「1歳児が食欲旺盛でたくさん食べたがるが、どのくらい
ごはんを増やしていいかわからない。」
「食事後にもっと食べたいと泣いてしまう」
「食事量を増やしているのに、まだ食べたがって食後に泣き出す。」
こんな悩みありませんか?
食事をたくさん食べてくれるのはとてもうれしいことですが、食事の目安量よりもたくさん食べたがるのは心配ですよね。食べたがるからといってたくさん与えてしまうと、
「体重の増え方が急激に増えてしまった」
「食事後に吐いてしまった。」
「食事の時間が長引きすぎて、生活リズムが崩れてしまった」
と、いうことが起こってしまうかもしれません。
今回は、食べることが大好きで食事後にもっと食べたいと泣いてしまうような食欲旺盛な1歳児の対策について考えてみました。
お味噌汁などの汁物のメニューを増やす
食事のメニューにお味噌汁や野菜スープなど、汁物を取り入れている家庭は多いと思います。
汁物をたくさん食べるとおなかも膨れ、満腹感を得やすいですよね。また、味がついているので、お水やお茶よりもたくさん飲んでくれると思います。
なので、汁物のメニューをいつもより少し多めに子供に出してみてください。ただし、塩分を摂りすぎると内臓に負担がかかる場合もあるので、味付けは薄味にしてあげてくださいね。
そして、汁物にすると野菜をたくさん食べることもできるので、栄養もたくさん摂ることができるのでいいですね。
また、うどんなど麺類のスープは、片栗粉などでとろみをつけるとボリューム感のあるメニューになります。炭水化物の量を増やすよりもヘルシーに満足感を得られやすくなりますよ。
食事の最後にはデザートを出す
果物やヨーグルトなど少量でもいいので、食事後にデザートとして出してみましょう。
そうすると、デザートを食べると食事は終わりなんだという認識が徐々にできて、そのうちすんなりごちそうさまができるようになると思います。
ただし、果物には糖分が多く含まれているものもあるので、1日の目安の摂取量を守るようにしてあげてくださいね。
また、果物はむくのが少し面倒だという人もいると思いますが、その場合はベビーフードを使うと便利です。
優しい甘さで、フルーツの栄養を手軽に摂ることができる小さい子向けのゼリーなどが販売されているので試してみてくださいね。
間食を増やす
お腹がすいている状態でご飯を食べると、早食いになってしまい、たくさん食べたがる原因になります。なので、おやつを少し多めに与えてみましょう。
市販のお菓子よりはバナナやおにぎりなど食べ応えのあるものがいいと思います。ほかにも、ふかしたさつまいもやとうもろこし、果物、ヨーグルト、サンドイッチなどがおすすめです。
この時期のおやつは、「捕食」とも呼ばれており、「鉄・ビタミン・カルシウム」など3回の食事では不足しがちな栄養を補えるものが理想です。一緒に牛乳やフォローアップミルクを与えるのもいいですね。
1歳に与えるおやつは100キロカロリーが目安といわれています。
少し増やす場合は、その後の食事が食べられなくなることがないように気を付けながら、腹持ちもよく、満腹感を得られやすい間食を用意してみましょう。
噛み応えのある食材のメニューを加える
食事のメニューがやわらかいものばかりだと、噛まなくても飲み込みやすいので早食いになってしまいがちです。そうすると、満腹感は得られにくいです。
なので、固めにゆでた野菜や、少し大きめに切ったお肉など、少し噛み応えのある食材をメニューに加えてみるといいと思います。
そういったメニューがあると、自然と噛む回数も増え、早食いの防止につながり、満腹感を得られやすくなると思います。
小さいころからゆっくり噛んで食べる習慣を身に着けさせたいですよね。
完食したことをほめる
食事後に、子供がごはんを完食したことをたくさんほめてあげましょう。そうすると、ほめられたことが嬉しくて、もっと食べたいという気持ちがまぎれると思います。
そして、「食器が空になったらごちそうさましようね」と毎回言い聞かせてみてください。徐々に食べ終わったらごちそうさまをする、ということを子供も理解してくると思います。
そして、ごちそうさまができたら、またたくさんほめてあげましょう。
「いただきます」、「ごちそうさま」のあいさつは食事の時間にメリハリをつけるのに重要ですよね。
また、ごちそうさまをした後にすぐ食器の片づけをするのでなく、子供のお口をきれいにしながら少し話しかけてあげたりなど、ママとの時間を作ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
ご飯を食べてくれないと心配するよりは、食べてくれたほうが嬉しいですし、欲しがったら足りていないと心配なので、たくさんあげてしまいたくなりますよね。
しかし、1歳ではまだ食欲をコントロールすることは難しいといわれています。
なので、目安量を参考にしながら食べる量を調節してあげてくださいね。
あまり神経質にならずに、様々な工夫をしながら食事の時間を楽しく過ごしていってくださいね。
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