするようになるものです。
子どもが言葉を覚えるのは親の会話からです。
ぜひ意識して一緒に遊んでみましょう。
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